ブログランキングを始めました!クリックしてもらえると嬉しいです。

人気ブログランキングへ         
 


 
26日、アメリカ通商代表部(USTR)が「世界貿易機関(WTO)」の事務局長選挙でナイジェリアの元財務相、オコンジョイウェアラ氏の支持を表明しました。候補者は他に韓国の産業通商資源省の兪明希氏しかいませんでした。兪明希氏は5日に選挙戦からの撤退(事実上の敗北宣言)をしたので、これで時期事務総長はオコンジョイウェアラ氏に決定しました。日本はオコンジョイウェアラ氏の支持を表明していたので、とりあえずは良かった! やれやれ、という結果になりました。

 WTOは国際間での貿易交渉に伴う紛争解決などをやるための組織ですが、事実上のグローバリストの牙城なので中立・公平な組織とはとても言えません。トランプ政権は反グローバリズムですからWTOの拠出金負担も拒否していました。資金不足でWTOは事実上の休眠状態。組織のトップである事務局長もなんと5か月以上も(!)不在でした。アメリカが政権交代し、バイデン政権がオコンジョイウェアラ氏の支持を表明したので事務局長の不在状態は解消しましたが、しかしこれで万事がうまく行く訳ではありません。国際機関に対する中国の激しい工作活動はここでも行われていて、新事務局長は中国に近い人物だそうです。本質を外すことしか言わない日本のテレビや新聞は「WTO初の女性の事務局長誕生!」と、まるでめでたい事のように報じていますが、男性か女性か、はどうでもいい事、その人物がどういう背景を持っているか、WTOが日本の国益にかなう組織かどうか、だけを報じれば良いのです。しかし、そのような正しい報道はまったく行われていません。

 20197月、日本が半導体関連の3品目の韓国向け輸出管理を厳正化したことを韓国が逆恨みして、20206月、WTOに提訴しました。その理由が「日本政府の措置は国際的な貿易ルールに違反している」というのだから笑えます。そもそも韓国が半導体を作るのに必要な純度の高いフッ化水素を第三国に横流ししているのではないか、という疑惑からこの問題は始まったのです。文在寅政権になってから韓国のフッ化水素の輸入量が急に増えて、その理由を日本が問いただしても韓国が誠実に答えなかったので、経産省が輸出管理を厳格化しただけです。自分たちが問題を作り出しておいて、日本が普通に対処しただけで「日本政府の措置は国際的な貿易ルールに違反している」なんて、よくも白々しい嘘が言えるなあ、と、いつものことながら感心します。

 もし今回、韓国の産業通商資源省の兪明希氏が事務局長に選ばれていたら、言いがかりをつけて日本を貶めるようなことを国際社会に向かって発信したことでしょう。そういう意味ではやれやれ、ですが、これで安心はできません。そもそもこの問題は貿易問題ではなく、韓国がウラン濃縮に転用できる戦略物資を北朝鮮に渡していたのではないか、という疑惑から始まっているのです。このことの解明を進めなければなりません。もし北朝鮮に韓国が戦略物資を流していたのなら、国連の制裁違反です。このことを日本はもっと発信して行かなければなりません。

 文在寅政権になってから怪しい、不透明な動きが多すぎます。今回のことも、これが貿易問題ではなく安全保障上の問題だということを日本は訴えて行かなければなりません。

 


   ブログランキングを始めました!クリックしてもらえると嬉しいです。

人気ブログランキングへ