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 オリンピックの閉会式が終わった88日の夜。時短営業をしていなかったカラオケ店「パセラ」でテレビ朝日の五輪取材チームが飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎをやり、翌9日の朝4時に、そのうちの一人の女性社員が自分一人だけ先に帰ろうとしたそうです。彼女はなぜかエレベーターを使わずに非常階段で一階まで下りたのですが、外に出られなかったそうです(店側は鍵はかかっていなかった、と主張しています)。そこで二階の踊り場から無理に外に出ようとして、4メートル下の地上に転落して骨折して重傷を負ったそうです。このテレビ朝日「朝まで生飲み会事件」にはいくつもの謎があります。しかし、これらの謎はどうも解かれないままに終わりそうです。

 なぜ彼女は同僚たちのところに戻って、相談しようとしなかったのでしょうか。いくら酔っていたとはいえ、4メートルの踊り場から地上に飛び降りるというのは、常識を超えた行動です。同僚のところに戻れない何か事情でもあったのでしょうか?

 で、その同僚たちはどうしていたか、というと泥酔していて彼女がいなくなったことにも気づかなかったようです。地面に落ちている彼女を通行人が発見して110番通報し、警察がやって来ました。警察は当初、彼女が誰かに突き落とされたのではないか、と疑ったようです。そこで一応、同僚たち全員を警察に連れて行って事情聴取をしました。しかし結局、事件性はないということで彼らは8時半頃に警察から帰されたそうです。要するに単なるバカな若者が仕出かした騒ぎに過ぎない、という判断に落ち着いたんですね。

 それにしても毎日、視聴者に向かってやれ「自粛しろ」「酒を飲むな」「大人数で会食するな」と上から目線で説教をしているテレビ局の社員がこの体たらくです。ルールを守って飲酒を控えている大多数の国民を尻目に朝までどんちゃん騒ぎをする非常識人間ばかり。私たちはこんなテレビ局が垂れ流す情報を信じていいのでしょうか? 

 テレビ局では毎日、視聴率ランキングというものが社内で発表されるそうです。NHKを除く民放各局は視聴率で自社が何番目か、ということを常に気にしています。ここのところ、日本テレビが「視聴率三冠王」に輝くことが多かったようです。「視聴率三冠王」というのは全日(午前6時から午後12時まで)、プライムタイム(夜7時から11時まで)、ゴールデンタイム(夜7時から10時まで)の三つ全部で視聴率がトップだということです。ところが88日はテレビ朝日が「視聴率三冠王」に輝いたことが分かったそうです。その喜びもあって、ついつい羽目を外してしまったのでしょうか?

 なぜテレビ局が視聴率を気にするか、というとスポンサーの付き方やCMの値段が視聴率で決まるからです。視聴率の高い番組には良いスポンサーが付きます。つまりテレビ番組というのはスポンサーの意向を無視できない、というかスポンサーのために番組を作らざるを得ない訳です。

 テレビ局は視聴者のために、あるいは日本人のために番組を作っているのではないということを私たちは意識しながらテレビを見るべきだと思います。