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 自民党の総裁選挙に高市早苗氏が立候補したことで、これまで政治に無関心だった若者が急に政治や政策に関心を持つようになったのだから凄いです。自民党にこんな女性議員がいたのか!今まで知らなかった! というのが多くの人にとっての驚きだったのでしょう。高市さんが以前から靖国神社に参拝していたことも、ほとんどの国民が知りませんでした。左派メディアがそんな事をわざわざ報道するはずがありませんから。これまであまり表舞台に登場しなかった(とはいえ、総務大臣など閣僚も経験なさっていますが)だけに、新鮮な驚きがあったのだと思います。何しろ女性の政治家といえば、福島OOとか大阪のOOだとか(誰だか分かりますよね)口を開けば日本と日本人を貶めようとする悪意見え見えの人ばかりがテレビに露出していたのですから。

 高市さんを応援する声があっという間にネットに溢れ、その動きは今、自民党の党員になろうという一つのムーブメントを起こしています。普段、党員に申し込みをしてくる人数の何と! 100倍ぐらいの人が高市事務所を通じて自民党員になろうとしているそうです。この分では、今は申し込んでも事務手続きが滞って時間がかかるでしょうね。もっとも、党員になって2年間は総裁選挙での投票はできないそうです。まあ、次の総裁選挙に間に合うように申し込めば良いのではないでしょうか。

 それはそれとして、この「党員・党友」とはどういう人がなっているのだろう・・と思って調べてみると、いろいろな事が分かりました。今回の総裁選挙では河野太郎候補が第一回目の投票でおそらく過半数を取るだろう、と予測されていました。河野氏本人も自信を持っていたようですが、それは「党員・党友票」が圧倒的に河野氏に流れることが確実視されていたからでした。しかし、蓋を開けてみると意外に「党員・党友票」が伸びなかった上に、議員票はなんと高市氏よりも少なかったのです。これで河野氏の当選はほぼ無くなりました。なぜなら河野氏は議員票では岸田氏に勝てないことが最初から分かっていたからです。

 さて河野氏は議員票では岸田氏にも高市氏にも勝てないのに、なぜ「党員・党友票」は圧倒的に多いのでしょうか? それは河野氏がテレビや新聞に出たり、Twitterなどもうまく活用していて、知名度があるからです。では、河野氏の政策や思想を「党員・党友」が理解した上で投票しているのか、というと、実はそうではありません。知名度はあっても、政策の中身についてはあまり知らないのです。テレビによく出るから、名前を知っているから、という程度の「党員・党友」がたくさんいるようです。例えば会社の社長が何かのお付き合いで河野氏を応援していて、社員の分の党費も社長が支払っている、というケースもあるそうです。党員になるには年会費4千円を支払えばいいそうです。それ以外に審査はないので、外国人がある意図を持って組織的に党員になることも可能だそうです。考えてみると、これは却って危険ではないでしょうか?

 河野氏の弟が社長をやっている「日本端子株式会社」が中国に支社を持っていることは、総裁選挙の最中に明るみになりました。しかし、この事を報じたメディアは産経新聞と週刊誌ぐらいで、テレビは報じませんでした。だからこの事を知らずに河野氏に投票した党員は多かったことでしょう。この案件は結構、深刻です。

河野氏がかつて外務大臣だった時代に「日本端子株式会社」が中国で事業を拡大していたことも、徐々に判明しつつあります。もし今回の総裁選挙で河野氏が勝ち、日本の首相になっていたらどうなっていたのでしょうか? 自民党はぎりぎりのところで踏みとどまることができたし、河野氏にとっても今回負けて、却って良かったのだと思います。政治生命が首の皮一枚でつながったというところでしょうか。

 自民党は総裁選挙で議員票と「党員・党友票」を同数になるように調整していますが、これは改善するべきだと思います。党のトップを選ぶのに、政策も知らない党員=素人を同じ数だけ入れる必要はありません。一見、民主的に見えるやり方かも知れませんが、却って危険です。もし党員に投票させるなら、候補者の演説会を全国で開き、党員がそれを見たうえで投票する仕組みにしたら良いでしょう。しかし、それには膨大な時間と費用がかかるでしょう。

 よく「民意を反映していない」とか言って政治を批判する人がいます。しかし、日々忙しい一般の国民は個々の政治家や政策をじっくり勉強する時間などありません。だからテレビや新聞の露出が多い人が良い、人気者だと短絡的に考えがちです。日本は国のトップを国民が選ぶのではなく、議員を自分たちの代表者として選挙で国会に送り出す「間接選挙制」を取っています。私は直接選挙制よりも間接選挙制の方が危険は少ないと思います。

 人気という、ふわふわした得体の知れないものではなく、きちんと政策を知った上で投票はなされるべきです。総裁選挙は国民の負託を受けた議員が、国民の代表として投票して決めればいいと思います。