ブログランキングを始めました!クリックしてもらえると嬉しいです。


人気ブログランキングへ   



  昨年、大晦日のNHK「紅白歌合戦」の視聴率は1969年以来、最低を更新したそうです。今年の紅白をもしやるという決断をNHkがしたら、視聴率は30%台を初めて切り、レッドゾーンに突入することでしょう。「紅白歌合戦」を担当する部署の連中は自分で自分の首を絞めていることになぜ気づかないのでしょうか? 長年「紅白歌合戦」を支えてきた演歌歌手こそが日本の国民的歌手だったのです。その功労者といえる歌手たちを切り捨てて、つい最近、出てきた若い歌手を前面に出して視聴率が取れるとでも思っているのでしょうか? そもそも歌唱力もなく、ただ若くてちゃらちゃらしているだけのアイドル的なタレントを持ち上げている段階でもうNHKは歌番組自体を止めた方がいいと思います。歌は魂で歌うものです。

 テレビがデジタル化され、いつでもスクランブル(見た分だけ課金される)にできるのにNHKが頑なに拒んでいるせいで、電波で商売をしている業界自体が危機を迎えることになりました。去年12月、量販店「ドン・キホーテ」が「ドンキテレビ」というものを発売したのですが、これが爆売れしているそうです。「ドンキテレビ」の正式名は「チューナーレスAndroid搭載テレビ」。なんとチューナーを外したテレビ! よくぞやったぞドン・キホーテ! ということで売れているそうです。何しろ安い! 24型がたった19,800円、42型でも29,800円です。13万円以下という値段も魅力ですがパソコン、スマホ、ゲーム機に接続できてNetflix, Preime Video, YouTubeが何でも見られるし、何よりもNHKの受信料を払わなくても良いのです。何しろ「受信機を内蔵していないテレビ」なのですから。NHKなんか見ていないのにテレビが家に置いてあるというだけで受信料をこれまで徴収されていた若い世代が飛びつくのも当たり前でしょう。

 「受信機を内蔵しないテレビ」の登場で困るのは民放テレビ局でしょう。民放はNHKと違って受信料で賄われている訳ではありません。スポンサーが付かなければ困る訳です。若者が地上波テレビ番組を見なくなれば、スポンサーはもちろん離れて行きます。今でも番組の予算が激減して質が落ちているのに、ますます質が落ちて、くだらない番組が増えることになります。テレビ文化自体が消滅する日も遠くないことでしょう。まあ、私はその方がむしろ喜ばしいのですが。

 時代が変化していることに危機感を抱かず、良質な番組を作る努力をしてこなかった民放放送局の責任ももちろんあります。安い韓国ドラマを買ってきて枠を埋めることに疑問を抱かず、くだらない通販番組を繰り返し流して恥じないテレビマンたちの堕落も責められるべきでしょう。しかし、一番、悪いのはNHKの傲慢さ、エゴイスティックで独善的な態度です。彼らは視聴者に飽きられていることが分かっているのかいないのか。もし分かっていないのなら究極のバカだし、分かっていていてやっているのなら、ほとんど犯罪でしょう。これで「公共放送」とか、一体どの口が言っているんだろうと厚顔無恥さに呆れます。

 今年はテレビ消滅の第一歩を踏み出した年になるでしょう。それにしても「ドンキテレビ」とは、「ドン・キホーテ」は商売上手だね。たぶん、中国製テレビだろうけど。