ブログランキングを始めました!クリックしてもらえると嬉しいです。
中国が世界20か国にも及ぶ国々に、巨大な気球を飛ばして怪しい活動を以前からずっと続けていた、ということが明らかになって世界中、大騒ぎになっているというのに、平和ボケした日本の国会議員は今日も中国とも安全保障ともなんら無関係な「LBGT理解増進法案」とやらについて議論を重ねているというのですから、もう呆れ果てます。しかしこんな国会議員を選んでしまったのがわが国の有権者ですからね。有権者も幸せなバカが多いという事になります、残念ながら。
日曜日の朝を暗くするようになって久しいTBSの「サンデーモーニング」という番組があります。この番組のコメンテーターはほぼ全員、似たり寄ったりの意見の持ち主で、それもそのはず彼らは司会の関口宏の会社「三桂」に所属するタレントだからです。放送法4条「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」という規定に違反しても何らお咎めもなく、独善的な意見を日曜日ごとに公共の電波に乗せて垂れ流しています。
2月12日(日)には「LBGT理解増進法案に反対する自民党の保守派はケシカラン」という主張を、さも正論であるかのように女性のコメンテーターが言っていたようですが、この法案が万が一、法律化した暁には性被害に遭うのは男性ではなく女性なのだという事がなぜ、この人たちには分からないのでしょうか。
「同姓婚を認めていないのはG7で日本だけ」と、さも日本が遅れているかのように言っていましたが、G7というのは日本以外はすべて欧米のキリスト教国であり、価値観が違うのは当たり前です。彼女たちの価値観ではG7は素晴らしい国らしいのですが、その日本以外の国々(イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、カナダ、イタリア、)で今、何が起きているか彼女たちは知っているのでしょうか。
去年6月30日、ドイツ家族省大臣リサ・パウスと法務大臣マルコ・ブシュマンが「新自己決定法」という法律の要点を発表しました。おそらく「自己決定法」という法律が既にあって、それをさらに改定した法律を作ろうとしているのだと思います。これが驚くべき内容です。年に一度、誰もが自分の意思で自分の性別の登録と名前の変更ができるようになるというのです。去年、男性だった人が今年は気分が変わったから、とかいう理由で女性に登録できるのでしょうか。そして、肉体は男なのに「私は今年は女の気分だから~」とかいう理由で女性用風呂に入ったり女子用トイレに入ったりできるのでしょうか。
欧米を襲っている「自分は何者であるかを問う権利」という思想運動は留まるところを知りません。もはや狂気の沙汰といっていいでしょう。こんな恐ろしい運動を日本に入れてはいけません。そもそも、同姓同士が結婚したって子供は生まれません。子供を増やせ、と言いながら一方で日本の少子化をさらに促進しようとするのは矛盾以外の何物でもありません。彼らの目的がどこにあるか、はもう明白ではありませんか。
日本国憲法は同姓婚を認めていません(24条)。「サンデーモーニング」に出ているコメンテーターの誰もがそのことを知っているはずです。だから所詮、法律化は無理なのです。日本国憲法が大好きなはずの左翼は、知っていながらこの点にまったく触れないのです。もはや左翼の井戸端会議のような支離滅裂の番組になってしまった「サンデーモーニング」に電波を使わせるのはいい加減に止めにしませんか。
毎週、土曜日にウェブマガジンを配信しています。ここで書くのとは違うテーマで書きます。メルマガは密閉空間なので本音トークができると思います。よろしかったらのぞいて見て下さい!
「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」