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 今の日本は、ロシア、北朝鮮、中国といった核保有国に取り囲まれていて、しかもこれらの国は民主主義国家ではありません。いずれも独裁者の支配下にある国であり、これらの国と対峙して、侮りを受けず戦争を避けるためにと考えれば、日本も核武装をしなければならないという結論に至るのは当たり前のことだと思います。核兵器は使うためではなく、抑止力として現実派の多くの国が、特に小国が持つというのが世界の潮流です。にもかかわらずG7サミットの議長国である日本の首相が「核なき世界の実現を」とか言っていれば世界の失笑を招くし、中国を喜ばすだけでしょう。

 G7のメンバーであるアメリカ、イギリス、フランスは核保有国です。彼らが核を手放すことなどあり得ません。アメリカは未だに原爆を日本に二発も落として無辜の民を虐殺したことを謝罪していません。ならば日本がアメリカに核武装の覚悟を示したとして、それをアメリカが拒む資格はないでしょう。日本を人体実験の場に選んだのはアメリカなのですから。

 G8のメンバーからロシアを追い出し、ゼレンスキー大統領を呼んでロシアを一方的に悪者にして、日本に何の得があるのでしょうか。ロシアを孤立させて中国側に追いやるだけではないかと思うのですが。サミットで今回、岸田首相がバイデンとゼレンスキーに停戦の提案を持ちかけることができたら存在感を出せたかも知れませんが、まあ、バイデンの操り人形のような岸田さんには無理な注文でしたね。

 「鉄の女」のニックネームで知られたイギリスのサッチャー首相はいくつもの名言を残しています。その中に「我々は核兵器のない世界ではなく、核兵器はあっても戦争のない世界を目指すべきです」というのがあります。核を保有する国が増えたことによって、大国同士が戦争を起こせなくなっているという側面があることも事実です。北朝鮮が国民を飢えさせても核開発を手放さなかったことは、結果として北朝鮮の発言力を格段に上げました。

 「核廃絶」といえば地元、広島では支援者の受けが良いのかも知れません。しかし日本の安全保障を真剣に考えていれば、そんな安っぽい言葉は口にできないはずです。

 
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 「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」

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