拙ブログではすでに取り上げているテーマですが、岸田政権の側近である木原誠二氏の妻の元夫である安田種雄さんの不審死事件(2006年4月10日に発生)は先月、新たな展開を見せました。10月18日、安田さんの遺族が被告訴人(被疑者)不詳のままで警視庁大塚署に刑事告訴したからです。大塚署は10月25日、告訴状を受理しました。それから一か月以上が経ちましたが相変わらず、この事件を大手メディアは一切、報じようとしません。そんな状態に危機感と義憤を覚えた一人の人が10月末に『週刊現代』に、ある文章を緊急寄稿しました。タイトルは「木原誠二君、遺族の慟哭を聞きなさい」。 この文章を書いたのは西脇亮輔さんという人です。西脇氏は東大法学部在学中に司法試験に合格し、1995年にテレビ朝日へ入社しました。最初はアナウンサーとして「やじうまプラス」などの番組を担当していたそうなので、顔を知っている方もいるかも知れません。2007年にテレ朝の法務部へ異動し、法務部長になりましたが、木原事件と出会ってテレ朝を辞める決意をされます。今はもう退職なさったそうです。 『週刊現代』に西脇氏が寄稿した文のタイトルに「木原誠二君」とあることで分かる通り、西脇氏は木原氏の東大時代の同級生なのです。おなじフランス語を履修していたそうです。大学卒業後、おそらく会うこともなかったであろう木原氏の名前を西脇氏は『週刊文春』の報道で見つけます。弁護士でもある西脇氏はこの事件の経緯を調べて「これはおかしい・・・」と思ったそうです。 その後のご自分の心境を西脇氏は『週刊現代』に書いています。この事件を調べていくうちに西脇氏は「死体検案書」に注目するようになります。「死体検案書」というのは検案(調査)をした医者が書くものだそうです。安田種雄さんの「死体検案書」が書かれたのは4月11日で、「自殺」ではなく「不詳の死」に〇がついていたそうです。医者は死因を特定できなかったのです。ところが大塚署の刑事が安田種雄さんのお父さんに「息子さんの死に事件性はありません」と告げたのは4月10日です。死体検案書がまだ書かれていないのになぜ刑事は「事件性はありません」と断言できたのでしょうか。 西脇氏はおそらくこれから木原事件に本格的に取り組んでいくのではないでしょうか。西脇氏がこの事件と出会ったのは、何か運命的なものを感じます。西脇氏の参戦によって安田さんの死の真相が少しでも明らかになることを期待します。 さて西脇氏には今年6月に上梓された『弧闘』という著書があります(幻冬舎)。2019年7月、西脇氏は「SNSでプライバシーを侵害された」として国際政治学者の三浦瑠麗氏を提訴しました。『弧闘』は約3年8ヵ月に及ぶ裁判の過程を記したものです。私はまだ読んでいませんが、ぜひ読んでみたいと思っています。  それにしても、テレ朝は西脇さんを辞職させないで、テレ朝として木原事件を報道すればよかったのに、惜しいチャンスを逃したものです。大手テレビ局として最初に木原事件を大々的に報じるという名誉に浴することができたのに。  毎週、土曜日にウェブマガジンを発信しています。ここで書くのとは違うテーマで書きます。メルマガは密閉空間なので本音トークができると思います。よろしかったらのぞいて見て下さい!  「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」 https://foomii.com/00270