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  28日、アメリカのFOX TVの元キャスターで、今はフリージャーナリストのタッカー・カールソン氏がロシアのプーチン大統領に渡りをつけ、見事にインタビューに成功しました。彼は勇敢にもプーチン大統領と一対一のインタビューを、それを2時間も(!)行ったのです。日本の大手メディアはほとんど無視しましたがネット上では何人かの有志の努力のお蔭で日本語の字幕付きで見ることができました。私が拝読している政治ブログ「無敵の太陽」さんのブログ主も歴史的なインタビューを見ていたようで、さっそく記事になさっていました。「無敵の太陽」さんによるとタッカー・カールソン氏は以前にもプーチン大統領にインタヴューを試みましたが、NSA(国家安全保障局)の妨害を憂慮して、不本意ながらもインタビューを諦めたことがあるそうです。またもしFOX TVを解雇されていなかったら、おそらく雇用主に反対されて実現しなかったでしょう。彼にとっては不幸だった解雇が皮肉なことにこのインタビューを実現させました。私たちはウクライナ紛争の当事者であるプーチン大統領の口から真相をじかに聞く機会に恵まれました。ぜひ、このインタビューを先入観なしに多くの人に見ていただきたいと思います。

 これも「無敵の太陽」さんに書いてありましたが大統領報道官のドミトリー・ペスコフによると、プーチン氏は常に本を読んでいて、その大半はロシアの歴史に関する書物、特にロシア史の偉人が記した回顧録を読むそうです。インタビューの冒頭でプーチン氏がロシアの古い歴史の話しを始めたのにはタッカーも面食らったようです。彼は「これは議論の妨害かと思った」と話しています。しかしおそらくプーチンは、ウクライナ紛争の背景にはロシアとウクライナの歴史があることを説明したかったのだと思います。もちろん、ソ連時代の歴史ではなく帝政時代の歴史がプーチンのお好みの歴史であり、自分の価値観はそこにあることをタッカーに暗に示そうとしたのではないか、と思います。自国の歴史を大切にするプーチンの価値観がよく分かります。

 さて、アメリカに帰国後のタッカーはどんな日々を送っているのでしょうか。幸い、彼がXTwiter)で発信できているのでそれほど迫害されているわけではない、と分かります。しかし残念なことにアメリカの主流メディアは彼に「陰謀論者」というレッテルを貼っているようです。アメリカのメディアはウォール街の金融資本家や軍産複合体の代弁者ですから、ウクライナ紛争が長引けば長引くほど儲かります。戦争を止めてもらっては困るのはアメリカの側であり、そのためにプーチンを悪魔のように悪く言わなければならないのです。

 しかし私たち日本人はロシア側でもウクライナ側でもないのですから、インタビューを虚心坦懐に見て、自分の頭でものを考えることができるはずです。日本がウクライナ支援に加担することは結果的に紛争を長引かせることにつながります。日本の責任は大きいのです。紛争を早期に止めることがウクライナ人の利益につながり、ロシア人の利益にもつながるのではないでしょうか。

 

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なので本音トークができると思います。よろしかったらのぞいて見て下さい!

 「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」

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