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 819日に行われた「報道テロ」の詳細がようやく分かってきました。NHKの関連団体「NHKグローバルメディアサービス」(前回のブログでは「株式会社 日本国際放送」と書いてしまいましたが間違いでした)が雇用していた胡越という49歳の男がNHKラジオ国際放送でニュース原稿を読んでいる途中で、中国語で「釣魚島と付属の島は古来から中国の領土です」と言った、というところまでは前回、お伝えしました。

 午前9時半頃、胡越は出勤し、割り振られたニュースの翻訳作業を始めたそうです。そして11時半頃、「靖国神社の石の柱に落書き」というニュース原稿の中の、「(石の柱には)トイレを意味する中国語に似た字のほかアルファベットなどが書かれていた」という部分について、「実際には何が書かれていたのか」と外部ディレクターに訊いたそうです。NHKのニュースサイトに掲載されている動画を確認してもアルファベットが見当たらなかったそうです。すると胡越は「NHKの原稿はあいまいで、あいまいなものをそのまま翻訳して中国語で放送したら、個人に危険が及ぶ。NHKはその責任をどう考えるのか」などと声を荒らげて怒鳴ったそうです。
 どうやら胡越は急に怒り出したようで、この行動は明らかに異常です。
胡越の「個人に危険が及ぶ」という言葉は、中国共産党の怒りを買うと、自分や自分の家族の身に危険が及ぶかも知れない、という意味だと思います。この時点で彼を代えるべきでした。しかし現場のスタッフには彼の言葉の意味が理解できず、次に彼がどんな行動に出るか、を予測できなかったのでしょう。結局、他の人間に急遽、代えることもできず、「報道テロ」を許してしまうという、ガバナンスの甘さを露呈することになりました。

これまでにもこれに似たような問題はあったと思うのですが、なぜ中国人を雇うのでしょうか。中国語のできる日本人はいくらでもいるのに、なぜ中国人を雇うのか、という問題が追及されていないのはおかしいです。日本と安全保障の問題を抱えている国の人間を放送局が雇うなんて、危機意識がなさすぎます。そもそもNHK自体が、在日韓国人を20人近く雇っている、という噂があります。こんな放送局がなぜ日本の公共放送局を名乗れるのか、不思議です。

監督官庁のトップである松本総務大臣は今回の事案を軽く見過ぎています。NHKの電波を一時、停止するぐらいの行政処分をするべきです。なぜNHKを甘やかすのか、松本氏の背景に何かあるのではないか、も調査した方が良いと思います。

 



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