新エネルギー計画の太陽光発電 再生可能エネルギーとは?

今回は新エネルギー計画から、太陽光発電と再生可能エネルギーについて紹介します。
私達の暮らしや経済は、石油や石炭、天然ガスなど化石燃料にその多くを頼っています。
世界のエネルギー需要は急速に増えており、現在94%を海外からの輸入に頼っている日本にとっては、今後とも厳しい状況が続きます。
エネルギー自給率=6%である日本ですが、そんなわたしたちにも、太陽や風、水、森林をはじめとする自然のなかにある豊富な再生可能エネルギー資源があります。
再生可能エネルギーとのパートナーシップ。
もっと仲良く、「一緒に暮らす」という発想で、おつきあいしてみませんか。
現在、日本のエネルギー自給率は、わずか6%のみ。
これは諸外国に比べてもとても低い数値です。
太陽の日照条件も良く、東北・北海道を中心に風力に恵まれた地域も多い日本。縦に長い日本列島は、その地域ごとの多様な
再生可能エネルギーに恵まれています。
しかも、火山国である日本は、地熱資源量でみると世界第三位。
なのに、日本の再生可能エネルギーは、なかなか導入が進みません。
そのひとつの理由は「コストの問題」。
まだまだコストが高いのが現状なので、なかなか普及が進みません。
再生可能エネルギーの種類によって幅はありますが、太陽光で約40円、その他は20円前後と言われています。
これが食材の話なら、高級な食材は高級レストランで高く売ることができますが、電気は、何から作っても値段は同じ。厳しい市場競争の中では、コストの高い再生可能エネルギーを選ぶのは、難しいことなのです。
現在日本では、再生可能エネルギーを広めようと様々な活動を行っています。この記事を読み再生可能エネルギーへの興味を持った方は、ぜひさらに詳しく調べてみてください。そしてどういうエネルギーなのかを熟知し、地球を守るためできることから取り組みを始めてもらえればと思います。

新エネルギーの一つ、地熱発電とは?

今回は数多くある新エネルギーの内、地熱発電について紹介したいと思います。
地熱とは文字通り、地球が持つ熱のことを指します。
地球は私たち人間のように様々な活動をしています。たとえば、火山。活火山はいつ噴火するかわからず、その映像をテレビを通してみたことがある人は多いと思います。地球に元からあった大親善の大きなエネルギーは、私たち人間が到底かなわないすさまじいものです。こうしたエネルギーをうまく利用して発電できないかと考えられ、生み出されたのが地熱発電です。
火山の活動によって、地中奥深くにあるマグマという高温の岩石がたまる場所があります。そのマグマによって地下水が熱せられ、沸騰し、天然の水蒸気を発生させます。その水蒸気が噴出する力を利用してタービンを回すことで、発電を行うことができます。これが地熱発電です。
地熱発電は地球の持つエネルギーをそのまま利用するため、CO2排出の問題がありません。とてもエコロジーな発電方法なのです。現在、日本だけでなく世界で注目されている新エネルギーです。
日本は富士山を始め様々な活火山がある火山大国です。今後も地熱発電を上手く利用し、他の資源を守っていくことができるでしょう。

新エネルギーの一つ、太陽熱とは?

新エネルギーには太陽光だけでなく太陽熱というものもあることをご存知でしょうか。太陽熱の利用ははるか昔から考案されていました。
日向水という、たらいに張った水を太陽光で温め、行水に利用するという原始的なもの。太陽熱を集める装置を開発して効率よく太陽熱を利用し、給湯設備などに利用するものなどがあります。
太陽光発電は太陽光という新エネルギーを利用した発電方法ですが、実はまだまだ開発途上の段階です。太陽エネルギーの10パーセントしか利用できていないといわれています。それに対して太陽熱利用は、熱をほかのエネルギーに変換することなくそのまま利用できるため、効率が良いのです。
このように、太陽熱を利用して発電を行うのが、太陽熱発電です。太陽光発電だとソーラーパネルを使いますが、太陽熱発電は熱を集める装置によって内部の水を温め、発生した水蒸気でタービンを回し発電を行います。加力や原子力とほとんど同じシステムです。その熱源が太陽熱である、というのが太陽熱発電の特徴です。
他の発電方法と違い、新エネルギーのため計画的に利用しなくても枯渇の心配がほとんどありません。CO2も全く出さないため、とてもクリーンでエコなエネルギーと言えます。
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