July 07, 2017

7月7日 竹中正治「滝物語 滝を巡る地域の自然と歴史」(自家版)、読みました

7月7日瀧物語・自家版蒸し暑い日でした。図書館の新刊コーナーに涼しそうな滝の本があったので手に取ってみました。
滝の写真が実にきれいです。見ているだけで涼しくなってきそうなので閲覧机に腰を掛けて読むことにしました。

広島県内の滝ばかりを撮った写真集ですが、どの滝も、滝に辿り着くまでには相当な苦労がありそうです。
30年前、僕も写真に凝ったことがあります。ニコンのカメラと望遠レンズをもって瀬戸内内海を撮影して歩いたことがあるため、写真家の苦労は分かっているつもりです。
このような美しい滝の写真の裏には、そこまでカメラを運んだ辛苦が容易に分かります。その上、掲載されている一枚の写真を撮るためには1度や2度ではなく何度もその滝 い通ったことが予想できました。

写真に添えられた文章を読んでみたところ、この本は広島市の開業医の私家版であることを知りました。忙しい医者の仕事の合間に滝の撮影をして回ったものを本にしていました。
更に驚いたことに、写真ばかりか、文章が実に格調高い名文でした。様々な資料を分析した地史のような記述があります。これらは、30年、50年後に貴重な資料になるような気がしました。

じっくり読んでみたくなったので、借りて帰ることにしました。、

hanaichisan at 16:56|PermalinkComments(2)clip!広島県・東広島 | 読書

7月7日 自家版の句集 児玉順子「句集 流れ星」、読みました

7月7日流れ星・自家版東広島市立図書館サンスクエア分館で見つけました。


手に取って、読んでみると心温まる俳句が収録されていたので、借りて帰り、昨夜2時間かけて、つまみ食い的に鑑賞してみました。

僕は、俳句について、まったくの素人なので、講評はできませんが、感銘を受ける句がたくさん掲載されていました。

読ませていただいて、ありがとうございました。



7月7日流れ星・自家版2





hanaichisan at 13:44|PermalinkComments(0)clip!読書 | 広島県・東広島

January 22, 2013

映画《必死剣鳥刺し》と《おとうと》のこと、通称 サム爺の映画評論

年賀状映画《必死剣鳥刺し》と《おとうと》のこと、サム爺の映画評論

サム爺は、旅で出逢った老人です。

大阪府堺の人です。職業は知りません。年齢は70から75歳、ズバリ73歳か?
確か、チョビ髭をはやしていました。

年賀状(左の写真)をいただいた時には、この人は芸術家だろうと推測しました。

先日いただいたメールを読むと、この人は、単なる市井の趣味人で、それもかなりのヒマ人のような気がします。

メールには以下のようなことが書いてありました。

昨日は難波で映画鑑賞会

二ヶ月に一度は見ています。喫茶店で落合い 先にチケット購入して 食事!
藤沢周平の 《必死剣鳥刺し》 予想以上に良かったですよ!
全員 一睡もせず! 

先々月の《花のあと》見逃したと、二番館へ一人で見に行きましたが、見ていました! これはボケていました。

《おとうと》は友人と見た後 女房ともう一回 二度目は泣き方が少ない?

映画も良いですよ

友人は 目標 年間100本 50本は確実見ると言います。

私は ずぼらですけど 頑張っています。

サム爺

-----------

サム爺からのメールによると《必死剣鳥刺し》と《おとうと》はいい映画のようです。

僕も、こんな気楽な老後に憧れる歳になったようです。

必殺剣鳥刺しおとうと

hanaichisan at 00:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!生活 | 趣味

September 03, 2010

司馬 江漢 (著), 芳賀 徹, 太田 理恵子 (校註)『江漢西遊日記(東洋文庫461) 』平凡社 、読みました3

江漢西遊日記司馬江漢 (著), 芳賀 徹, 太田 理恵子 (校註)『江漢西遊日記(東洋文庫461) 』平凡社 、読みました

司馬江漢は江戸時代の絵師、蘭学者で浮世絵師の鈴木春重は同一人物です。
僕は、秋田の小田野直武、平賀源内と同じように日本における洋風画の開拓者だと思っています。
 
この本は、司馬江漢が天明8年4月13日から天明9年4月12日まで間の長崎旅行をしたときの旅日記です。

当時、江漢は画家としてすでに有名になっていたので往路も復路も、行きずり旅籠に泊まることはあても、多くは行く先々の町や村の商屋、豪農、医者、茶人といった中・上層の人々をたづねて泊めてもらっています。
日記は、かなり口語体に近い文章で綴ってあり「読みやすい」と言われますが、僕の能力では少し無理でした。
でも、後半の芳賀徹さんの「解説 司馬江漢と十八世紀日本」がとても詳しく説明してあるので、そこから読んで、本文に移り、挿絵を眺めながら飛ばし、斜め読みにしました。当時の風俗のわかるとても面白い本でした。

なお、僕は東洋文庫(平凡社)の以下の旅日記を読んだことがあります。どれも同じようなコースの旅日記なのでとても興味深く読みました。

ジーボルト著・斉藤信訳「江戸参府紀行」(東洋文庫87 平凡社)、


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September 02, 2010

『いりこ』とビールの相性3

いりこ『いりこ』とビールの相性

暑い日が続きます。
毎日、缶ビールを1缶と氷山盛りの焼酎のオンザロックを2杯飲んでいます。
5時半ごろから6時半ごろまで飲んで、9時半から10時に完全に醒めている時が適量です。

夕方4時、友人から新鮮な「いりこ」が届きました。文面には、「妻の里の『いりこ』を同封しました。新鮮さだけが取り柄です。『つまみ』にしてください。」と書いてあります。

今日は、僕の妻は所用で外出です。出かける前に冷蔵庫にあるもので適当に飲んでおいて・・・・・、と言って出て行きました。

そこで、早速、腕をまくってみました。
「いりこ」をお酒のつまみにしたことはありませんが、父親が炙っていたのを思い出し、フライパンで軽く煎ってみました。
その他、野菜は、自宅で取れたキュウリをモロキュウにしました。栄養のバランスを考えてミニトマト、冷ややっこも添えました。

「いりこ」とビールの相性は、最高でした。 

August 31, 2010

8月31日の西洋朝顔(オーシャンブルー)3

8月31日の西洋朝顔(オーシャンブルー)

6月22日、園芸店より苗を買って来て植えた西洋朝顔が見事な花を咲かせています。

開花の記録
8月17日  1個(開花開始)          9月 1日 27個
8月18日  2個                         9月 2日 26個                  
8月19日  3個                         9月 3日 27個
8月20日  3個                         9月 4日 39個
8月21日  3個                        9月 5日 34個                 
8月22日  4個                        9月 6日 35個         
8月23日  5個                        9月 7日 35個          
8月24日  5個                        9月 8日 32個                  
8月25日  8個                        9月 9日 51個
8月26日 12個                        9月10日 34個
8月27日 11個                        9月11日 50個
8月28日 18個                        9月12日 48個 
8月29日  7個                        9月13日 56個
8月30日 24個                        9月14日 44個 
8月31日 22個                        9月15日 42個
                                          9月16日 47個
                                          9月17日 33個
                                          9月18日 30個
                                          9月19日 43個
                                          9月20日 44個
                                          9月21日 36個
                                          9月22日 34個
                                          9月23日 52個
                                          9月24日 50個
                                          9月25日 71個
                                          9月26日 50個
                                          9月27日 17個


 8月31日の西洋朝顔

8月31日の西洋朝顔2

8月31日の西洋朝顔38月31日の西洋朝顔4



hanaichisan at 08:08|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip! | 花・草花

August 29, 2010

物集高見・物集高量共著『広文庫・群書索引』について

物集高見・物集高量共著『広文庫・群書索引』について

昨日の土曜日も暑かった。
「安くて、心地よくて、居眠りしても叱られないところへ」と市立図書館に行き、最近、凝っているいろいろな百科事典を読んでみることにしました。今日、読んだのは『広文庫』(こうぶんこ)です。

『広文庫』は、物集高見(もずめたかみ)が一人で30年を費やして作成した類書(一種の百科事典)で
大正時代に完成したものです。
物集高量は物集高見の息子で、父親の『広文庫・群書索引』の作成を手伝いました。

今回僕が読んだのは昭和51年名著普及会から出版された復刻版です。

広文庫

緒言を読んだり凡例を読んだり、しているうちに面白い文章に出会いました。

それは『廣文庫群書索引補訂』に、小関貴久氏が書いている「序」です。
以下のようなことが書いてありました。
 
「昭和四十九年十一月八日の昼すぎ、出版部長の今井育雄君と私は、「広文庫」 「群書索引」両叢書の出版許可を得るため、物集高量翁のお宅を訪問した。
 
当時高量翁は、全く身寄りのない孤独な老人として、生活保護を受けながら板橋区の一隅に細々と生活しておられた。週二回派遣されてくる福祉事務所のへルパー以外には、殆んど訪れる人もない毎日であった。吾々が訪問したときも、あまり洗濯したことのないような蒲団の上に起き上って応待して下さつた程である。そして両書を出版したいという吾々の申し出に対して、翁は大変驚かれて、「出すのはよいが、君の会社は潰れるよ。それでもよければお出しなさい。」とおっしゃった。

・・・・・中略・・・・・・
 
名著普及会は、物集高量翁の御助言を有難くお聞きした上で、自己の価値判断に基づいて、この両書の刊行に踏み切った。それ以前に、古書店、国文学や歴史関係の諸先生等に打診して、参考意見を伺ってみた。しかし企業としての採算上の理由で、答えは一様に否定的であった。確かに販売会社として創業三年目の小会社が取り組むには、余りにも膨大な出版物であった。

「群書索引」は三巻、「広文庫」は二十巻、両書併せて二万六千頁を超える。製作諸原価及び直接宣伝費を併せると、優に億を超す資金を必要とした。諸処で予測された様に、売れ行きが悪ければ、倒産への道を歩むことは必定である。まさに社の命運を賭けた大きな冒険であった。しかし出版という仕事には、常に危険と表裏一体をなす面があり、必ず成功すると分ってやる仕事程面白くないものはない。
「本質的に価値のある出版こそが必要である」とは、大漢和辞典を出版した故鈴木一平氏(大修館書店元会長)の教えである。

・・・・・以下省略・・・・・」

『広文庫』では、3つの驚きがありました。
一つはあの膨大な百科辞典を物集高見が一人で30年かけて作成したこと。
ふたつは、これを復刻した名著普及会の小関貴久氏の出版人としての気概です。
そして3つは息子の物集高量の生き方です。

物集高量の生き方については以下のサイトが面白い。とても驚きました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/物集高量 
 


hanaichisan at 07:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!レファ本 | 図書館

August 28, 2010

芸術新潮9月号 特集 瀬戸内海 小さな島の大きな宝 「瀬戸内国際芸術祭」開催中 読みました

芸術新潮9月芸術新潮9月号 特集 瀬戸内海 小さな島の大きな宝 「瀬戸内国際芸術祭」開催中 読みました

今回の芸術新潮は、僕のホームグランド瀬戸内海です。

ちょっと「サライ」、「自遊人」、 「一個人」、「大人の隠れ家」、「日経おとなのOFF」などシニア向けの雑誌に似た感じはありますが面白く読みました。

先月の終わりに高松に行ったとき、JR高松駅構内で瀬戸内国際芸術祭の宣伝をしていました。駅前バスセンターのとこにも案内人が立っていました。

瀬戸内国際芸術祭は、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、高松港周辺、岡山県の犬島を会場に7月19日から10月31日まで開催されます。テーマは、現代アートや島の伝統行事を介した88のプログラムで瀬戸内海の魅力を世界に発信し、併せて地域の活性化を図ろうとするものです。

僕は、直島、小豆島、豊島には行ったことがあるので、残りの女木島、男木島、大島、犬島には是非行ってみたいと思っていますが、この暑さのため延び延びになっています。

今まで僕の行った中で、一番のお薦めは直島の「地中美術館」です。

参考資料(下をクリック)
香川県直島 地中美術館に行ってきました 
 
瀬戸内海に関する僕のブログ 

hanaichisan at 15:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!芸術 | 読書

August 27, 2010

日本図書館情報学会研究委員会編『図書館情報専門職のあり方とその養成(シリーズ・図書館情報学のフロンティア)』勉誠堂、読みました4

図書館情報専門職のあり方とその養成日本図書館情報学会研究委員会編『図書館情報専門職のあり方とその養成(シリーズ・図書館情報学のフロンティア)』勉誠堂、読みました

この本は、コラムを含めて14報の論文が収録されていますが、僕がじっくり読んだのは以下の4つで、あとの論文はちょっと目を通した程度です。
根本彰『図書館員養成と大学教育』
小田光宏『公共図書館公共図書館職員養成における課題と視座』
上田修一『図書館情報学専門教育と図書館員の現職者教育』
芳鐘冬樹『専門職大学院の全体的な展望』

この本は、日本の図書館司書のレベルが国際的に要求されるレベルを遥かに下回っているばかりか国内の他の資格と比べても相対的に下回ってることから、これを「図書館情報学教育体制を再構築」することにより解決しようと考える「学者・研究者グループ」によって編集された本です。

日本の図書館司書の養成については、「学者・研究者など大学教員が行うものだ」という考え方が一般的です。教員でないものが教える大学教育を誰がどのように質的保証をするのかというのが大学関係者の考え方です。
これに対して現状の大学司書教育の体たらくな実態を知る図書館実務者は、法曹界や医者のように「実務に精通した図書館司書が担うべきだ」と考えています。

後者に考え方としては、日野市立図書館長、滋賀県立図書館長として日本の公立図書館の発展に貢献した前川恒雄さんは、最近の著書『新版図書館の発展』の中で以下のように述べています。
「問題ばかりで、どこから手をつけていいかわからないような状況である。問題の根は、誰が何を教えているかにか尽きる」続いて「現在の司書資格付与の方法を全面的に変えて、大学卒業者、図書館経験者のために、図書館学校を設立し、その卒業者に資格を与える。この学校の専門科目の教員は全員、司書として一定年数以上の経験があるもののみとする」と提案しています。

これに対して「学者・研究者グループ」の根本彰さんは、「大学教育と切り離された専門学校のような養成機関の必要性を主張していることに対して、今更1960年代まであった図書館職員養成所に戻るのかというような批判をすることはたやすい。しかしながら、現場経験が長く、自身大学で教えた経験もある同氏が現在の大学教育で図書館職員はできないと断じていることについて、慎重な検討を要すると思われる」と発言をしています。

僕の考えは、大筋で前川さんの考え方に賛成です。
図書館司書の養成は、現状に合うようにカリキュラムなどは修正を加えることが必要ですが50年間続いている現行制度を変えても混乱を生じるだけであり、その必要もなく、今までどおり大学が担うことで良いと思います。
しかし、世の中全体が情報化の進展によりずいぶん変わったため、図書館司書の高度化が必要になっています。僕は、図書館司書の高度化は「学位」によるのが良いと考えています。

前川さんが提唱する「図書館学校」が図書館職員養成所のような旧態然としたものではなく、修士・博士の「学位」を交付できる図書館専門職大学院に発展させることが望ましく、その専門職大学院の専門科目の教員は前川さんが提唱するように司書として一定年数以上の経験がある人が当たるのが相応しいと思います。

僕は、大学の通信制司書課程のスクーリングの現場を知っていますが、そこでは豊富な実務経験ある司書の熱心な授業があり、受講生には強い司書志向の人がいて教室全体が向学心の熱気でムンムンする教育が行われています。
もっとも安直に見える通信制司書課程が意外と優れた司書を輩出しているのはこのあたりにあるような気がします。
また、僕は通信制の大学院(放送大学)の現場も知っています。僕の所属したゼミの出身者の過去15名中4,5名が他大学の博士課程に進学しています。

日本の図書館には図書館で働くことに意義を感じている人が非常に多い特殊な職場になっています。離島や地方の中山間地の図書館にも必ずいます。彼らは勉強熱心です。これは日本の図書館界の宝です。
しかし、残念ながら日本の図書館では図書館司書の教育にあまりお金をかけません。このため彼らの自己啓発も自分の枠のだけの勉強になり切磋琢磨がありません。したがって水準も上がらず結局ほとんど成果も出ないし注目もされません。

このような状況をみるとe-ラーニングなどを活用して、地方や離島の現役図書館司書が低料金で自分のペースで学べる通信制の図書館専門職大学院の設置が望まれます。
現役図書館司書の多くが図書館学修士や博士の「学位」を取得するようになれば、日本の図書館は意外と早く国際的なレベルに到達できるような気がします。


hanaichisan at 08:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!図書館 | 読書

August 26, 2010

8月26日、我が家の庭 西洋朝顔(オーシャンブルー)が12個咲きました。毎日、開花記録をつけています。3

8月26日、我が家の庭 西洋朝顔(オーシャンブルー)が12個咲きました。毎日、開花記録をつけています。

西洋朝顔(オーシャンブルー)が、今朝は12個花を咲かせました。
一番花から毎日記録をつけています。

開花の記録
8月17日 1個(開花開始)    8月25日  8個
8月18日 2個                     8月26日 12個
8月19日 3個                     
8月20日 3個                      
8月21日 3個                     
8月22日 4個                        
8月23日 5個
8月24日 5個

IMG_1460

昨年植えていたコリウスのこぼれ種が発芽したので育てています。

8月26日コリウス

長年、大切に育ててきたサギ草が5鉢に増えました。最近、元気がありません。葉が枯れてきました。この夏の猛暑にやられたようです。

8月26日サギ草28月26日サギ草

8月26日パンジー一週間前に種を蒔いたパンジーとビオラが発芽しました。
 

August 25, 2010

『広島県満州開拓史』、読みました

『広島県満州開拓史』、読みました

昔、肺結核を患い3年間ほど入院生活をしたことがあります。

同じ部屋の人はいろいろ変わりましたが、その中に満蒙開拓青少年義勇軍の出身者がいて、その人とは約4ヵ月間一緒に生活をしました。彼から、満州時代のことをよく聞かされました。

今でも、彼とは年賀状を交わしていますが、それ以降、会ったことはありません。もう80歳はとっくに過ぎている思われます。
当時の僕は多感的な年齢でしたが、まだ、このことを理解するには幼かったようです。ただ、世の中には特異な体験をした人がいるもんのだと思いながら聞いているだけでした。
でも、この本を読み終えて、急に彼に会いたくなってきました。

僕の記憶もおぼろです。間違いがあるかも知れません。
でも、今回読んだ『広島県満州開拓史』の内容は、大筋では彼の話を裏付けるものでした。

彼は山口県出身です。15歳で満蒙開拓青少年義勇軍に志願しました。入植地はソ連国境に近いところだったそうです。入植後、まもなく関東軍に召集され、ソ連との国境のウスリー川の日本側の警備をしていたそうです。
のんびりした毎日で川幅の狭いところでは対岸のソ連兵に向かって男女にまつわる卑猥な冗談をカタコトのロシア語と身振り手振りで話していたそうです。
冬には鮭が上がってきて川全体が真っ黒になったことも聞かされました。

その温厚なソ連兵が急に国境を越えて攻めてきました。結局、捕虜になり、シベリアで長い抑留生活を強いられることになります。

「どうして、満蒙開拓青少年義勇軍に入ったのですか?」との質問には、「学校の先生に薦められたから・・(たぶん高等小学校、今の中学校)」と言っていました。
満蒙開拓青少年義勇軍に応募し合格すると茨城県の内原訓練所で訓練を受けます。
この訓練生の学業成績は極めて優秀で、昭和15年4月末現在、訓練生8,200人中で、級長、副級長を務めた者は15%、1,088名に達していたことがこの本で分かりました。
満蒙開拓青少年義勇軍の人は、ほとんどが高等小学校卒ですが、普通の人よりワンランク上のエリート集団だったようです。

ソ連参戦直前には、男子の多くは軍隊に入隊し、入植地にはわずかの男子と老人・婦人・乳幼児だけです。ソ連軍の侵攻によって、開拓地を放棄し、その後、筆舌に尽くせない凄惨な逃避行と越冬生活を続け、南下、引揚・・・、越冬生活では寒さと飢えによる栄養失調、伝染病により多くの犠牲者を出しています。

東京空襲が8〜10万人の犠牲、広島原爆が14万人、長崎原爆が7万人もの犠牲を出していますが、満州では24万人にもおよぶ邦人が命を落としました。残留孤児の肉親捜しは未だに続けらています。

終戦後、日本には『引揚者』という言葉が「差別用語」になっていました。
彼らは、日本に帰っても、その日暮らしの厳しい生活があり、その上、日本人からも差別をされていました。

あれから六十有余年が経ました。満蒙開拓青少年義勇軍のことが忘れられようとしています。
この本を読みながら、これからの日中友好と恒久平和のためにも、満州開拓の話はきちんと後世に語り伝えていかなければならいと思いました。

この本は、僕にとって驚きの連続でした。目次だけを掲載します。

広島県満州開拓史4

上の1

上の2

上の3

下の1

下の2

下の3



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August 24, 2010

ボストン美術館浮世絵名品展  錦絵の黄金時代―清長、歌麿、写楽(神戸市立博物館)、行きました

ボストン美術館浮世絵名品展  錦絵の黄金時代―清長、歌麿、写楽(神戸市立博物館)、行きました

浮世絵3 神戸市立博物館には、これで4回目(もしかすると5回目か?)です。
特徴のある収蔵品が多いし、上質の展覧会を開催するので注目しています。

8月23日に、 「ボストン美術館浮世絵名品展」8月14日(土)〜9月26日(日)が開催されているので行ってみました。

ボストン美術館の日本美術コレクションは、国外 では世界一といわれる質と量を誇り、所蔵する浮世絵は、版画5万点、肉筆画700点にのぼります。
今回は、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽を中心に、同時代に活躍した絵師の作品約140点を紹介していました。

浮世絵1浮世絵2

ルーブルやオルセーの西洋画もいいが、日本の浮世絵の良さを改めて感じることのできる展覧会でした。

中でも清長と歌麿が良かった。
清長の絵をみていると当時の風俗が分かる感じです。

清長1清長2

歌麿の「大川端夕涼」の絵の前で、完全に金縛りにあってしまいました。

大川端夕涼

今回の展覧会の常設展では、この博物館の収蔵する「泰西王侯騎馬図(重要文化財)」、「聖フランシスコ・ザヴィエル像(重要文化財)」、「西洋婦人図(平賀源内筆)」、「蓮図(小田野直武筆)」、「三圍景、異国風景人物図、異国工場図、相州鎌倉七里浜図(司馬江漢)」は、どれも展示されていませんでした。

August 23, 2010

神戸市元町の中華街チャイナタウンに行きました

神戸市元町の中華街チャイナタウンに行きました

神戸チャイナタウンにいってみました。炎天下ながら多くの観光客がいて活気はありました。

ただ、中華料理屋の呼び込みが激しく、中国人が道行く人に寄り添って強引に客引きをするのでウルサイ感じです。

僕は「昼食はもう食べました!(已経?吃了午飯 イージン チーラ、ウーファン!)」と言って断りましたが(実は、まだ、食べてない!)、内気な日本人は困っていました。

神戸中華街1

横浜の中華街を知る僕には、横浜に比べて神戸の中華街が小さいのに驚きました。

横浜、神戸、長崎の中華街のうち、僕は長崎の中華街が好きです。
長崎ちゃんぽんや皿うどんなど1000円以下で食べられる中華料理がおいしいからです。

神戸中華街4

この2年間で3度、横浜中華街に行ったことがあります。
3回とも2,000〜2,900円程度の中華バイキングを食べましたが、これがあまり美味くない。

そこで今回はお店の前に人が大勢並んでいるお店に入ることにしました。
炸醤麺(ジャジャメン)のお店に20分ほど並んで、「炸醤麺」と「餃子」を食べました。
「炸醤麺」とは、どんぶりにキシメンのような麺を入れ、その上にモヤシ、キャベツを豆板醤(この店ではジャンジャン味噌と言うらしい)で炒めたものが載せてありました。これを混ぜ合わせて食べます。

そのお味は、ム〜ン、マイッタ!
瀬戸内の幸で育っている僕の口にはもう一つでした。風土の違いのようです。神戸の人はこの味が美味しいと感じるのだと思いました。

神戸中華街2神戸中華街3神戸中華街6



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August 22, 2010

ケチケチ作戦、ドコモ携帯電話料金が、なんと1か月1,029円!

IMG_1410ケチケチ作戦、ドコモ携帯電話料金が、なんと1か月1,029円!

僕の情報環境(新聞、雑誌、テレビ・ラジオを除く)は、以下のとおりです。

(1)家のインターネットは電力系のメガエッグ、光の常時接続で、毎月、4,620円を払っています。

(2)外出先からインターネットに接続することが多いため小型パソコンと無線端末Wimaxを持ち歩いています。Wimaxは使い放題で毎月3,780円を払っています。

(3)携帯電話は毎月5,000円から7,000円、多い月には9,000円を超える月もあります。

以上の3つですが、貧乏な僕にとってはこの情報環境がとても高くついているような気がするので、携帯電話の使い方を変えることにしました。

7月末にドコモショップに行き、「電話」と「メール」と「ケータイ保障(故障や紛失の保険)」の3つのサービスだけにしてもらいました。

更に、「自分の携帯電話からは電話をかけない」、「自宅の固定電話を使う」、「妻の携帯電話を借りて使う」、「公衆電話を利用する」、「メールを活用する」などを徹底することにしました。

要するに、僕の携帯電話は発信できない着信専用機にしたということです。
特に、iモードを使ってのインターネットは多くのパケットを使用するので、20回も閲覧するとすぐに5,985円の上限限度額に達します。このため携帯では絶対にインターネットを利用しないことにしました。

その他、なるべく自分の携帯番号を人や通販サイト(航空会社、旅行会社なども含む)には教えないようにしています。

このような利用の仕方に変えたところ、8月1日から8月21日現在の携帯電話料金は1,029円です。これ以降も発信の予定がないので、9月のドコモからの請求金額は1,029円だと思います。
内訳   
基本使用料(計)        372円  (学生割引)
通話料・通信料(計)       0円
その他のご利用料金(計 ) 608円
消費税               49円
--------------------------------------
合計              1,029円

現在のところ、これ以上安く上がる携帯電話の利用方法はないような気がしています。 

妻にはよく電話をかけますが家族割引の無料が適用されています。現在までのところ日常生活には何の不自由さも感じていません。

僕は、PDAから携帯電話に移行しているので、PDA感覚でカメラ、ボイスレコーダ、音楽携帯端末、スケジュール管理、ワンセグテレビなどお金のかからない機能はよく利用しています。

August 21, 2010

8月20日、菊を大鉢に植え替えました

8月20日、菊を大鉢に植え替えました

大菊の三本仕立てを6号鉢から大鉢に植え替えました。昨年に比べて2週間遅い植え替えです。
背の高い菊は、台風のときなど玄関への退避が大変なので、僕は標準の菊づくりより1カ月から1カ月半遅らせています。

8月20日の菊2

今年の大菊の三本仕立ては、5鉢つくることにしています。

8月20日の菊1

更に、今年は小さめの三本仕立ても作ってみようと思い、現在、苗を育成しています。
独学の試行錯誤なので今年はうまくいく気がしません。でも来年以降のために頑張ってみたいと思います。

8月20日の菊3



hanaichisan at 07:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip! | 花・草花

August 20, 2010

8月20日、西洋朝顔(オーシャンブルー)が3輪咲きました。10坪の家庭菜園で野菜を収穫しました。

8月20日、西洋朝顔(オーシャンブルー)が3輪咲きました。10坪の家庭菜園で野菜を収穫しました。

昼間は35度を超える猛暑日が続いています。 一日中、冷房をつけっぱなしで過ごしています。

それでも朝方は、気持のよい風が吹いています。今日の西洋朝顔は3輪咲いていました。


8月20日西洋朝顔

朝、10坪ほどの菜園の野菜を収穫するのも楽しみのひとつです。

ナスがぼつぼつ終わりです。
今朝は少し取り過ぎました。どの野菜も形は不細工ですが、味は最高です。無農薬なので安心して食べることができます。
無農薬野菜は、害虫から実を守るため皮が硬いのが特徴です。この食感を味わいながら食べています。

8月20日野菜


August 19, 2010

8月18日にパンジーとビオラの種をまきました、今朝の西洋朝顔(オ-シャンブルー)の花は3個です

8月18日にパンジーとビオラの種をまきました、今朝の西洋朝顔(オ-シャンブルー)の花は3個です

11月から12月に花が見たいので、昨日、パンジーとビオラの種をまきました。
品種は、400円以上もする高級品種ではなく、100〜200円の汎用的な品種です。

パンジー、ビオラ2


パンジー、ビオラ

西洋朝顔(オーシャンブルー)が順調に咲いてきました。今朝は3個花をつけています。

8月19日西洋朝顔




August 18, 2010

鷲見洋一「『百科全書』と世界図絵」、読みました3

百科全書と世界図絵

鷲見洋一「『百科全書』と世界図絵」、読みました

著者は、1941年生、18世紀フランス文学・思想・歴史を研究する元慶應義塾大学教授、現在中部大学教授です。

書名が、僕の興味あるジャンルなので読んでみることにしました。
二日前から、パラパラっと早読、飛ばし読み、拾い読み、斜め読みなど乱暴な読み方で読んでみました。
率直な感想は、この本は、専門書ではあるが、特に著者の研究者仲間、この先生の授業を受けたことのある学生さん・卒業生などこの人を知悉している人を対象に書かれたのだろうと感じました。

全体的には、「フランス百科全書」のことと「気球の話」が書いてありました。

僕は、市川慎一さんの「フランス百科全書の思想」の話を聞いたことがあり、これ以上の知識の獲得を期待しましたが、早読、飛ばし読み、拾い読み、斜め読みでは、この域まで達することができず大切なところに付箋を貼っただけです。
著者のエピソードが書かれた部分を除けば、僕の仕事(アルバイト?)に役立つ、内容のある本なので時期を見て改めて精読・熟読をしてみたいと思いました。

長崎蘭学の巨人気球の話は、面白かった。

以前、日本への「気球の伝来」について書き下ろした松尾龍之介さんの「長崎蘭学の巨人」を読んだことがあります。

松尾さんが日本なら、鷲見さんはヨーロッパです。松尾さんの本を出してきて対比しながら読んでみました。

文学者が難しい科学を分かりやすく論説することは大切なことだと思います。

日本では、若者の理科離れが進んでいます。
「気球誕生の科学的背景」という異質なテーマの研究をする文学者があることに心強くするとともに敬服しました。



August 17, 2010

晴耕雨読、やっと西洋朝顔(オーシャンブルー)の一番花が咲きました

晴耕雨読、やっと西洋朝顔(オーシャンブルー)の一番花が咲きました

8月17日、晴耕雨読の生活を目指していますが、最近は雨が降らないためガーデニングばかりに精を出しています。

朝、起きて庭に出てみると西洋朝顔の花が咲いていました。
この花の管理は難しいと聞いていましたが、一年目のチャレンジで簡単に花を咲かすことができたので拍子抜けの感じはあります。でも、花の美しさに感動もしています。

オーシャンブルー2


オーシャンブルー1

6月22日、園芸店でこの花を買って来て56日目の開花でした。

オーシャンブルー1オーシャンブルー2
6月22日、西洋朝顔(オーシャンブル)を植えました(クリック)

西洋アサガオ
7月16日、西洋朝顔(オーシャンブル)が順調に育っています。(クリック)

オーシャンブルー
8月8日、西洋朝顔(オーシャンブル)の花が咲かない。(クリック)

 追記 8月18日
 
昨日(8月17日)の一番花は一輪でしたが、今日8月18日は、2輪咲きました。

オーシャンブルー3
 


ブルーベリーを収穫しました

ブルーベリーを収穫しました

昨日(8月16日)は、とても暑い日でした。
生垣にしているブルーベリーの枝が伸びて邪魔になるため切り詰めることにしました。
ついでにブルーベリーの実を集めたら350グラムほど収穫できました。

ただ、収穫の時期が10日ほど遅れたようです。多くのブルーベリーの実が熟れすぎて地上に落下していました。


ブルーベリー2

ブルーベリー1 

妻がブルベリージャムを作りました。
出来たのは瓶に半分ほどですが、トーストにつけたり、ヨーグルトに混ぜたり・・・、いろいろな食べ方をしていみたいと思います。
 ブルーベリー3


hanaichisan at 05:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!庭・庭園 | グルメ