美濃和紙は古くは奈良の正倉院で保管されている戸籍用紙が残っており、702年頃には存在して
いたという記録が残っているそうです。
さて、この美濃和紙ですが実に多くの工程を必要とし現在は10人程度がこの美濃和紙を作られているとか。
非常に希少で高価なものになっています。
製作過程は茨城県で栽培された最高級の那須楮(なすこうぞ)を使用して
1.長良川の清流で那須楮の白皮を
  数日浸す。
2.草木灰やソーダ灰を溶かした湯に
  白皮を重ならないように入れ柔ら
  かくなるまで煮る。
3.川屋と呼ばれる清流の流れる所で
  白皮を一本一本丁寧に塵や傷を
  取り除く -- (ちり取り)--
4.白皮の繊維を木槌でほぐすように
  打ち込む --(紙打ち)--
5.のりの役目をする「ねべし」を
  作る(白皮の繊維を繋ぎ止める
  ため)、トロロアオイの根を
  すり潰し、水を加え抽出した粘液。
6.紙漉き(かみすき)

もちろんこの他にもこれらの工程の
中に色々な作業がありますが、大まか
に言うと上記のような流れになります。
しかしこれだけでも大変な労力になる
ことはなんとなくわかりますよね。
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美濃和紙を利用した箔入りの和紙
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美濃和紙を緯糸に入れた名古屋帯