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フランスのお酒デュボネのメモ帳です。アンティークものです。
カクテルを作るときに使用されることもあります。



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見開きにあるイラストです。



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一枚ごとにロゴが入っています。



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鮮やかなブルーが涼し気です。ところどころインクが剥げて白くなっている部分が発砲した泡のようにも見えていい感じです。



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メモ紙には切り取り線が入っています。



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お店で使用するオーダー用のメモかもしれません。



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何枚もめくっていくと、下にあったロゴが途中から上のほうに現われました。



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そうなんです。このメモは表裏がなく、どちら側からも使用できるのです。こちらは反対面のイラストです。



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こちら側から開いてもロゴ入りのメモ紙が使用できます。半分ずつで向きが変わっているのです。



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一番のポイントは綴じ金の位置です。真ん中ではなく片寄った位置で綴じられています。



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なんと洒落た綴じ方でしょう。しかも折り目のある真上ではなく少し下にずらした位置で綴じられています。かっこいい!


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フランスの画家、ジュール・シュレが描いたイラストを採用したポスター広告があります。この広告によってデュボネは広く知られるようになりました。このメモのイラストは違う人の作品のような気がしますが。

アンティークなメモは、経年劣化による変色、色落ち、擦れ、錆など紙製品ならではの素材感を味わえるところが好きです。まっさらな無地の紙が時間の経過を重ねてうっすらと色を変えているのを見ると、紙にも命が宿っているのではないかと思えてきます。