ビルボードライブ東京で行われたコリーヌ・ベイリー・レイのステージを見てきました。約1年ぶりの来日公演です。昨年に引き続き、またまた聴きに行ってきました。2年続けてのジャパン・ツアーですが、日本がお気に入りのようでうれしいですね。
出演者との距離が近い会場のなので期待が高ぶります。
公演前の会場内の様子です。今回はカジュアルエリアを選びました。上階層ですが正面なので全体をくまなく見ることができて、なかなかいい席です。おっと、ステージ左側にドラムスがあります。昨年とは違ったアレンジになりそうで期待が膨らみます。
ステージの向こうには緑豊かな公園が望めます。映画館のスクリーンに映し出された映像を見ているような感じです。
芝生に座って寛ぐ人たちがいますが、見たところ平日の夕方は人も少ないようです。日が傾いて暑さも和らいできた時間なので気持ち良さそうです。
開演まで、ホットサンドを食べながら待ちました。ほうれん草、きのこ、ベーコンが入っていて、これがなかなか美味しいんです。この雰囲気の中で過ごす穏やかな時間はいいですね。時折聞こえてくるお皿やグラスが触れる音、それに重なるように交わされる会話のざわめき。これから始まるライブに先立ち、耳をウォーミングアップしながら音に対する感性が研ぎ澄まされていく。寛ぎの時間をそんなふうに楽しんでいました。
いよいよライブがスタート。ドラムのリズムから始まりベース、キーボードが重なっていきます。シックな衣装を身に纏ったコリーヌが登場し場内は歓声に包まれます。そのまま静かにヴォーカルに吸い寄せられていきます。
昨年のアコースティックな雰囲気とはうってかわって、今回はドラムスが加わったことでパワフルでリズム感溢れるステージです。コリーヌもタンバリンを手にしてリズムに呼応。こちらも自然と身体が揺れ始めます。
時折、ギターとキーボード奏者による力強いコーラスも重なって、美しいハーモニーが心地よく響きます。
ドラムの激しい連打でリズムが刻まれ、曲のエンドではすべてがきりっと締まる。かっこいい!
スティービー・ワンダーのカヴァーも披露。なんとこの夏、ニューヨーク・ハイドパークで開催される彼の公演にサポートで出演する予定とのこと。
聴きに行きたいですね。
ギターを弾きながらの「Like A Star」も聴けました。感激!
昨年とは違ったアレンジによる、繊細かつ軽快でリズミカルなメロディーにすっかり魅了されました。コリーヌの新たな音の世界に浸る一夜でした。