ロメオNo.3を購入しました。マーブル模様をあしらったゴージャスな雰囲気が素敵なボールペンです。イタリアンブルーかブラウンのどちらかにしようと考えていてお店で両方見せてもらいました。いずれも惚れ惚れする美しさです。
手にとって眺めたり試し書きしたりしてしばらく選んでいたのですが、どうしてもひとつに絞れません。結局、2本とも買うことにしました。このマーブル模様は1点ごとにパターンが異なっていて、ひとつとして同じものがありません。お店の方がストックにあるものを何本か見せてくれたので1本ずつ手に取って選んだのですが、どれも同じようにきれいでひとつに絞りきれません。もう直感で決めました。
ブラウンは女性向けの色かどうか聞いてみたところ、男性が使ってもおかしくないとのことでした。明るすぎない色調がいいかも。
模様が派手ではないので落ち着いて見えて高級感もあります。
中心部に施されたシルバーに型番であるNo.3の文字が刻印されています。
誰か相手がいる目の前で書いていて、刻まれた文字が指の間からちらりと見えるシーンを想像しました。かすかに動く文字に相手の視線が引き寄せられて、書いているわずかな時間を特別なひとときに演出してくれそうです。このボールペンで書くことが誇らしく思えてきてわくわくしてきますね。
ペン先もすらりとしていてカッコいいです。ブルーの模様は宇宙の銀河系を彷彿させます。見る角度によって変わる模様を眺めて想像を膨らませながら書くという愉しみ方もできそうです。なかなか味わい深いものがあります。
まっすぐに伸びた本体のラインがきれいですね。太軸と細軸のタイプがありますが、購入したのは細軸タイプです。口金部のシルバーが少し長くなっているところも気に入っています。
マーブル模様とシルバーの組み合わせがが絶妙です。中心にあるシルバーが全体の雰囲気をゴージャスに引き立てています。
天冠部にはROMEOの文字が2ヵ所に刻印されています。
リフィルのタイプを事前に確認していなかったこともありますが、試し書きをしたときにあまりにもすらすらと書けるのでびっくりしました。手に持ちやすく快適な書き心地です。滑らかに書けると疲れることはないのですが、私はどちらかというと筆圧をかけて紙を擦るようにして書く昔ながらの油性タイプが好きなので、少し抵抗を感じる書き味のほうが好みではあります。例えばBICとかラミーのアルスター、セブラのJIM knockなどです。
すらすら書けると、字画の留めのところがするっと滑って自然と丸みを帯びた文字になってくると感じるのは気のせいかもしれませんが、ロメオならではの筆触と文字を楽しみながら書いてみたいと思っています。