行きつけの書店でぶらぶらと店内を見て回っていたら、本棚の下に付箋とボールペンが置いてあることに気づきました。出版社がキャンペーンを実施していて、販促用のノベルティグッズが用意されていたのです。
ぱっと見たところ特に目を引くようなデザインではありませんが、思わず欲しくなってしまいました。栞やブックカバーなどはキャンペーンを行っていなくてももらえることはありますが、こうしたサービスは期間限定で実施されることがほとんどです。進級進学の時期でもあり、テキストを購入する大学生に向けた販促かと思いますが、気づくことができてラッキーでした。抽選で当たるとかではなく、本を購入すればその場でもらえるのですからうれしいです。せっかくの機会なのでぜひ手に入れておこうと思い、ペーパーバックを一冊購入しました。
いたって平凡な感じですが、「UNIVERSITY PRESS」の文字を見ると、どこか高尚な感じがしてきます。形が小さめなところもぴったりです。何気なく置いてあると、決して目立たないのにふと気が付いて一目置かれるみたいな存在感はありますね。
こちらはボールペン。爽やかな色合いです。
これぞノベルティといった感じです。
写真でははっきり見えませんが、クリップの付け根側面にPILOTの文字が刻印されています。なかなか凝っています。
品名はパイロットのアクロボールです。
購入したのは「ニューヨーク」のガイド本です。
海外に行きづらい状況が続くなか、ほんの少しでも旅行気分に浸ってみようかと思い、これに決めました。そんなに難しい英文ではないので、私でもなんとか読めそうです。
もっと大きな書店に行ったときには洋書売り場まで見て回ることはないのですが、この店くらいの規模なら、ぱっと見回しただけでだいたいの売場が目に入るので、このノベルティにも気づくことができました。
偶然の出会いに遭遇するには、時には大きなお店でないほうがいいということもあるかもしれないですね。興味がないからといって普段は見過ごしているエリアであっても、時には「おっ!」と思うようなお宝を見つけるということもあるわけです。お店の大きさが店内全体をさらっと見て回れる程度の規模であることの利点のひとつですね。うまく使い分けながら買い物を楽しみたいと思います。