東京ガーデンシアターで開催された安全地帯のデビュー40周年記念コンサートに行ってきました。以前からずっと聴きたいと思ってい安全地帯のライブ、なかなか機会が得られなかったのですが今回ようやく実現しました。
オープニングの曲は「あの頃へ」です。始まった瞬間に、気分はもう20世紀にタイムスリップしましたね。うわー、これからあの時代の名曲と再会だ、と、わくわくする思いが一気に高まっていきました。CDを何回も繰り返し聞いていた時代が思い起こされてきます。
「ワインレッドの心」や「恋の予感」をはじめ、往年の名曲が立て続けに披露されます。懐かしい曲なのにまったく色褪せることなく、いつ聴いても何度聴いても感動を新たにしますね。
コーラス、ホーンセクションが入った編成で、サポートメンバーががっちりと脇を固めています。曲を歌い終わった後、玉置さんがメンバーのほうを向いて大きく頷く場面が何度もあり、その仕草から息の合ったコンビネーションが築かれていることがうかがえました。
ギターがメロディーをリードする安全地帯らしい楽曲が続きます。インストゥルメンタルの「夕暮れ」も演奏されて、美しい旋律がくっきりと浮かび上がり、気分が盛り上がっていきます。
玉置さんの表情には年を重ねられている感じはあるものの、相応のアレンジを施して発せられるヴォーカルは本当にセクシーですね。
しっとりと歌われるバラードももちろん良かったですが、「真夜中すぎの恋」や「じれったい」「Ⅰ Love Youからはじめよう」などの曲はバンドならではの賑やかさと華やかさに溢れていて特に楽しめました。
照明の演出も素晴らしく、白い光を多用してしいるところなどリアルな雰囲気が味わえて好感を持ちました。
安全地帯40周年おめでとうございます。
これからもずっといい曲を届けてくれることを願っています。