立川PLAY!MUSEUMでロングセラー絵本「エルマーのぼうけん」シリーズの展覧会が開催されていたので、足を運んできました。
会場の入口では巨大なりゅうのオブジェがお出迎えです。いかつくて怖い感じではなく、かわいい龍です。作者によると、子どもたちに親しみを感じてもらえるように、このようなかわいいキャラクターを創作したそうです。羽根も大きくないし、空を飛べるのかな。
入場の記念品としていただききました。
エルマーの仲間たちが楽しそうにしています。折り曲げると浮かび上がってくる立体的なペーパークラフトです。
絵本の下絵となる鉛筆画です。繊細ですね。
若い頃に書いていたという創作地図です。空想した町の様子を地図に書くことが好きだったみたいです。
自分で冒険物語を考えて、地図を見ながら様々なことを想像していたのでしょう。
無造作にちぎった紙がキャプションとして掲示されています。大事なところは残すようにして、あとは大胆に切る。冒険の匂いがぷんぷんしてきます。
これですよ、これ。わくわくしますね。ひみつを探したり守ったりすることが冒険の一番の醍醐味なのです。
展覧会グッズのなかで見つけた「カナリア島のひみつのメモパッド」です。名前に惹かれて購入しました。
誰にも見られることのない自分だけのひみつ。エルマーは何を書いていたのかな。
最後のエリアでは冒険にまつわる愛読書が紹介されていました。著名人が選んだ一冊が展示されています。初めて知った本も結構ありました。料理の本を選定した人もいるなど多彩なラインナップです。皆さん、様々な分野から冒険のインスピレーションを得ているんですね。
エルマーとりゅうが空を飛んでいます。りゅうは可愛すぎてシマウマみたいですけどね。小さい羽根でも飛べるようです。どこに行こうとしているのでしょうか。視線はかなり遠くを見ています。気の置ける相棒と一緒ならば、たとえ大きな嵐に見舞われることがあったとしても、きっと知恵を出し合いながら乗り切っていくことでしょう。ぼうけんの旅はまだまだ続きます。