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この日も朝から鋭い陽射しでした。今日も猛暑で暑い一日になることを覚悟しながらも、夕方に今井美樹のライブがあるので、爽やかな気持ちになれる予感にわくわくしていました。早めに出発して少し手前の横浜駅周辺をしばし散策。夏休みということもあってもの凄い人出です。キャリーケースを手にしている旅行客も大勢いました。

私の行先はというと、横浜そごうの中にある紀伊國屋書店です。大きい本屋さんに行きたいと思っていてなかなか行けなかったのですが、今日は少し時間が取れたのでライブの前に寄ってみました。読みたい本はたくさんあるのですが、この日は文庫本を2冊購入しました。
ひとつは角川文庫の吉田修一著「ブランド」、もう1冊はハヤカワ文庫の翻訳もの「密航者」です。どちらも以前から気にしていて読んでいなかった小説なので楽しみです。

さて、横浜駅から神奈川県民ホールに向かい、無事到着です。開場まで少し時間があるので山下公園へ出てみました。それにしても相変わらずの暑さです。周りに遮るものがないので直射日光です。たまらず日傘を開きました。いくらか風が吹いているのが助かります。この猛暑なので歩く人はまばらですが、それでも元気に道行く人がいるんですね。大丈夫かな。私にはこの炎天下のなかを散歩できる忍耐力がないので、ベンチでひと休み?です。

アイスコーヒーを手にしながら海を眺めてしばし休息。そういえば今井美樹の曲に「年下の水夫」という曲があったな、今日は歌われるかな、などと思いを巡らせながら静かな港の音に耳を傾けていました。

ライブでは往年の名曲が次々に披露されました。小規模なバンド編成で美樹さんのボーカルがとてもはっきりと聞こえ、演奏の音もクリアでした。布袋さんに持って行かれてしまうことも多い演奏者もいるなど、ゲットするのが大変なミュージシャンの面々が集結してくれたそうです。

名曲が続くステージ、しっとりと聞かせてくれるボーカルにはグッときました。「雨のあと」いいですね。大好きな曲です。演奏も素晴らしく、さーっと涼しい風が吹いたようでした。後半に入ってからのアップテンポな曲が続く流れではスタンディングで盛り上がりました。アンコールでは衣装を替えられて登場。ラストまで華やかなステージを堪能しました。

美樹さん、これからもまだまだがんばりたいと話していました。素敵です。いつまでもいい声を届けてほしいですね。