今日の日経新聞より
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ネパール国王、事情聴取へ・デモ鎮圧問題
【ニューデリー＝山田剛】ロイター通信によると、ネパールの暫定政府が指名した特別委員会は29日、4月の民主化要求デモへの武力鎮圧で20人以上の死者が出た問題で、ギャネンドラ国王に対する事情聴取を実施する方針を明らかにした。軍への鎮圧命令など国王の関与が明らかになれば、正式に刑事責任が問われる可能性もある。
特別委メンバーは同通信に対し「事情聴取は国王への侮辱ではなく、（弁明の）機会となる」と説明。委員が王宮に出向いて事情を聴くか、質問状を送るなどの方法を検討しているという。
ギャネンドラ国王は4月に直接統治を放棄。国軍統帥権など多くの特権を剥奪（はくだつ）され、象徴的な君主にとどまった。だが、反政府武装組織ネパール共産党毛沢東主義派は、新政権への参加の条件として王制廃止を要求している。 ********************
日本の天皇に刑事責任を問えるか？
という論点を大学時代に勉強したことがありますが、
（その内容はすっかり忘れてしまいました。
久々に憲法の教科書でも広げて、
復習してみようかなぁ、なんて気分に一瞬なりましたが、
今、事務所なので、あっさり断念。
天皇の人権に関する結構有名な論点だったような・・・。
この方面に詳しい方がいらしたら、ぜひ、コメントで簡単に教えてくださ〜い☆）
にしても、上の記事を読むと、
議会制民主政治が未発達の国って壮絶ですね。
国王が事情徴収されるなんて、
深い意味はありませんが、直感的に悲しいです。
だって、いわゆる「王さま」って、小さい頃の憧れであり、
人間的に優れた人であるはず。その人が、
一般ピープルに疑いをもたれるなんて、
ちょっぴり乙女心が傷つきます。
専制君主政治はあまりよくないといわれる今日ですが、
一方で、国王の一言で、国内の政争がおさまったという国もあります。
（たしか、タイかどこかのアジアの国。選挙の正当性をめぐって、与野党が紛糾しているとき、国王の一言で、再選挙が決まったというニュースが数ヶ月前にありました）
理想の政治制度は
ものすごい賢者がトップに立って国民を導くか、
（ドラゴンクエストやＦＦなどＲＰＧゲームはこのタイプですが）
人間全員がいい人になって、和をもって共同体をつくるか
（崩壊した理想社会主義）
になってくるのでしょうが、
結局、ユートピアです。
欲深い人間には、なんでもほどほど、なんとなく平和が一番。
あまり、極端に理想を追求しすぎるのは禁物ですね。
自民党の総裁選、民主党の代表戦。
近づいてますが、上のニュースと比べてみても、
なんて平和でほのぼのした社会なんでしょう♪
って、しみじみ、日本に生まれてよかったと思います。
