麻生副総理の発言をめぐって、議論が起きていますが、記事の通りであれば、デリケートな言葉を気軽に発言してしまう軽率さは批判の対象になるとしても、内容的には、ナチスを批判していることなので、どうしてそこまで騒ぎ立てることなの?と思ってしまいました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130801-00000111-mai-eurp
ワイマール憲法は当時世界で最も民主的な憲法で、素晴らしいものだったけど、民主主義の選挙制度を尊重しすぎたために、ナチスの台頭を許してしまったというのは、日本の高校の世界史の授業で学ぶ基本でした(今はどうなのかなぁ)。
 
学校で学んだことと同じことを政治家が発言すると、なぜか責任問題にまで発展する…。
裏を返せば、それほどまでに、デリケートな言葉なんでしょうね。
きっと、批判をしている人たちは、「ナチス」という言葉を聞くだけで、その内容が、正であれ否であれ、心が痛むほど、つらい思いをされた方々なんだと思います。
 
麻生さんの話題とは少しずれますが、子育てをしていると、いろいろなママ友に出会います。
今までは、同じようなバックグラウンドや価値観をもった「気の合う仲間」が友達でしたが、子供を通じて出会うママ友は、それこそ、私にとって新しい価値観をもった人たちです。
私が、みんなと仲良くなろうと、気軽に冗談で話す内容が、新しいママ友達に不快感を与えている可能性も否めません。
 
今回の麻生副総理の発言とそれに対する世間の反応を見て、人間関係を円満に築き上げていくのって、石橋をたたいて渡るくらいの慎重さが必要だなぁ〜てお勉強になりました。