今回は、切迫早産で1月から自宅安静、その後、2月20日〜3月31日まで40日間の入院期間を経ての出産で、
第一子に比べて、道のりが長かったなぁ〜と感じています。
妊娠38週と4日での計画無痛分娩での出産で、分娩自体はかなり冷静に乗り越えることができました。
今は、3歳になった上の子が、新しい赤ちゃんとどう向き合っていくのかを観察しながら、不眠不休の新生児育児をがんばっています。
精神面(前頭葉を使う分野)では、幼児教育で、かなり息子を鍛えていると自覚をしている私ですが、
生理的活動に関する教育(本能をつかさどる脳の領域)は、ほとんど努力していません。
先日3歳になった息子はまだオムツをはいています。
寝る前はまだ、哺乳瓶を咥えています(中身は、虫歯にならないように、ミルクではなく、あったかいお湯です)
息子にトイレトレーニングをしていないのには、面倒だという理由以外に、私のトラウマが関係しています。
私は、本当によく、トイレにいけない夢に悩まされるんです。
小さいころからずっと。
ちなみに、私自身は、1歳になるかならないかくらいでオムツがとれていたそうです。
その際、私の母が私をどのようにトレーニングしたかは、わかりませんが、とにかく、昔から、悪夢と言えば、トイレに行きたいのにいけないというシチュエーション。しかも、目の前に便器がたくさんあるのに、めちゃくちゃ汚れていたり、混んでいたりと、そこにあるのに使えないトイレと格闘する夢に悩まされています。
心理学者じゃないので、トイレトレーニングとトイレの悪夢の因果関係はわかりませんが、自分の経験から、生理現象で子供の心に負担をかけたくないなぁ〜というのが私の考えで、子供にはトレーニングを強要していません。
ただ、パンツは用意しているので、本人がはきたくなったら、パンツをはかせてます。
排泄はトイレでするものだという事も、息子はすでに良く理解しています。でも、オムツが好きなんです。
そんなわけで、周りからはいろいろ言われる3歳になったのですが、本能に関する分野は、原始的な法則になるべくしたがってあげた方がいいなぁ〜って思っているこの頃です。
だって、昔は、トイレなんてなかったでしょ?野生動物は、好きな時に好きなところで用を足せるんだし・・・。
幼児教育で、鍛えるべきは、文明社会で必要とされる大脳新皮質の部分であって、動物としての本能の部分は、あんまり手を加えるべきではないというのが、持論です。
哺乳瓶を与え続けている理由についてはまた今度。
オムツの中に臭いものを出したけど、交換するのが嫌で、逃げ惑う3歳になった息子の写真。私から逃げながらも、あたかも、重大な使命を背負った任務の最中だという偉そうなポーズで、エアコンのスイッチを押し、自分がオムツを変えない事を正当化しようとしている姿。3歳児なりの、自己正当化技術です。
楠城華子