2014年05月

親子問答

3歳になった長男は、自分の主張が通らないと、我を通そうと泣いて粘ることがあります。

先日の夜、歯磨き後、洗面台で口をゆすいでいるとき、必要以上に時間をかけて鏡に映る自分の姿を楽しみながら遊んでいたので、早く家事をすませたかった私は、「自分でベッドの部屋まで行ってね」と言って洗面所をあとにしようとしたら、「ねんねだっこで連れて行って」とお願いしてきました。

“ねんねだっこ”とは、二男のような首のすわっていない赤ちゃんをだっこするように抱っこするという我が家の造語です。
二男が生まれてから、上の子が嫉妬で精神的に追い詰められないよう、ある程度、甘えさせてあげる活動の一環として、私がつくった言葉です。つまりはお姫様抱っこの事です。
「あと5秒で終えたら、ねんねだっこしてあげる」と言い、「約束ね」と言って、彼も承諾し、5秒を数えたのですが、息子は、相変わらず、鏡に向かってポーズを決めたりしてだらだらすごしています。時間切れでその場をさると、「やだやだやだ〜」と泣き始め、それでも無視していると絶叫しながら台所まで走ってきました。

今までは、「お母さんは片づけをしなくてはいけないから、あなたにばかりかまっていられない」といような言い方をし「あなたがもたもたしているからいけないんです。もっと早く行動しなさい」と言いたいことを一方的に伝えて、とりあえず、泣き止ませるために、彼の要望通り、ねんね抱っこをしてあげるというのがパターンでした。

一度「だだこねスイッチ」が入ると、なかなか泣き止まない息子。最近はその傾向が強くなっているような気がして、それが私の心にひっかかるようになっていました。

昨日も、同じような状況になりました。でも、私がここで、またすぐ許して慰めに抱っこしたら、子供は成長しないと思い、「お母さんが5を言い終わる前に終わらなかったから、抱っこはしない。約束したのにあなたは守らなかった」とつっぱねたのです。

すると、絶叫はますます激しく…。

下の子まで泣き出すし、夫もリラックスしてリビングにいたので、あまり絶叫させ続けるわけにもいかず、どうしようか脳を回転させていると、ふと、子供に私の言いたいことが伝わっているか、子供に言わせてみようと思い、絶叫で取り乱している息子に
「どうして、お母さんは、ねんね抱っこをしないの?」
と聞いてみました。

すると、息子はピタッと泣き止んで「5で終わらなかったから」と自ら話したのです。

びっくりしました。
人間って頭を使うと、ほかの行動が制御されるものなんですね。

息子は、質問をうけ、それを分析して、自分で答えを導き出すという活動をすることで、絶叫という活動を停止したんです。
思わぬ効果に私も嬉しくなりました。

「そうだよね。よくわかったね。明日、ちゃんと5で終わったら、ねんね抱っこしてベッドまで連れて行ってあげるね」
といったら、あっさり、ねんね抱っこをあきらめて、平穏なベッドタイムを迎えることができました。

子供が取り乱したら、頭を別の活動に使わせるという方法をひとつ学びました。

生後1か月を乗り越えて

二男が生後1か月になり、ひとつトンネルを抜けた気分になっています。

長男の時、初めの1か月で精神崩壊ギリギリまで追い込まれたことを思い出すと

今回は、とっても余裕のある一ヶ月でした。
最大の違いは、二男が良く寝てくれるということです。


今回の余裕の原因について、私なりの考えたこと。


    二男の時は、生まれた直後から母乳がたっぷりでた。


長男の時は、初産だったので、乳腺の完成度が低かったのか、子供が満足するようなスムーズさで母乳がでなかったため、(入院中、助産師さんには、とてもよく出ますと言われていたのですが)ミルクと混合育児をせざるをえなかった。


でも、母乳は赤ちゃんが欲しがるだけあげていいという指針に対して、ミルクは、1日の量が決まっているので、口さみしく、長男が泣いても、それ以上、ミルクやおっぱいを上げることができなかった。長男は、とにかくずっと泣いていた。


対して、今回は、自然噴出するほど母乳が潤沢なので、一回のおっぱいタイムで満腹になるのか、おっぱいの後しばらくは、泣くことはほとんどない。


    胎児の時の状態の違い


上の子は、お腹の中で窮屈に暮らしていたが、二男はゆったりとくつろいで過ごしていた。


上の子は、妊娠中ずっと「下の方にいる」と健診で言われ続け、エコーでも顔が見えることがほとんどなかった。


対して、二男の時は「羊水がたっぷり」と言われ、私のお腹の張り出し方も長男のときとは比べ物にならないほど大きくなった。


実際、二男が生まれてきた時に、医師や助産師さん達が「羊水が多い!」とびっくりしていた。胎盤の重さも、通常よりかなり重かった。


おそらく、長男は、狭くて苦しくて、ストレスがたまった状態で生まれてきたから、神経質でよく泣き、二男は、タプタプのお腹の中で、心地よく暮らしてきたので、ストレスがすくなく、よく寝てくれるのではないか。


    2回目なので、育児に慣れている

 

長男の時の経験から、初めの1か月に関して、相当の覚悟をもって臨んでいたのがよかった。妊娠が発覚した時から、初めの1年の育児の苦しみをどう克服していけばいいかを、ずっと考え、覚悟していただけに、おもったより楽だったというゆとりができた。

そして、なにより、赤ちゃんの泣き声に対する耐性が夫婦ともにできているという事が大きい。
赤ちゃんが泣いても、慌てることなく、安全が確保されていれば、しばらく泣かせて家事を先に済ませることができるようになった。親として、ちょっとしたことでは動じない肝がすわってきた。
 
ぞ紊了劼相手をしてくれる
この点に関しては、生後1か月というより、むしろ今後、さらなる期待がもてる要素だが、長男が次男にとても強い関心を抱いていて、二男が泣くと、真っ先に飛んで行って、トントンと二男をあやし、それでもうまくいかないと、二男の上に馬乗りになってあやし(もちろん、長男なりに自分の体重のかけ方を調整している)それでも泣き止まないと、私に「抱っこしてよ〜」と二男の代弁者となって訴えてくる。
それまでの一連の時間、私は家事を続行できるので助かる。
 

 

 

以上が私の勝手な分析ですが、


とにかく長男は、ず〜っと泣いていたという記憶しか残っていません。

育児が辛い、育児ノイローゼーになりそうというおお母さんたちは、私の長男タイプの赤ちゃんを持った方だと思います。横に寝かせると、泣くというレベルではなく、抱っこして、なおかつ、立って歩き回って、ようやく落ち着くという赤ちゃんでした。


不眠不休で抱っこして歩き回った一か月で、腕が腱鞘炎になるんじゃないかというほど疲れていました。そんな、経験があるからこそ、二男はとても育てやすい親孝行な赤ちゃんです。今のところは・・・ですが。


新生児ってちっちゃくって可愛いくて、しかも、芋虫みたいな面白い動きをするので、見ていて飽きることはありません。

2人目にして、ようやく、赤ちゃんってかわいいなぁ〜と心から愛おしめる余裕ができました。

 

それもこれも、長男のおかげだと思います。

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