紆余曲折を経ながらも、
来年行われる総選挙に向けて、
少しずついい方向に進んでいると思っていたのに・・・

ブット元首相が亡くなったというニュースが入ってきたとき、
ショックで、一瞬、動揺して、目の前が真っ白になってしまいました。

自爆テロ。

どうしてなの?

きっと、私たち日本人には理解できないような、
深い思想の違いがあるのでしょうね。

もっと、情報を集めないと、ブログで書くべきではないと
思ったのですが、

ミャンマーと並び、軍事政権の色が強いパキスタンを
この一年間、ず〜っと新聞の紙面上で
追いかけてきて、陰ながら応援してたんです。
候補者の一人一人ではなく、
パキスタンという国自体を。
(ちょっと、おこがましい発言かもしれませんが、正直な気持ちです)

ムシャラフの態度が二転三転しながらも、
民主化を強く訴える、弁護士や裁判官達が
弾圧を恐れず、声高に、NO!を唱え続け、
ブット氏が亡命先から帰国したり、
ほかの人気政治家も名乗りをあげたり、
強硬突破ギリギリのラインで、
来年の、総選挙実施に、ムシャラフはGoをだした。

この最後のムシャラフの決断の裏に、何があったのか、
情報源の少ない私は、勝手に想像するしかありませんが、
国際社会との関係、自分自身、そして愛する家族の身の危険などなど、いろいろな悩みがあったでしょうね。

普通&秘密選挙、基本的人権という概念が当然と教えられ、
ある程度、その安全性に慣れてきた
私たち日本人にとっては、
ムシャラフをはじめとした独裁政権は勝手すぎるという見方をしてしまいがちですが、

政情が不安定な国、
いったい、どこまでが、保護される領域なのか、
どこからどこまでが身内で、信頼を置ける仲間で、守るべき国民なのか
そういった、「国家と国益」の概念が定着していない地域では
私達とは、全く価値観が違うんだろうなと思います。

ようやく、多数の有力な候補者が募る総選挙という
私達にとっては当然な普通選挙にむけて、
大きな一歩を踏み出したんだ。
よかった。

選挙運動が盛んにおこなわれているという新聞記事を
読みながら、誰彼がというより、みんなに頑張ってほしい
そう、勝手ながら祈っていたら・・・

どうしてこんな悲劇に?
意見の違いはあるでしょう。
候補者の主張がすべて正しいなんてことはあり得ません。
誰かの利益を優先すれば、誰かの利益が侵害されます。
でも、

みんなの、「幸せの価値基準」を、一つの国として、
話し合いによって、歩み寄っていこうという志は、
人間に備わった、本来の社会性なのではないでしょうか?

ひとつの、国としての理想社会を形成しようとするエネルギーに対して、
あまりにも大きすぎる犠牲に
やり場のない憤りをかんじてしまい、
とりとめもなく、ブログに書いてしまいました。