日常生活の言葉はほとんど理解できている3歳児は、自己主張もなかなに強くなってきます。以前は、お菓子で単純につれていたのに、最近は、そう簡単に親のいうとおりに行動させることができなくなってきました。
 
親の都合で子供を振り回すのよくないとわかりながらも、でも、やっぱり、社会生活を営む上で、限りある時間のなかで、決められた活動をこなしていくには、子供をある程度、急き立てないと生活がまわらないのが現状です。
 
最近の悩みは、息子が朝ごはんを食べるのに時間がかかること。
我が家では毎朝、野菜ジュースをコップ1杯飲むのが習慣になっていますが、長男は、このジュースがあまり好きではありません。
嫌いというほどでもないので、喉が渇いているときは、くいっと飲んでしまうのですが、そうでもないときは、コップ一杯(100ccくらい)を飲ませるのが、本当に大変です。
あ〜だこ〜だ関係ない話をして、いっこうに食事が進まず、最後は、時間切れで私がイライラして、なんとか飲ませるといった日が続きました。
 
「危ない」という理由で子供の行動を注意することは、子供も理解しやすいので、わりとすんなり親のいう事を聞きますが、「体にいい」という理由で3歳児に親の言う事を聞かせるのは、結構な至難の業です。
 
最近、みつけた方法の一つが
「お父さんとお母さんは、○○(長男)の言う事をきくから、○○もお父さんとお母さんのいう事をきいてね」
と、子供が親と同等の立場として認められているんだという事を感じさせる言葉を使う事です。

3歳児でも、かなりプライドが高いので、大人の言葉づかいを意外と繊細に感じ取るようで、一方的に「これを飲みなさい!」といくら強い調子で言っても、「やだ」と意地になるばかりで逆効果だという事がわかりました。

そうではなくて、一人の人間同士として、「あなたの為にわたしは行動してるんだから、あなたも私の思いをくみ取って行動してください」といった理屈で説明すると、意外と納得して、すんなり要求をうけいれてくれます。
もちろん、眠いときなど、頭が回っていない状態で駄々をこねてるときは、何をいっても無駄ですが・・・。
 
子供の性格にもよると思いますが、プライドの高いタイプの子供には、こういう接し方がお勧めです。