おすすめの本

家事とスパイの本〜現実と妄想のハザマで〜

昨日、ず〜っと欲しかったアイロンが届きました☆
(コードレスで強力スチームがついたものです)
ハンガーにかけたままアイロンを立てて使用できるのが魅力です。
 スチームアイロン






早速、秋冬物の服のシワを蒸気で一蹴!
と、はりきって取り掛かりましたが、スチームのタイミングがつかめなかったり、アイロンの重みで腕がつかれたりとハンガーにかけたままの作業は結構難易度高かったです・・・。
 

晩御飯その後、保育士試験のピアノを少し練習して、ネットでレシピを検索しながら晩御飯を作って夜は、ひたすら読書にふけってました・・・。




スパイ本『インテリジェンス 闇の戦争』という本です。
 
すごくお勧めです。
小説ではなく、実際に、スパイ達からの聞き込みをまとめたものなので有名な戦争やテロ事件の黒幕や陰謀が赤裸々に語られていて、背筋がぞくっとしてきます。
リアルすぎて、読むのがとまらず、久々に夜更かしをして、
一気に読み終えてしまいました。
 
倫理観から新兵器製造を反対したり、新兵器製造依頼を断ったが故に、優秀な科学者が次々と不審死を遂げる部分や、国の為に、命を懸けて働いてきたスパイ達が、都合が悪くなると、見捨てられ、上司がある日突然「お前が勝手に暴走してやったことだ」と否認権を行使し、トカゲの尻尾きりに会ってしまう部分は本当に、胸が痛くなりました。
 
あってはならない裏切りが平気で起こる世界、誰も身の安全を保証してくれない世界。
一般人は、かかわるべき領域ではないですね。
 
なんとなく、ダークなイメージばかりが先行してしまいますが、大国同士がぶつかり合った時に、最終的な決裂を避けるために、パイプラインとして、裏交渉のルートをつなげる地道な活動をしているのも、インテリジェンス部隊の重大な存在意義の一つです。
この本の著者は、もし、1940年代にアメリカと日本の間に、日米間の裏パイプラインが存在していれば真珠湾攻撃は起きなかったと記述しています。
 
人は、時として非情な行動にでますが、でも、一方で、人は、非情な行動を避けようと努力する倫理観も持ち合わせています。
「やるかやらないか」の究極の判断をする瞬間がどういう精神状態なのか、そして、その判断の決定権を持つ人物の側近達が、どういう価値観や倫理観の持ち主かによって、歴史は180度変わっていくのですね。
 
もし私が突然、情報部にスカウトされたら・・・・
もしかしたら、この本を買った時点で本屋さんのレジの端末を通じて、私の個人情報が登録され追跡されているかも・・・・
カード使うと足がつくから、現金にしよ〜っと・・・・
 
昨夜は一介の人妻として、
ソファでだらんとリラックスして、まだ酸っぱいミカンをほおばりながら
秋の夜長に妄想にふけってしまいました。

『エスピオナージ』と『女子の本懐』

私にとっての、「いい本」の基準は、
文章が、す〜っと心の中に入ってくるかどうかという点です。

小説にしろ、エッセイにしろ、
文章の流れ、強弱が、私の感性とマッチングするか

だから、私が年をとるにつれて、「いい本」の趣向も当然変わってくると思いますが、最近の特にお勧めの2冊は

小池百合子さんの『女子の本懐』と
麻生幾さんの『エスピオナージ』です。

両者の共通点は、答えの存在しない世界で、
自分は何を生きる軸とし、何を信念とみなし、誰を守るのか
ということが、明確であるということ。

小池さんの『女子の本懐』は、非常に強いタッチの文章ですが、
その裏に隠された、人間の弱さだとか、情だとか、やさしさとかが垣間見えて、
「この人の強さは、信念を貫きとおす力なんだ。表面を、強烈なフェロモンで覆うことで、内からの強さをミックスして、人を魅了するオーラを発することができるんだ」
ってことがわかり、
社会と対峙する個人の女性として、とっても、参考になりました。

麻生幾さんは、スパイ好き人間の私にとって、大好きな作家さんです。
『宣戦布告』『ZERO』と読んできましたが、
今回の『エスピオナージ』は、突出して、最高作品といえます。
今作は、単なる国家や男の意地をかけたスリリングな戦いではなく、
人間の本質をえぐりとっているようで、読んでいて、涙がでてきました。

人間の生きる原動力ともいえる「愛」さえも、
天から降ってきたり、自然と知らない間に生まれるものではなく、
自ら獲得し、維持するために、戦い続けなくてはならないという
壮絶な現実を、スパイを通して、私達一般市民も、同じ問題を抱えているのだということを、思い知らされました。

生きるって、さまざまな形の愛を求めて闘い続けることなんですね。
その美しいロマンに感動しながらも、
本を閉じ、一呼吸置くと

「あ〜、大変だなあ〜」

って、怠け癖のある私は、
「いつまでも、のんぴりパラサイトシングルでいたいなぁ〜」
と、思ってしまうのでした。

大統領の座にこだわったチャベスと実をとったプーチン

先日行われたロシアの下院選挙では、
予想通り、プーチン率いる与党が圧勝。
来年引退するプーチンは、大統領の座を退いた後も、
院政をしき、権力を握り続ける

そんな声が世の中からたくさん聞こえてきます。

プーチンは表向きの地位に関係なく、一生権力を握り続けることでしょう。
それだけ、ロシアの政治態勢が盤石=官僚組織がしっかりしている
ということは、恐怖政治なんてささやかれながらも、
国際社会の中の主権国家(国民の人権とは次元の違う意味で、国家としての強さ)としては、ある意味、模範的かもしれないと思う今日この頃。

選挙がいまいち公平性に欠けるというところに目をつむれば・・・
のお話ですが。

プーチンがなぜ人気があるのか。
大衆に対しては、プロパガンダの成果だという極端な見方に賛同するとして、
いわゆる、富裕層からの支持を集めるプーチンの最大の魅力は
約束を守る!という男気があるからなのでは
と、勝手に思っています。

こういう独裁色の強い国って、一昔前の韓国のように、
政権が交代すると、前任者とその支持者達は一斉に逮捕されるなんてことが
よくあります。
でも、プーチンは、とっても義理堅いんです。
最近読んだ『地球を斬る』(佐藤優 著)にも書いてありましたが、
プーチンはエリツィンから大統領の座を譲り受けたとき、
その条件として
「エリツィン一族の資産には手をつけない」
という密約を交わしたそうです。
そして、プーチンは、その約束を守り、エリツィン一族は今も平穏無事に富豪生活を続けているのです。

そういう人格だからこそ、多少の恐怖感に裏打ちされたものであるにせよ、
資産家たちに支持されるんでしょうね。

プーチンと対照的なのが、
先日、スペイン国王に一喝されたベネズエラのチャベス大統領。

こちらも同じく国民投票が行われたのですが、
その結果は、チャベスにNO!を突き付けました。

選挙内容は
チャベスの大統領の任期をもっと伸ばそう!
(=チャベス終身大統領への道)
という内容に憲法を変えようという国民投票で
なんと、過半数の国民が反対票を投じたんです。

チャベスの独裁国家だと思い込んでいた私は、
ベネズエラの民主主義が生きていたんだということに感激しました。
(と同時に、自分の無知を反省しました)
プーチンと同じように、選挙の公平性に疑問が大いにあると思われる国で、
政権の意向に反する結果がでるなんて、しかも過半数以上。

う〜ん。おんなじ独裁者でも、人心掌握術の差が歴然とでてしまいましたね。
たしかに、プーチンがもし、改憲を問う国民投票を行ったら、今回の選挙のような圧勝の支持は得られなかったでしょうが。
チャベスも院政を敷くという手段を選べばよかったのに。
きっと、ベネズエラは、ロシアのKGBのような伝統のある官僚機構が育っていないから、意思統率ができる組織編成が難しいんでしょうね。

そうだとしても、敗北宣言をしたチャベスの発言がまた興味深かったです。
「負けは認めるが、支持者がいたんだ。だから、もう一度国民投票をする」
勝つまで、試合を続ける。

結局やりたい放題ですね。
ちなみに、今の憲法だと、2013年まで大統領の座にとどまれるようです。

氾濫する情報の海で・・・

先週は、個人的に、情報の海におぼれかけてました。

ミャンマーのデモが鎮静化したと思ったら、今度は、パキスタンで、
ブット元首相が帰国するという出来事があり(それに伴うテロも多発)、

北朝鮮の核放棄がちょっと進んだかと思えば、
今度は、イランの核開発をロシアが応援する(もちろん平和的利用)と宣言し
カスピ海石油経済協力機構をつくり、

ウクライナでは、親欧米派が親ロシア派から政権を奪取し、
(個人的に、黒柳徹子さんみたいな三つ網ヘアスタイルで、凛としたティモシエンコ氏には好意をもって注目しています。)
それに、危機感を抱いたロシアのガスプロムが天然ガスの供給をストップすると脅しをかけて、

ライスさんが中東に飛んでいって、来月行われる和平会議に出席するよう
各首脳に説得して回ったとおもったら、
アメリカの下院で、トルコによるアルメニア人虐殺の非難決議が可決され、
それに怒ったトルコは、アメリカから外交官を引き上げると共に、
クルド人を攻撃すべくイラクに侵攻するという決議を国会で承認し、

中国では、5年に1回の共産党大会が開かれ、第5世代といわれる人たちの
人事がどうなるかが気になって・・・・

まぁ、世界中で、動きがありすぎて、追いかけているあいだに、
ミャンマーとパキスタンがごっちゃになったりと、
混乱を極めた一週間でした。

さらに、
図書館の貸し出し期限もあって、
『官僚とメディア』
『お節介なアメリカ』
『世界の中の小国』
『宣戦布告』
を立て続けに読破し、
スパイ・国策捜査・アメリカの野心・羨望の小国・・・
などなど、ほんの内容が偏っていたせいか、
それらが、私の心を猜疑心の塊みたいにグレーに変化させ
どんな記事を読んでも、
「信用できない」
という風になってしまい、
ブログを綴るには、混迷を極めすぎた状態でした。

ま、

というのが、しばらくお休みしていた言い訳です。

今週のゆか☆はなランチで何をはなそうかなぁ〜。
それでは、また。

ホワイトハウス・スキャンダル

あるお仕事で、原稿を書くことになっているが、
その資料として、
いろいろな文献をあさっている中、

ホワイトハウススキャンダル』(扶桑社:ロナルド・ケスラー著)
というものを見つけた。

歴代大統領
(ジョンソン→ニクソン→フォード→カーター→レーガン→ブッシュ→クリントン)
のホワイトハウスでの行状が赤裸々につづられている。
ほとんどが、当時大統領に仕えていたシークレットサービスや執事からの
告白で構成されているので、
かなり、かたよった意見集となっているが、

表舞台で活躍していた大統領たちが、
ホワイトハウスでいかに好き放題、王様のように振舞っていたかが、
ゴシップ的にいろいろと書かれているので、
ざ〜っと読むのには、おもしろいかもしれない。

世界一の国のトップなんだから、
少々のことは、大目にみてあげてもいいんじゃない?とは思っていたが、
各大統領共に、
破廉恥なことをしまくっている。

すべての原因は、
「大統領の経費」というものが、複雑すぎて、だれにもわからないという1点だ。
ホワイトハウスの食堂は海軍、
車や運転手は陸軍、
通信関係は国防省、
飛行機は空軍、
ヘリコプターは海兵隊、
国家的職務には国務省、
敷地は国立公園部、
警備はシークレットサービス、
といったふうに、管轄が複雑に分かれているため、
何がホワイトハウスの経費で、何が別の経費かという事がわからない。
しかも、ほとんどが機密扱いなので、公表の必要もないらしい。

それでも、下院議員がホワイトハウスの運営にかかっている費用を調査しようと一年間がんばったが、
結局は働いている社員の正確な人数さえもわからなかったという。

これらの事実が本当だったら、
日本の政治家が引き起こしている領収書問題なんて、
些細なことに見えてくる。

本書を要約すると、
ジョンソンは色好みで大泥棒(ホワイトハウスの家財を盗みまくったらしい)
ニクソンは情緒不安定で大嘘つき(節約にはうるさいくせに結果的に浪費家)
カーターはケチ
レーガンは奥さんに尻に敷かれている
ブッシュは筆まめ
クリントンは大統領の資質がない。

など、さんざんなことばかりだが、
そういう著者の主観をのぞけば、
世界一の権力者とそれを取り巻くスタッフや家族の
素顔を少し垣間見ることができて
おもしろい本だと思う。

話は飛んで、日本の国家財政はどうなっているのだろうか。
政治家達が、必死に歳出削減をさけんでいるが、
国の借金は増えるばかり。
24日に財務省が発表したところによると、
国の借金は6月末の時点で836兆円、3月末に比べて0.3%増え、
過去最高を更新したらしい。

836兆円・・・。
いったいどうするんでしょうね〜

財務省が公表している国の貸借対照表
結構興味深いので、ぜひ、一読してみてください★

P.S
エアーフォースワンで大統領に出される炭酸飲料水は、
民主党政権の時はコカコーラで
共和党政権の時はペプシ
なんですって。

やっと読み終えました☆

ハリーポッターの最新号を1ヶ月かけて
ようやく読み終えました。

舞台のお稽古中に、睡眠導入剤として、うってつけだなぁ〜
と購入したのはいいものの、
疲れきった体で、ベットの上に倒れこむと、
本を開く気力もなくそのまま夢の世界へ・・・

なぁんてかんじで、
ちょっとずつ読み進めていって、
ようやく昨日の夜中に、
ハリーの7年間が完結しました。

内容は、まだ読んでいらっしゃらない方が多いと思うので
ふせておきますが、
とにかく、すばらしいです。

テーマは一貫して「愛」ですが、
この本を通じて、
本来は直感的な本能の部分に属する感情
である「愛欲」が
知恵、忍耐、信念
といった、さまざまな、人間の高次精神の集大成でもって
崇高な理念の「愛」として昇華されていくんだなぁ
ってあらためて、感じました。

「愛は勝ち取るもの」

ハリーポッター











ただ、えてして人間は、
愛の最終形を始めに固定してしまい、
そこがゴールだと勘違いして、驀進してしまうから、
醜い争いを引き起こしてしまうんでしょうね。

何を勝ち取るかって、結局は、
自分の数々の欲望をコントロールできる強い精神力。

『ハリーポッター』シリーズは
児童用文学といえども、学ぶことが多かったです。

カラヤンと歴史

最近、お風呂の中や、寝る前に
カラヤンとフルトヴェングラー』(中川右介著 幻冬舎新書)
を読んでいる。

芸術って判断基準が人間の主観なので、
だれが優れているとか、順位をつけるが難しいですが、
クラッシク界だと、ベルリン・フィル首席指揮者の座につくことが、
ひとつの頂点を意味するようです。

この本は、
その3代目のフルトヴェングラーと
4代目のカラヤン
の権力闘争のお話。

フルトヴェングラーがカラヤン落としに精を出し、
カラヤンがベルリン・フィル首席の座を手に入れるために、
タイミングを虎視眈々と狙い、他の候補者を排除していく
手段が、彼らを取り巻く知人達の手紙などを通じて、
生々しく描かれている。

とくに、この二人は、
第二次世界大戦と冷戦で分断されたベルリンを生き抜いており、
戦中はナチス政権のもと、
どのように、ワーグナーが大好きなヒットラーと付き合うか、
終戦後、今度は逆に、いかにナチス政権に抵抗していたか
というのが、
かれらの地位を向上させる判断基準となったというのも、
興味深いところである。

音楽と政治。
意外と、密接な関係があるんですね。

カラヤンは偉大なる指揮者だ!
という認識しかなかった私ですが、
今日は、寝る前に
ちょっと違う視点で、
カラヤンが指揮をしているベルリン・フィルの
『シェエラザード 交響組曲 作品35』作曲:ニコライ=リムンスキー
1967年1月録音
を鑑賞しようと思う。

1955年にフルトヴェングラーが亡くなり、
1956年にカラヤンが4代目のベルリン・フィル首席指揮者の座に就く。
さらにカラヤンは、世界一のオペラハウスであるウィーン国立歌劇場、
ロンドンフィルハーモニア管弦楽団、ウィーン交響楽団、ウィーン学友協会合唱団、ミラノ・スカラ座も手中におさめた。
まさにカラヤン帝国全盛期の録音。

人間ドラマを背景にすると、
また一味違ったカラヤンが見えてくるだろう

チーム安倍Vs財務省+自民税調

財政再建を巡って、
「官邸+幹事長派」と「財務省+自民党税調」の対立が激化しています。

本間氏を税調会長から引き摺り下ろした
(愛人の存在を『週間ポスト』にリークした)のは、
財務省だ!
というフォーサイト(新潮社)の記事を読んでから、
日本の国家機関の中枢部でうごめく権力闘争に、
身震いを感じ、財政再建に関して、興味をもつようになりました。

最近は、テレビ番組や新聞で、自民党の議員さん達が、
かなり好き勝手に持論を主張しているのが目に付きますよね。
この財政再建問題だけでなく、
安倍政権になってから、防衛&厚労閣僚然々、
かなりみんな言いたい放題♪

安倍さんに指導力がないという批判もありますが、
個人的には、いろんな意見が聞けて、
内部の対立構造も白日の下にさらすことができるので、
かえって、風穴のある、透明度の高い政権だと思っています。

まずは、昨日の新聞から。
**********
「上げ潮期待」か「増税路線」か

政府・自民党内で財政再建を巡る意見対立が見え始めた。

中川秀直幹事長らは、
経済成長による税収増などを見込めば、
2011年度のプライマリーバランス(基礎的財政収支)の均衡は十分と主張。

一方、党税制調査会の幹部らは、
消費税率の引き上げ論議から逃げるべきではないとの立場だ。
7月の参院選にむけた選挙戦略も絡み、
さや当てが激化する気配だ。
(中略)
**********

(中略)部分をまとめると、
(1)「上げ潮」派
 〈支持者〉 
  中川秀直幹事長・大田弘子経済相・甘利明経産省ら
 〈主張〉 
  増税反対。
  経済成長で、企業や個人からの自然増収を最大限見込むべき
 〈根拠〉
  ・経済財政諮問会議の新中期方針「進路と戦略」に盛り込まれた
   増税なしでも11年度に基礎的収支の黒字化を達成できるとの試算。
  ・4月の統一選や7月の参院選前に有権者の理解を得やすい。

(2)「堅実」派
 〈支持者〉
  津島雄二自民税調会長(←税調は自民税調と政府税調の二つある)
  町村信孝氏・谷垣禎一氏ら
 〈主張〉
  増税すべき。
  消費税率を1%上げれば2.5兆円程度の増収。
  検討をさけるべきではない。
 〈根拠〉
  楽観的な税収増(=経済成長による税収増)を前提としては、
  膨張する社会保障財源などの確保はおぼつかない。

**********
(続き)
大田弘子経済相は、1月18日の民放テレビ番組で、
「増税なき財政再建を目指す」
と言及したが、
尾身幸次財務相らの反発で翌日に
「言葉足らずだった」と撤回した。

消費税率引き上げに積極的な財務省も
現状では、政局への影響を懸念して静観。

安倍晋三首相や塩崎恭久官房長官は
「秋以降に本格議論する」との姿勢を崩していない。

野党は、「議論先送りは、与党の争点隠し」と
批判を強めており、
参院選が近づくにつれて、
税財政に関する方向性の明示を迫られる可能性もある。

日経新聞2007年2月11日
***********

どちらの主張が、日本の将来のために正しいのか、
判断するのは、無理。
あまりにも、難しすぎるからです。
いろんな経済指標を見ながら、
いろんな計算式を使って、
専門家達が将来の数値をはじきだした結果
2つに意見がわかれたのだから、
素人の私になぞはわかるはずがありません・・・。

ただ、消費税が上がるなら、他の税率を下げて欲しいなぁ〜
と、庶民として思います。

さて、
『フォーサイト』2月号ですが、
「深層レポート」のコーナーに、上述の本間問題の記事が載っていました。

*********
財務省・自民税調のタッグに

財政再建に向け、消費税増派の
石弘光前税調会長の続投を求めた財務省を退け、
経済成長重視派の本間氏を会長に起用したのは、
政策ブレーンでもある、塩崎官房長官の進言を入れた
安倍首相である。

長年、財務省主税局がコントロールしてきた
政府税調を官邸の直轄下に置き、
本来の「首相の諮問機関」として機能させる。
財務省と自民党税調が持ちつ持たれつで共有してきた
税制改正の主導権を官邸に取り戻す。

本間氏の人事には、そうした今後の政策展開をにらんだ安倍戦略
がこめられていた。
(中略)
『週間ポスト』誌が本間氏の公務員宿舎入居を愛人問題と絡めて報じたのは、
昨年12月11日。
同誌がその事実を、いつ、どういう経路でキャッチしたか定かでないが、
少なくとも、公務員宿舎を管理している財務省の担当者の間では、
かなり以前から同居女性がいることも含めて、
公然の秘密だったとされる。
(中略)
本間氏に近い竹中平蔵前総務相は
「財務省リーク」説を口にして憚らない。
(中略)
辞任やむなしの世論を誘導したのは、
自民党税調の面々だ。
首相出身の派閥の会長ながら、本間氏を追い落としを先導したのは、
町村信孝税調小委員長だった。
(後略)
***************
これに続き、津島自民党税調会長が本間氏を批判、
マスコミが飛びつき辞任論を煽り、
安倍首相も流れに抗えなかった。

と記事は続いている。

また、同『フォーサイト』の異端妄説というコーナーでは
「税制調査会など必要ない」という論文が載っていて、
****************
(前略)
政治の最も重要な部分を政治家が決めない。
官僚も逃げる。
世間の目が官僚に厳しいのと、
客観性を装うために、
権力志向の民間の「有識者」を組織して
「ご議論いただく」のが税制調査会である。

(中略)
政府の税制調査会など本当に必要なのか。
政治家が国会で議論して決めるのが正しい道ではないか。
昔は新聞社の人間も税調委員として加わっていたが、
さすがに最近はごく一部のメディア以外に委員は出ていない。

複雑極まりない税制を素人同然の委員達が論議したところで、
役人にかなうはずがない。
「いやあ、さすがに先生、そこは私どもも気がつきませんでした。
いやいや恐れ入りました。」などと持ち上げておいて、
自分達が考えているような方向へと誘導していく役人達。

彼らの軽蔑を含んだ高笑いが聞こえてくる
***************
と、かなり切って捨てた文章がかいてあった。

確かに、官僚のみなさんには、かなわないかも〜。
財務省っておそろしいところだなぁ〜。
きっと、何をいっても、横目で馬鹿にされるんだろうなぁ〜。
なぁんて、税制の委員達のことを思うと悲しくなってきました。

その、財務省の中でも、
いろいろと権力闘争はあるもの。
財務省のお役人さんたちは、政治家を横目でみているかもしれないけど、
逆に、お役人さんは、最終的には政治家をないがしろにできず、
歯向かえないのも、
これまた現実なようです。

そんな、税金を巡る、政治家VS官僚、財務省VS国税庁、検察VS国税庁、
それぞれの機関の内部分裂
の戦いのドラマが、
感激するほど、生々しく綴られた
徴税権力〜国税庁の研究〜』(落合博実 文芸春秋)
は、かなり面白いです。

前からチェックしていたのですが、
今日、本屋さんで購入して、
第1章の「金丸信摘発の舞台裏」
を読みました。
面白くてとまらない〜
ブログもかけない〜
状態・・・。

第2章「介入する政治家」
も続けて一気に読みたかったのですが、
ブログの更新と、明日のラジオの収録のネタ探しを優先させなきゃ。
ということで、
涙をのんで本を閉じた
くらい、
おもしろいです。

生産性の向上

1月があっという間に終わってしまいました。

今年は、初心に戻り、
基礎知識を一から脳にたたき込み直そうと
(読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』で、
 昨年、論客のみなさんに圧倒されてしまった反省と、次回への予習のため)
毎日、新聞を読んで、気になる記事を切り抜いてきました。

2年前に尊敬する櫻井よしこさんの
何があっても大丈夫』新潮社
という本を読んで、
櫻井よしこさんが、
ジャーナリストの卵として働き始めたとき
毎朝の仕事は、新聞の切り抜きだった
と書いてあったのが印象的に頭に残っていて

私も真似してみよ〜っと
1月1日から始めてみました♪

しかも、
櫻井さんは、
主要5紙を通勤時間の2時間で読みこなしていたというから、
びっくり!
読むスピードが遅い私は、
日経新聞1紙だけで、なんとか頑張っています。

注目記事を切り抜くまではいいのですが、
それを「どのように整理していくか」で
かなり悩みました。

学生時代に使っていたクリアファイル
を取り出して、
‘本、
日本の選挙、
C羚顱
ぅ▲献◆
ゥ▲瓮螢、
EU・ロシア
Г修梁捷餾檗
┫超・科学技術

の8つのファイルにわけ
収納することにしました。

日本のファイルは、

/邑問題・少子化・育児
∀係紂η金
O働
げ鳩
ザ軌
Τ宛
Щ碧
╂府
国会
金融
投資
企業
財政
その他

を一袋に一テーマを割り当て
切り抜き記事を詰めていきました。

でも、いざ、切り刻んだ記事を分別しようとすると、
かぶってしまうテーマのときはどうしよう・・・
と、悩むことがしばしば。

たとえば、
中国とロシアのことを比較した記事は
EU・ロシアのファイルか
中国のファイルか・・・

日本ファイルの中でも、
人口問題と、労働問題と年金問題が
絡んで載っている記事などは、とっても悩む。

う〜ん。

1月上旬は、この分別問題に頭を抱え
コピーまでとろうかと思いつめたりもしましたが、
あるとき、
「こんなことで悩むのは時間がもったいない」
とハタと気づき、
それ以来、分別については、
インスピレーションでかなり大雑把にやっています。

新聞











↑本日の状態
ファイルがこんなにパンパンに・・・。
確かにかなりの疲労感というか達成感だけはある。

でも、一ヶ月が終わったら、もう一度吟味し、
さらに重要な記事を絞り込んでスキャンして
データ化しよう〜♪
なんていう当初の思惑は・・・

あまりにもの量の多さに
前途多難です。

なるべく効率よく、
いらないところは、
バサバサ切り捨てていく勇気が求められそうです。

2月は、
人口減少する日本経済の課題と同じく、
「生産性を1〜2%向上する」
ということを目標に
がんばります!

具体的には
/景垢鮃げ、ざっと全体を見渡して必要記事を選別する時間を1%速め
∩世い鯆蠅瓩慎事を切断するスピードを3%速め
裁断された記事を熟読し蛍光ペンでマークするスピードを1%速め
ぅ侫.ぅ襪謀衄,垢襯好圈璽匹鬘魁鸞める

そのための具体的方策は、
、新聞を広げるスペースを確保するために、部屋を片付ける
□新しいハサミを購入し、切れ味が良くなることでスピードアップ
→一気に読む集中力を高めるためBGMをモーツァルトにする
あ少々のことを気にしない大胆さで臨む

なんてところだろうか。

櫻井よしこさんみたいに2時間で5紙は無理だが、
せめて、1紙(朝刊+夕刊)2時間
(郵便受けからファイリングまで)という持続可能な目標で
今年1年頑張ろうと思う。

P.S
くだらないが真剣な悩み。

新聞の裏が一面広告なら問題ないが、
日経新聞の場合、
1面と2面、「国際1」の面と「金融」の面
が裏表になっている。
どちらの記事をとるか・・・
涙を呑んで捨てる記事もある。

今年のお正月

今年の三が日はとっても充実していました。

元旦の夜、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート(NHKで生放送)を全部観ることができ、
(今年は、ピンクを基調としたお花で、劇場はとっても華やかでした。毎回楽しみにしているバレエもよかったし、恒例のラデツキー行進曲では、ちゃんとテレビの前で手拍子しました。将来絶対にウィーンでニューイヤーコンサートを観るぞ〜!)

昨日は、初詣に行って

今日は、実家でそろって晩御飯を食べて、
帰りにドンキホーテで、
兄にCDコンポを買ってもらいました☆
(冬のボーナスにヨロシク。って、去年からおねだりしていた念願のコンポだったので今日はとっても幸せな気分です。金曜日にお家に届くのが待ち遠しい

明日から、がんばろ〜!お正月

 

 

 

 

 


話は飛びますが、
お正月に読んだ本の中で
『インテリジェンス 武器なき戦争』 手嶋龍一 佐藤優 著 幻冬舎新書
お勧めです。

外交は情報戦争(スパイ戦争)で、日本がいかに出遅れているかということが、
佐藤氏の経験談から、恐ろしいほどひしひしと伝わってきました。
ロシアの毒殺事件もまだ耳に新しい事件ですが、
映画さながらのスパイ工作が、実際にこの東京でたくさん行われているなんて・・・
なんだか、ぞくぞくしてきませんか?

安部政権が掲げている「日本版NSC構想」は、
果たしてうまく機能するのか。
今後の展開が楽しみです。

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