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新採研修で話をする、基本的な教育技術の話題です。

 子どもが練習問題に取り組んでいるときの○つけの仕方をどのようにしていますか。
ずらっと行列が並び始まり、後ろの方でわいわいから大騒ぎになっている教室をよく見かけます。

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 わかっていない子に丁寧に教えすぎるあまり、さらに大渋滞を引き起こし・・・
 おいしいラーメン店にでも並ぶ、忍耐力を学ばせているのでしょうか。
このような状態は、列の後ろが大騒ぎとなってしまい学級崩壊の原因となります。
また、上位の子にはもっと高い課題や練習量を増やして、さらに伸ばしてあげたいものです。

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 わたしは、「2列式高速〇つけ」をします。
左右交互にテンポよく〇をつけられるので、列が増えることもありません。
個別に見たい児童がいても、ほかの列は流れるので、停滞せずに〇つけが続きます。

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 2つのノートが子どもから出されるときに、教師は瞬時に正答・誤答の判断をして、つまずいている児童にはどこに原因かをとらえて補充することが必要です。そのために、高速〇つけを身につけるには、教材をしっかりと研究していくことが必要です。

 じっと並んで待たされてしまっている子どもと、たくさんの練習量をこなせる子ども。どちらの学級が学力が向上するかは、一目瞭然ですね。

 このように、子どもたちに「空白の時間」をつくらないように、教師には細かいところまでマネージメントする技術が必要です。

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 三角定規の角度について。
角を習いはじめで感覚が育っていない段階で,すべての角度をいっぺんにインプットするのは難しいことで,混乱をまねきますね。また,一方的な注入では,時間がたつと忘れてしまいます。

ここは,角度のもととなっている360進数の分割で整頓するとすっきりします。

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「90°を3等分した角が入っています。」
だから,30°
それが2つ分で,60°


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「90°を2等分した角が入っています。」
だから,45°

忘れたときに思い出すきっかけを,角度のもととなる360進数の分割の概念で知識としておくことがポイントです。

子どもたちは,すでに
90°・・・直角
180°・・・2直角
270°・・・3直角
360°・・・4直角
を学んでいます。

これを参考にしながら,教室の子どもたちと命名をしますと,
45°・・・半分直角
30°・・・3分直角

などが出てきて,楽しく学ぶことのできる内容となります。


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3年生で角度の授業を進めています。※4年教科書

 この単元で初めて角度と出会う子どもたちにとって,概念を形成して感覚を豊かにするのには時間がかかります。単元の学習だけでは不十分で,感覚が育っていないまま次の「垂直と平行」の単元へとつながっていってしまいます。

 授業の始まりと終わりに日直のかけ声とともに,角度をよませるようにしています。
6時間の授業で12回,さまざまな角度をよむことになりますので,日々の授業を進めながら角度の感覚を育て続けることになります。

図1
 
このような掲示物をつくって時計の近くにはります。
図2
この場合ですと,
「時刻『2時』」
「角度『60°』」
と,学級の全員の児童がよみあげることになります。

感覚が豊かになってくると,長針と短針の間が5分で30°,1分で6°というような知識も深まっていきます。

これは2年教科書の時刻のところで時刻をよんで習得するのにも使える技ですのでおすすめです。今担当している児童は,2年生の時計の単元からよみ続けていますので,毎日,毎時間時刻をよんできたということになります。角度をよもう!は,これから高学年まで続けていきます。

※このアイディアは,算数研究の原稿執筆のときに実践として紹介させていただきました。

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