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次のようなわり算の筆算の仕方を考えます。
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25)85

仮商の立て方は主に2通りあります。
①概数を使って見当をつける。
②包含除の考えで,85の中に25がいくつあるかを考える。

 ①の概数での見当をつける方法が一般的です。ただし,このような除数の1の位の数が4,5,6のときは,切り上げと切り捨てをして概数にすると誤差が生じてしまうので,仮商を何度も修正しなければならなくなってしまいます。もちろん仮商の修正ができなければなりませんが,それが習得できたら速く計算する方法として②もできるようにするのです。

 この場合は,85に25がいくつ含まれているかを考えれば真商の3がすぐに導き出されます。ですので,このような24,25,26など1の位が4,5,6のようなときは,1の位を5としてから85の中に25がいくつ入っているかを考えられるようにするのです。
nobu01
 この5とび仮商立てができる下準備として,わたしは子どもたちが5とびをすらすら暗唱できるようにしておきます。
15,30,45,60・・
25,50,75,100・・・
35,70,105,・・
 自主学習ファイルに次のような表を綴じ込ませ,音読の宿題として毎日3回くらい斉唱するようにします。
5tobi

 この5とび仮商立てができるようになると,一撃で真商が見つかるようになるので修正が必要なくなるため,計算スピードが格段に上がります。また,与えられたことに対して自分でよりよい方法を使い分けて解決するという経験ができるため,判断力を高める主体的な学びの機会となっていくのです。