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 担任とわたし以外の教科によって授業が成立しづらくなってしまっている学級で,先日,授業中に子どもに厳しく指導したことがあります。

C:授業中に教科書の背表紙を机に当ててしまい教室中に大きな音を響かせる。反省したようすもなくニヤニヤしている。
のぶ:「どういうことでしょう? 間違い? わざとですか?」
C:「間違いです。」
のぶちゃん先生:「間違えたのなら反省しているはずです。なぜにやにやしてるのです?その態度だと,わざとと同じで授業妨害です。周りの友達と目が合ったのなら,にやにやではなく申し訳なさそうに態度に表しなさい。」
C:わかりました。

C:友達と目を合わせてにやにやしている。
のぶちゃん先生:その子のパーソナルスペースへ!大きめの足音を立てて歩み寄り真横で,大きな声で。
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「さっき言ったことがわかってませんね。失敗したらにやにやするのでなく,反省した表情をしなさい。その笑いは楽しいときのいい笑いではなく,人をばかにした嘲笑という悪い笑いです!先生は,そのような態度は嫌いですし絶対に許しません!!」
C:「わかりました。すみませんでした。」(反省した表情)

のぶちゃん先生:学級全体に指導
「この学級では,悪い笑いといい笑いをわかっていない人がいて残念でした。人を嫌な気持ちにするような笑いは必要ありません!ほかにも気づかずにやっている人がいるはずです。これからは,みんなで気をつけるようにしましょう。」

 この子どもが教科書で音を立てたのは,故意ではないと言っていますが,わたしは教師を試すためにやっていると感じました。音を立てたときどのような反応をするか,叱られたあとにごまかしたときどのような反応をするか。ここで,指導しなかったりいい負けたりしているようでは,教師と子どもの主従関係が崩れて学級は乱れていくことになります。
 なるほど,この学級の子どもたちが他の教師の前で態度を変えているのは,このような挑戦をして教師をランクづけしているのだと思いました。

 のぶちゃん学級や教科をもっている学級では,いつも子どもたちの明るい笑い声が響いています。悪い笑いはよい笑いとは違うことであることは,子どもたちに指導しておきたいことです。
【悪い笑い=嘲笑(あざけ),冷笑(ひやかし),悪意】
・人が失敗したときに笑う。
・人の欠点を見つけて笑う。
・叱られたあとに笑う。
・命や戦争,貴い話などを学んでいる真剣な場面で笑う。
・友達とのアイコンタクトで,企みや悪意があるような笑い方をする。

 間違いや失敗を恐れず,自由に発言できるような学級の雰囲気を作るには,このような悪い笑いをなくすことです。指導する機会がきたら,子どもたちにしっかりと指導しておきたいことですね。
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