カテゴリ:
 効率のよい学びを展開するためには,全体を通した指導を行うのか(全習法),部分を徹底した指導をするのか(分習法)児童の習得状況や実態を見極めて構成する必要があります。
nobu01
 たとえば,合唱であれば
全習法・・・曲を最初から最後まで通して学ぶ。
分習法・・・伸ばしたい部分を徹底して学ぶ。

 卒業式であれば
全習法・・・最初から最後まで通して練習する。
分習法・・・卒業証授与の練習をする。

 算数のまとめの練習であれば
全習法・・・問題を一連を通して学ぶ。
分習法・・・苦手分野を徹底して学ぶ。

 サッカーであれば
全習法・・・ゲームを通してサッカーを学ぶ。
分習法・・・ドリブルやパス,フェイントなどの局面のスキルを学ぶ。

 ということになります。今の子どもたちにとってどちらの練習や学びが必要であるか,教師がしっかりと見極めて計画的に臨機に指導できるかによって子どもたちの能力の向上があきらかにかわります。

 指導力のない教員をみていると,ピンポイントで指導しなければならない部分で漠然と全習法にしてしまったり,通しでできるレベルに子どもたちがきているのに分習法にこだわってしまったり,的確でなかったり時間の無駄遣いをしたりしています。

 限られた時間の中で,子どもたちの能力を伸ばすためにはどのような学びがよいかをコーディネートするのは教師です。また,その的確性が教師の指導力でもあると言えるでしょう。
laugh