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(アレルギーをもっている子どもたちは,食べ物の好き嫌いという次元ではなく,食材を口にさせることができませんので,最も配慮が必要です。アレルギーのない子どもたちへの食育ということをご理解いただきながらご拝読ください。)

 今の時代,偏食の児童が多くなっているのと,絶対に完食させるという昔のような指導ができなくなり,食育は教師を悩ます問題になっています。
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 好き嫌いの多い子どもは,発育の面からも体が小さかったり,細かったり,逆に好みの物しか食べなかったり給食で満足できなくて帰宅後に間食をしてしまったりすることから肥満であったりします。

 わたしは食事の好き嫌いは発育の面だけでなく,性格的によくない影響があると考えています。
・親からきちんと食べることを躾として受けていないため自分本位でわがままである。
・情緒が安定するような食材を口にしないため,感情的になりやすい
・毎日毎食食材を選り好みしているため,人の好き嫌いが激しい
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 体のためというわけだけでなく,性格的にゆがみが生じてしまうため,やはり学校としてできるだけの指導をすることが必要です。

・のぶちゃん学級では,お弁当持参の児童は完食するように,給食に関しては半分以上は食べることを目標とさせています。
・完食を係などにチェックさせて月ごとに表彰する。しっかりと食べていることがいいことであるということを学級の風土とする。

 無理強いすると,好き嫌いの多い子どもにとってはたいへんな苦痛となり,場合によっては登校をしぶるようになり,不登校になってしまうこともあります。保護者と連絡をとって,どのくらいを目安に食べるようにするかを確認することは欠かせません。懇談会や学年通信などで,上記のような好き嫌いは性格にも悪い影響が生じるということを伝えて,保護者の方に意図を理解していただいて協力体制をつくっていくことも大切です。