改めて。
23日に『鏡の中の女』全公演が終了しました。

image約一月。
このメンバーで戦ってきました。
作品と役と仲間と自分と。
向き合って、ぶつかって、折れそうになって、また立ち向かう。
悩むことも迷うことも沢山あって…。
未熟で、悔しくて、そんなのも当たり前で…。
今回は作品の真ん中に立つ役柄というのもあり、そういう立場に自分がいることへの不安もありました。
でも、キャストの皆がいつだって味方でいてくれました。
作品の為、役の為、自分の為であったとしても《緑子》のことを考えて、繋げてくれた…☆
互いに寄り添うように役を思い、バランスを取りながら支え合えた女性陣。
緻密に考えながら、時に直感で、追い詰めてくれた男性陣。
そして素に戻った時は、沢山笑わせてくれて、励ましてくれる温かい人たちでした。
皆にはありがとうの気持ちでいっぱいです。

そして、演出の酒井さんには嬉しい言葉を沢山頂きました。
私を信じてくださったこと。
それが何より心強かったし、嬉しかった。
だから何としても頂いたこの役でお返ししたいと思いました。
作品の種を生み出し、最後まで優しく導いてくださった酒井さんがいなかったら、《緑子》だっていなかった…。
心から感謝しています。

観に来てくださった皆さん。
感想やメッセージ、ありがとうございました。
一日一日の力になりました。
あなたに届いたこと、それが私の喜びです☆

imageいつもだったら役柄についても書くところですが、今回の《渋谷緑子》については語りません。
私だけでは語れません。
一つ言えることは、私に《みづき》《琴美》《花音》の痕跡があって、それらが私が《緑子》であったしるしだと思います。


スタッフ、キャストの皆様。
強烈なキャラクターと狂気と愛で受け止めてくださったゲストの皆様。
脚本家の目線でアドバイスをくださった志らくさん。
常に心を配ってくださったお弟子さん方。
応援してくださった皆様。
そして、ご来場頂きました全てのお客様。

本当にありがとうございました!


ああ。
一度、客席から観てみたかったなぁ…(笑)