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先日【イギリス風景画の巨匠 ターナー 風景の詩】に行ってきました。
100%ターナーという充実っぷり。

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こちらはポスターより《ソマーヒル、トンブリッジ  》。

独特の、柔らかに溶け込む自然光、空気に滲むような淡い色合いの空模様が好きというのもあって、心惹かれる作品は水彩画が多かったです。
畏怖の念を与える自然、残酷な国の歴史、物語上の哀しい展開など、決して穏やかではないものが絵の対象であっても、逆にその国その場所で生きている人々の身近で生活感溢れる風景を描いた作品であっても、どこか優しさや静けさに包まれるような印象を受けるのは、ターナーの“光”の力なのでしょうね。

版画は、エッチング法の中でも緻密で繊細でスッと整った線で描かれた作品には見ていて気持ちの良い不思議な魅力があり、白紙に浮かび上がるモノトーンのカッコよさを新たに発見出来ました。
何点か、一つの内容、同じ構図の水彩画と版画を両方並べて見ることが出来たのですが、「印象がここまで変わるものなのか!」という驚きと面白さがありました。

ヴィニェット形式の挿絵シリーズは集めたくなるほど可愛らしかった…!
《20ヴィニェットのうちの1点ーヘルゴラントの死の舟》の砂時計を持った骸骨さんは特にお気に入りでしたが、グッズが一つも無くてちょっぴり残念でした(´・_・`)

あと一つ。
ワンちゃんがね、印象に残ったのですよ。
作品によっては牛や馬やラクダも描かれていましたが、犬は労働に関係の無い場面でも人と共にいる身近な存在だったのだろうなぁというのが伝わってきました。
特に《ネッカー川対岸から見たハイデルベルク》の、川を馬に乗って進む人の後ろをついていく犬が可愛かったなぁ(*´∀`*)
なんだか微笑ましい気持ちにさせてくれる姿でした。

今回はメモを取りながら鑑賞したので、あれもこれもと書きたいことがあるのですが、キリが無いのでこの辺で…(笑)