2013年04月26日

当院における患者さんとのコミュニケーション円滑法

徳山中央病院 発表抄録


先週の木曜日、近くの地域中核病院で開催された
歯科の勉強会でコミュニケーションの話をしてきました

不定期開催のこの勉強会は、主催する先生が
この病院の口腔外科の医局長
そのためテーマはインプラントなどの外科関連ばかり

この僕も前回の昨年秋
依頼されて智歯抜歯について発表しました

内容は下歯槽管を抱いている智歯(親知らず)の
抜歯紹介を中心に構成

技術レベルの高いうちの院長も一目置く医局長の先生は
手際が悪いと神経麻痺の出る恐れのある抜歯を30分足らずで終了

アシストさせてもらったのですが
手さばきの良さに唖然

本当に素晴らしい先生です


その先生の下で働く勤務医の先生から
先月電話があり、またまた発表依頼

「もう智歯抜歯の話はできませんよ」とお応えすると
「テーマは何でも構いません」
「先生なら何かネタを持っておられそうだと思いまして(笑)」

という話で
コミュニケーションの話ならできますよ



所属するスタディグループや院内でしか話をしたことはなく
特に僕の話を聴きに来た訳ではない人
どうやって興味をもって聴いてもらえるか

僕の中ではチャレンジでした

これまでに習った発表用の資料(シナリオの書き方など)を
引っ張り出し
自分の伝えたいことを思いついたらその場ですぐにメモ
手帳

しかし肝心のスライドは発表当日の朝の時点で0枚
想いをひとつに紡ぐ作業は結構しんどく
これまでの疲れが溜まっていたのもあり
全然やる気が湧かなくて

その日は非番だったので、当日に賭けてました

そして・・・直前まで作業して
45枚のスライドが完成


迎えた本番

いつもなら原稿を書かなくても
スライドを見たら言いたいことがスラスラ出てくるのに
あまりの疲れに頭がボオ〜

全然頭が働かない

しかし
今回初めてMacのKeynoteに原稿を書いていたので
なんとか乗り切りました

で、参加していたスタッフから頂いた感想
「よかったですよ〜」
「『この人なら聴いてくれそう』っていう雰囲気出てました」

一方、いつも勉強会で一緒に学んでいる先生には
「よかったですよ」
「いつも先生は熱すぎるところがあるんですけど
 ちょうどいい感じでした(微笑)」


う〜ん、反響は良かった感じなのですが
僕は疲れているぐらいが丁度ええんかい!

こういう気づきがあるから
発表ってやめられないんですよね〜



・・・



本
10数年前、僕が全く理解不能だった本
初めて買った「聞く」ための本でした


hanasakasoneo at 06:48コメント(0) 

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