Neon Genesis Evangelion 24
kao

現在再放送中の『新世紀エヴァンゲリオン』も、いよいよ最終回が近づいてきました。
せっかくなので、日曜日の深夜に見た
第弐拾四話の感想をアップしておこうと思います。

見てない方もおられるかもしれないので、一応ネタバレ注意ということで。
第弐拾四話 最後のシ者

「ママー! 私 選ばれたの!! 人類を守るエリートパイロットなのよ! 世界一なのよ!」

いきなり登場したのは幼い頃のアスカ。

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「だから見て! 私を見て! ねぇ ママ!」

そこで彼女が目にしたのは、首を吊って変わり果てた姿となった母の姿。
これはトラウマだぜ・・・。
そして今度は、慕っていた加持リョウジまでも逝ってしまった。

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「シンクロ率ゼロ・・・・・・セカンドチルドレンたる資格なし」

バスタブで天を仰ぎながら虚ろな表情のアスカ。
完全に廃人モードです。

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「もう私がいる理由もないわ 誰も私を見てくれないもの パパもママも誰も・・・」

「私が生きてく理由もないわ」


無事に保護されたものの、もはや再起不能の状態です。
(´・ω・)カワイソス


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舞台は変わってネルフ本部。

「碇指令 猫が死んだんです」

「なぜ ダミーシステムを破壊した?」

「あなたに抱かれても 嬉しくなくなったから・・・私の体を好きにしたらどうです あの時みたいに!!」

「キミには失望した」


「失望!? 最初から期待も望みも持たなかったくせに!! 私には・・・何も! 何も!! 何も!!!」


これって夕方に流しても大丈夫な内容なのかな?
今だったらアウトのような気もします(笑)

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湖の前で佇むシンジ。
アスカもトウジもケンスケも・・・友だちと呼べる存在は、誰もいなくなってしまった。
綾波にも会う勇気がない。どんな顔をすればいいのかも分からない。

━━━━━笑えば・・・いいと思うよ

(アスカ・・・ミサトさん・・・母さん・・・ 僕はどうしたら・・・どうすればいい!?)

・・・と、どこからか鼻歌が聞こえてくる。
これはベートーヴェンの第九。いったい誰が・・・?

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「歌はいいねぇ」

カヲルくんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

「歌は心を潤してくれる リリンが生み出した文化の極みだよ」

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「そう感じないか? 碇シンジくん」


「僕の名を・・・?」

「知らないものはないさ 失礼だが キミは自分の立場をもう少しは知った方がいいと思うよ」

「そうかな・・・? あの・・・キミは?」

「僕はカヲル 渚カヲル キミと同じ仕組まれた子ども・・・フィフスチルドレンさ」


フィフスチルドレン、渚カヲル。
綾波レイと同じく過去の経歴は抹消済み。
分かっているのは、生年月日がセカンドインパクトと同一日だということだけ。

「委員会が直で送ってきた子どもよ 必ず何かあるわ」

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エヴァとのシンクロテスト。
コアの変換もなしに2号機との完璧なシンクロを見せるカヲル。

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そして綾波レイとの接触。

「お互いに この星で生きていく体は リリンと同じ形へと行き着いたか」

「あなた・・・誰?」


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一方、シンジは帰宅せずにネルフの施設内にいました。
本当はあまり帰りたくない。
その姿を見て話しかけるカヲル。

「帰る家 ホームがあるという事実は幸せに繋がる 良いことだよ」

「そうかなぁ」

「僕はキミともっと話がしたいな 一緒に行っていいかい?」

「えっ?」

「シャワーだよ これからなんだろ?」


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アッー!
何というホモ展開( ̄▽ ̄;

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「一次的接触を極端に避けるね キミは」

「怖いのかい? 人と触れ合うのが」

「他人を知らなければ 裏切られることも 互いに傷つくこともない でも 寂しさを忘れることもないよ」

「人間は寂しさを永久になくすことはできない 人は独りだからね」

「ただ 忘れることができるから 人は生きていけるのさ」


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なぜそこで手を握る!?
それに顔を赤らめるな!笑

「ガラスのように繊細だね 特にキミの心は」

「僕が?」

「そう 好意に値するよ」


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「好意・・・?」

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「好きってことさ」

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何というド直球( ̄▽ ̄;
「ホモが嫌いな女子なんかいません!」なんて言葉がありますが、実際のところどうなんでしょうね?笑

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エヴァ初号機に語りかけるゲンドウ。

「間もなく最後の使徒が現われる それを消せば願いが叶う」

「もうすぐだよ ユイ」


その右掌には捕食したアダムの目が・・・って、それはビデオフォーマット版でしたね。
テレビ版ではなかった描写です。

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「私 なぜここにいるの? 私 なぜまた生きているの? 何のために? 誰のために?」

「フィフスチルドレン・・・あの人 私と同じ感じがする どうして・・・」


結局、家には帰らずにカヲルの部屋に泊まらせてもらうことにしたシンジ。
自分の心の内を包み隠さず話してしまうことに、思わず感じる驚きと戸惑い。

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(どうしてカヲルくんにこんなこと話すんだろう・・・?)

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「僕は キミに会うために生まれてきたのかもしれない」

舞台は変わり、カヲルとゼーレとの会話。
そう、渚カヲルはゼーレが送り込んだ最後の使徒だったのです。

知っている人にとっては蛇足でしょうが、渚はシ者=使者。
そしてカヲルという字を一文字ずつ前にずらすと・・・。

カ→オ
ヲ→ワ
ル→リ

シ者オワリ=使者終わり。
よくできたアナグラムだなと。

偽りの継承者である黒き月よりの我らの人類。その始祖たるリリス。
正統な継承者たる失われた白き月よりの使徒。その始祖たるアダム


その魂は渚カヲル,再生されたその肉体は碇ゲンドウの中に存在する。
カヲルに託されたゼーレの願いとは・・・。

「分かっていますよ そのために僕は今ここにいるわけですから」

「すべてはリリンの流れのままに」


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エヴァ2号機の前に立つカヲル。
そして語りかける。

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「さぁ行くよ おいで アダムの分身 そしてリリンの僕(しもべ)」

第九キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

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ここからの展開はマジで燃えました。
目指すはターミナルドグマ!!

「嘘だ嘘だ嘘だッ!! カヲルくんが・・・彼が使徒だったなんて・・・!!」

「遅いなぁ・・・シンジくん」

「裏切ったな 僕の気持ちを裏切ったな!! 父さんと同じで裏切ったんだ!!」


Freunde!(Freunde!) O Freunde!!

「待っていたよ シンジくん」

「カヲルくん!!」


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激突する初号機と2号機!
初号機のナイフがカヲルに襲い掛かるが、ATフィールドがそれを防ぐ。

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「リリンも分かってるんだろう? ATフィールドは 誰もが持っている心の壁だということを」

「そんなの分からないよ! カヲルくん!!」

und der Cherub steht vor Gott! steht vor Gott!! vor Gott!!!


そしてターミナルドグマへ到達。
最終安全装置解除。
ついにヘヴンズドアが開かれる・・・!!

Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium,
Wir betreten feuertrunken, Himmlische, dein Heiligtum!

Deine Zauber binden wieder, Was die Mode streng geteilt,
Alle Menschen werden Brüder, Wo dein sanfter Flügel weilt.


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「アダム 我らが母たる存在」

「アダムより生まれし者は アダムに帰らなければならないのか? 人を滅ぼしてまで・・・」


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「・・・・・・!? 違う!! これは・・・リリス!!!」

「そうか そういうことか リリン」


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全てを悟ったカヲルの前に現われたのは、2号機を撃破した初号機。
間髪入れず、カヲルの体を右手で掴む!

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「ありがとう シンジくん」

「カヲルくん どうして!?」


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「僕が生き続けることが 僕の運命だからだよ 結果 人が滅びてもね」

「だが このまま死ぬこともできる 生と死は等価値なんだ 僕にとってはね」

「自らの死 それが唯一の絶対的自由なんだよ」


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「何を・・・カヲルくん キミが何を言ってるのか分かんないよ!!」

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「遺言だよ」

「さぁ 僕を消してくれ そうしなければ キミらが消えることになる」

「滅びの時を免れ 未来を与えられる生命体は 一つしか選ばれないんだ」

「そしてキミは 死すべき存在ではない」


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カヲルが見上げた先には、成り行きを見守る綾波レイ。
それに対してカヲルは寂しげに微笑みかける。

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「キミたちには未来が必要だ」

「ありがとう・・・キミに会えて嬉しかったよ」


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・・・どれくらいの時が流れただろう。
と、その瞬間・・・!!

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カ・・・カヲルくんの首が・・・((((;゜Д゜)))


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夜の湖に佇むシンジとミサト。

「カヲルくんが "好きだ" って言ってくれたんだ 僕のこと」

「初めて・・・初めて人から好きだって言われたんだ」

「僕に似てたんだ 綾波にも ・・・・・・・・・・・・好きだったんだ」

「生き残るなら カヲルくんの方だったんだ」

「僕なんかより ずっと彼の方が良い人だったのに」

「カヲルくんが生き残るべきだったんだ・・・・・・」


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「違うわ 生き残るのは 生きる意志を持った者だけよ」

「彼は死を望んだ 生きる意志を放棄して 見せ掛けの希望にすがったのよ」

「シンジくんは悪くないわ」


これは正論ですね。

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「冷たいね ミサトさん」

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この第弐拾四話は、テレビ版のエヴァが最後の盛り上がりを見せた回です。
私は第九が好きなので、この回の演出には鳥肌が立ちました。
でもまさか、この後にあんな展開が待ち受けていようとは・・・(^_^;

それにしても凄いのは、今回しか出番がなかったにもかかわらず、絶大なる存在感と人気を獲得するに至った渚カヲル。
本当に上手いことキャラを作ったものだと感心してしまいます。

きっと、次回の新劇場版でも活躍してくれることでしょう。
楽しみに待ちたいと思います。


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「EVANGELION:2.0 フィギュア」 [天花繚乱]

「序破急」 [同上]

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 」 [同上]