やきそばかおるの右脳と左脳をいったりきたり

ツイッターは@yakisoba_kaoruです。色んな媒体で取材したり、文章を書いたり、写真を撮ったりの毎日です

連載&執筆

「少し昔、舞浜で行われたラジオの公開放送で、神風が吹いた日の話」

【取材連動コラム】

ハガキ職人座談会〜ネタを書くこだわりから、
隠れた名番組の紹介まで
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1385445401122.html?_p=1

エキサイトニュースコネタにて、色々な番組や雜誌の投稿コーナーで、ハガキ職人として活躍してらっしゃる皆さんにお話をお聞きしました。

『西川貴教のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)、『水曜JUNK:南海キャンディーズ山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)、『ファミ通町内会』(KADOKAWA)、『aikoのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)、『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)、『月曜JUNK 伊集院光の深夜のバカ力』(TBSラジオ)
など、色々な番組や雜誌の話が出てきます。
よかったらぜひ!


ラジオといえば・・・
かくいう私も中学生になった頃からラジオにハマって、ハガキを出していました。
私もハガキ職人だったわけです。

兄のお古のラジカセをいじっていたら、たまたま流れてきたAMのラジオ番組が面白くて、ラジオ好きが開花。
それまで、これといって何の趣味もなかった私に、ラジオという楽しい世界が舞い降りてきました。
真木蔵人さんの「バラが咲いた」でいうところの「寂しかった僕に庭に、ラジオが咲いた」という感じでしょうか。
いつしか、ネタハガキも書くようになりました。

公開放送も行っていました。中学2年の時に、地元(当時は山口)の放送局が開催する「KRY(山口放送)秋祭り」に行き、初めてラジオスタジオを見学した時は、興奮と感動で、足ががくがくプルプル。
それほど、ラジオに対する憧れが激しかったのです。

公開放送といえば、上京する前のこと。
当時、よくネタハガキを出していたニッポン放送の番組「裕司と雅子のガバッといただき!ベスト30」の公開放送があったんです。
この時は広島に住んでいたので、東京の番組の公開放送に行ってみたいと思い、「青春18切符」を乗り継いで、片道15時間かけて東京に行きました。

場所は舞浜。(東京ではなく、千葉ですな)
舞浜といえば、泣く子も笑うディズニーランドが構える都市ですよ。
会場はディズニーランド!!ではなく、ディズニーランドがある場所から駅を挟んで真反対に30分くらい歩いたところにある日石のガソリンスタンドでした。
すれ違う人はみんなディズニーランド組です。
会場に着く頃にはクタクタ。

ミッキーやミニーよりも、三宅さんと小俣さんをひと目見たいとの一心でここまで来ました。
私にとって三宅さんは「ミッケー」、小俣さんは「オマー」です。
すみません、ふざけ過ぎました。

実は、公開放送に来た目的はそれだけではありません。
ラジオ番組に憧れていた私には、もう一つの願望がありました。それは
台本が見たい!

三宅さんと小俣さんのテーブルの上には台本が置かれています。
「あぁ、あの台本にはどういうことが書かれてあるんだろう・・・」
一番前の席に座っていたけど、もちろん見えるわけではありません。
氷川きよしファンばりに、双眼鏡を持って来て見ればよかった・・・と思いつつも。
ラジオでそれをやったら、怪しい人だと思われて、ごっつい人につまみ出されそうです。

三宅さんの喋り方には余裕があるな〜。
小俣さんはCM中でもニコニコしてるな〜。
ハガキの中に、私のハガキは混ざっているかな〜?
三宅さんの隣りに座ってらっしゃるのが放送作家さんかな?
ディレクターさんはキューの出し方がオシャレだな〜。さすが東京のディレクターさんはスタイリッシュだな。ここは千葉だけど。

そんなことを思いつつも、頭の中で「台本が見たい」と思うはくすぶり続けていました。
と、その時です!
奇跡が起きました。
突然、強風が吹くと同時に、テーブルにあった台本のうちの10枚ほどが、私のほうにめがけてひらひらと舞ってきたんです!
まさに神風!

幼い頃から、町内のもちまきですら、もちを1個もとれなかった運動神経ゼロな私は、体中の神経を総動員させて、金の財宝を掴むような勢いで台本を拾いました。
「どうしよう・・・これは返さないと・・・(ほしいけど)」

しかし、それは終わったコーナーの台本であったこともあって、そのまま広島へ持って帰りました。
その台本には、華の都 大東京、ニッポン放送の香りがしたんですね。
帰りの新幹線(←さすがに、帰りは新幹線に乗った)でニヤニヤしながら台本を眺めていたのはいうまでもありません。

小俣さんとは、それから数年して上京後に文化放送の局内でお会いして、ご挨拶をさせていただきました。さすがに『いつもニッポン放送の・・・』と言えるわけはなく、いつも『ヤルMAN(ヤル気MANMAN)聴いてます』と言うのが精一杯。(←ファンとはいえ、ミーハー丸出しですな。別の情報番組の作家をしているというのに)

ちなみに・・・ハガキを採用される度に、三宅さんと小俣さんの顔写真が印刷された1000円分のクオカードが届いていたのですが、数えたら10万円分以上になっていました。
時々、それを眺めては『うっしっしっ!私はクオカード長者じゃ』と思っていたのですが、当時は上京直後で、なにぶんお金がなかった私は、貯金が2万円を切った時にクオカード5万円分を泣く泣く使ってしまいました。
仕事をしても、お金はガバっといただけていなかったんです。

クオカードを使う度に、三宅さんと小俣さんの写真の隅に「使用済み」の小さな穴があけられてしまうため、それを見る度に「早く、クオカードを使わなくてすむようになりたい」と思ったのでした。
しかも、その穴というのは、よりによって小俣さんの顔写真の近くに空けられていたのです。
だから、余計に申し訳ないと思ったんですね。
小俣さん、穴をあけてごめんなさい。

「嶋浩一郎さんは、エンターティナー中のエンターティナーなのである」

【取材連動コラム】
嶋浩一郎さんに、ネットニュースの今後と、
最近の気になる事について聞いてみた

http://www.excite.co.jp/News/bit/E1384921097169.html

エキサイトニュースコネタ 10周年記念インタビューとして、嶋さんにお話を伺いました。

嶋浩一郎さんは、主に広告業界や出版業界で有名な方です。
「博報堂ケトルCEO」で、あの「本屋大賞」の企画運営もされています。
4文字でいえば「スゴイ人」なのです。
嶋さんには以前開催していた「フリーペーパーフェスティバル」で、ゲストコメンテーターとしてお世話になりました。

嶋さん「僕、『ゴメス』を全号持ってるんです!」
この10年ほどで私一番驚いたこのひと言。
今、『ゴメス』と聞いて、『お!』と思った方とは飲みに行きたいくらいです。私は酒は飲めないので、ジンジャーエールですが。
ゴメスは、パルコが発行していた、フリーペーパーです。
今でいうところの○○・・・という感じで何かに例えたかったのですが、類稀な面白いフリーペーパーだったので、例えようがありません。
強いて言えば「テレビブロス」でしょうか?
私もファンで、よく広島パルコに取りに行っていました。今でも半分ほど持っています。

嶋さん「僕、『モスモス』も全号もってるんです!」
この20年ほどで私が一番驚いたひと言です。

ボジョレヌーボーの「この10年間で一番の傑作」みたいな感じになってしまいましたが、とにかく驚きました。
モスモスは、モスバーガーが発行していた、フリーペーパーです。
今でいうところの○○・・・という感じで何かに例えたかったのですが、類稀な面白いフリーペーパーだったので、例えようがありません。
強いて言えば「テレビブロス」ですね。
私もファンで、よく電車に乗って1時間かけて小倉のモスバーガーに取りに行っていました。今でも全号持っています。

オールカラーで、すっとぼけた企画が多かったため、今をときめくクリエーターにも愛読者が多く、幻といわれています。
連載されていた、いがらしみきおさんの漫画「もいじーちゃん」は今でもファンがいます。

前置きが長くなってしまいましたが、嶋さんは、フリーペーパー、本などの紙媒体が大好きな方なのです。
もう一つ、嶋さんが好きなのが雑学。

ただし、勉強しているわけではありません。
嶋さんに「雑学は勉強されてるんですか?」
と聞いたら
「違いますよ。人に聞いた雑学で、気になることがあったら調べますけどね」
気になったことはすぐにメモをとり、そのノートは25冊にもなったそうです。
(嶋さんの雑学は単行本化されています)

さて、ある打ち合わせの最中のこと。
嶋さんに電話がかかってきました。
「あ、今、どこにいる?お台場の『船の科学館』?」
ここまでは普通のやりとりです。ところが、ここから先、私の瞳孔が開きっぱなしになりました。
「『船の科学館』っていったら、○○が○○したところだよね」
嶋さんは、会話に出てくるキーワードに関する雑学をスラスラと喋り始めたではありませんか。もちろん、何も見ずに」
電話はおよそ3分間でしたが、その間も5つほどの雑学を交えて話されました。
しかもその雑学がいちいち面白い。
電話口のやりとりを聞いていた私は、関心しきり。
そこで私は気付きました。
嶋さんは、私が傍で聞いていることを前提に、話してるんだ!!

もう、完璧すぎるエンターティナーです。
エンターティナー中のエンターティナー。いや、エンターティナー中のエンターティナー中のエンターティナーです。

あぁ、私は、今まで、一秒たりとも嶋さんのようなエンターティナーっぷりを発揮したことがあっただろうか。
そうか、人っていうのは、嶋さんのような人に集まる・・・っていうのが分かった気がしたぞ。

※いつもこういう電話をされているわけではないと思いますが・・・・

私にはこれといって特技がありません。楽器を特技にする人はいますが、ピアノも弾けません。ピアノを持ち上げることもできません。
何か披露するネタが欲しいと思い、「ブックオフ」でトランプ手品の本を買ったことがあります。
1度も披露することなく売ってしまいました。
嶋さん級のエンターティナーへの道は遠いようです。
とりあえず、トランプに関する雑学くらいは調べようと思います。
披露する機会がなさそうだけど。

「NHK紅白歌合戦・昭和の歌謡曲 手描きタイトル再現集」

紅白1 (1)


【連載連動コラム】

NHK紅白歌合戦・昭和の歌謡曲 手描きタイトル再現集


ワラパッパ(LINE運営)で描きました。
こちらからぜひ!! 

 

平成っ子は分からないと思いますが、昭和の紅白歌合戦は、それぞれの曲のタイトルを手描きで描いていました。全て、オリジナルでデザインされたものです。

非常に味があるので、子どもの頃に観ていて、インパクトを受けました。

その時に使われた手描きのタイトルをマーカー「プロッキー」(三菱鉛筆)で再現しましたので、よかったらぜひ!

改めて見ると「喝采」は味がありますね〜。

 

さてさて、「第64回NHK紅白歌合戦」の出場者が発表されました。

 

毎年、出場者が発表すると、必ず、「あの男」とファミレスに行きます。

あの男とは、紅白マニアの放送作家、寺坂直毅さん

高校2年の時に、紅白愛が芽生えてしまって、それ以降どっぷりハマって出られなくなっている男です。
昨日もファミレスで3時間半にわたって、紅白の話をしました。 

 

寺坂さんと紅白の話をする(というよりも、話す量は【寺8:私2】なので、私はほとんど聞き役です。

それほど聞いていて楽しい。

 

寺坂さんとの出会いはよく覚えています。

もう13年ほど前のこと。

当時私は、超超超見習い作家として某芸能事務所Aの若手お笑いライブに関わっていました。

中野坂上の駅の近くの公園で、事務所のライブに出演するお笑いコンビとネタを考えていた時のことです。

そこに偶然、顔見知りの作家のYと一緒に通りかかったのが寺坂さんだったのです。

 

作家Y「この人、寺坂くんっていって、デパートと紅白について詳しいんだ」

寺坂さん「初めまして。よろしくお願いします」

 

第一印象は、「よく喋るな〜」というイメージ。

しかも、とてつもなく嬉しそうに喋ります。

出身地の話になり、寺坂さんは宮崎(市内)、私は山口(小野田)という話をした時、寺坂さんの口から意外なひと言が飛び出しました。

「小野田っていえば、『おのだサンパーク』がありますよね」

「ぎょぎょ!!」

 

なぜ寺坂さんは「おのだサンパーク」を知っているのでしょう?

「おのだサンパーク」といえば、地元では圧倒的な支持を集めるショッピングセンターですが、山口を一歩でも離れると知名度はありません。

小野田は人口6万人ほどの田舎なので(しかも、合併して、やっと5万人を超えたくらい)、中学の頃なんかは、サンパークに行けば同級生にゴロゴロ会うし、サンパークでデートした日には(←私はしてないけど)、翌日には学年中に噂が広まるほどだし、正月に親戚一同が遊びに来て、どこにも連れて行く場所がない時は、「サンパークに行けばなんとかなる・・・」という感じの圧倒的存在感です。

 

その「おのだサンパーク」という固有名詞が、大阪も名古屋も飛び越えて、人口1200万人、華の都・大東京のド真ん中で出てくるなんて。

 

「なんで、サンパークを知ってるんですか!?」

「親戚が宇部なんですよ」

寺坂さんのメガネの奥が光ります。

宇部というのは、小野田に隣接する都市。「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督の出身地で、TVアニメ版には、ほんの一瞬だけ出てきます。

 

「宇部には『宇部井筒屋』がありますよね。山口の『ちまきや』にも行きました。下関には『下関大丸』があって・・・」

寺坂さんはデパートマニアでもあります。

デパートの話をしている間、メガネの奥が光りっぱなしです。

 

全国の都市の名前を言うと、何のデパートがあるかを教えてくれます。

「小倉」

「『小倉井筒屋』と『小倉玉屋』ですね」

「旭川」

「『西武』『丸井今井』」

面白くなってきて、色々な都市の名前を言いました。

その度に、でデパートの名前を即答してくれます。

メガネの奥を光らせながら。

 

私は、色々なことに詳しい人にインタビューをしていますが、詳しいだけでなく、それをエンターテイメントとして表現している寺坂さんに出会ったことは、非常に大きかった。私も全国の動物園を紹介する際は、できるだけ楽しく、分かりやすくするようになりました。

 

それ以降、ファミレスや居酒屋に行っては、デパートの話や紅白の話、あと、二人ともローカル番組(特に福岡)が好きなので、KBC(九州朝日放送)「ドォーモ」をはじめとする番組の思い出などを話すようになりました。

 

「『寿屋』(九州・山口にある百貨店)のロゴを、何も見ずにいかにうまく書くか」という話になり、華の都・大東京のど真ん中の喫茶店でロゴを描きあったこともあります。

 

でも、残念ながらデパート業界は一部を除いて斜陽産業。

先日もデパートの話をした時に、寺坂さんがつぶやきました。

「近鉄松下、潰れちゃいましたねぇ」

メガネの奥が曇りました。

 

「あ、でも、その近くに小さいながらも『天満屋』の出張所ができましたね」

メガネの奥が光りました。

 

寺坂さんのメガネの奥は絶えず変動しています。

この先、メガネの奥が光り続けますように。

 

    しかし、私にとっては楽しいからいいけど、他のからみると「この人らは、何をやってるんだろうか」という感じかも。

 

「メガネかけず嫌いの自分が、メガネをかけろと言われ続ける理由とは?」

【取材連動コラム】

エキサイトニュースBit


ジーンズに関するモヤモヤを解消しました。
ジーンズが似合う人って、どういう人なの?
ジーンズは洗った方がいいの?
洗わないとどうなる?
取材しました。よかったらどうぞ!


ところで・・・


メガネ初心者です。
かけていると言っても私の視力は両目ともに1.2。
かける必要のない範囲です。

そう、私がかけているのはJins’PCのメガネ。

メガネって不思議なもので、かけただけで急に賢くなったように思えます。

「やきそばさん、メガネをかけると似合いますよ」
スタイリストの久保田さんから、この3年ほど口が酸っぱくなるほど言われてきましたが、全力で拒否してきました。
食わず嫌いならぬ、かけず嫌い。

では、オシャレのためにメガネをかける事を、なぜ拒否してきたのか?
かけると、ハイパーメディアクリエーターっぽい顔になるからです。
何の仕事をしているのか分からない感満載。
赤い受話器を持ったら、ますますハイパーさん。
コワーキングスペースの帝王になっていまいそうです。
そこは避けたい。受話器も持ちたくない。

Jins’PCは仕事中だけかけます。
外ではかけません。 

そんな、「仕事中だけメガネデビュー」したばかりの人がついやってしまいがちなことをよくやります。

(最近のメガネ関連デビュー)
 
・メガネをかけたまま目薬を刺そうとしてしまうデビュー。
・メガネをどこに置いたか忘れるデビュー。

そしてついに
・メガネをかけたままどこに置いたか探してしまうデビュー
 まで果たしてしまいました。

そんな中、再び久保田さんから
「メガネをかけると似合うのに、なんで、外ではかけようとしないんですか!」
と念を押されました。
 「でも、自分はメガネは似合わないですよ〜」

久保田さんは涼しい顔で言いました。
「やきそばさん、顔にこれといった特徴がないから、かけた方がいいんです!」

かけます。

「血液検査で血をとられている時って、他の人は何を考えているのだろう?」

【連載連動コラム】 
やきそばかおるの『会いに行ける偉人』(水道橋博士のメルマ旬報)最新号が配信開始されました。
 

エキサイトニュースBitで取材させていただいて以来、新たに取材して再構成したものです。
よかったらぜひ!!
水道橋博士のメルマ旬報」は、登録すると水道橋博士やホリエモンなど怒涛の37連載が全部読めますので、大変お得です!

ちなみに斎藤さんは、Amazonで商品を買った時に送られてくる箱を、全種類めざして集めています。
斎藤さんの部屋はAmazonの箱で埋め尽くされていく一方。
しかし、その地道な努力には脱帽なのであります。

片付けが苦手な私の部屋だったら、あっという間にダンボール箱や、整理していない書類で住めない部屋になってしまいそう。



苦手といえば・・・・・

恐怖の血液検査に行ってきました。
血液検査といえば、注射。
実は、私の苦手なこと1000個のうちの一つが注射なのです。

どういうところが怖いのか、因子分析してみましょう。
まずは、検査室に入るところから始めます。
電光掲示板を見ると「只今の待合時間は約32分です」と書いてある。

ぎょえ〜〜〜!
32分もこの恐怖に悩まされるのか。

いや、考え方を変えれば、あと32分も痛い思いをせずに済むということだ。

ふとまわりを見渡すと、待合室には50人近い方が、血液を抜き取られるのを待っています。
みなさん、無口です。
「津軽海峡冬景色」でいえば、「北へ帰る人の群れは誰も無口で」ならぬ、「血液検査待ってる人の群れは、誰も無口で」といった感じです。
まぁ、ずっとヘラヘラしてる人がいたら、それはそれで心配になりますけど。

悶々としている間に検察室に呼ばれます。
すぐに検査開始・・・ではなく、中には7人ぐらいいて、そこで待つことになります。
野球に例えると、ベンチ入りして、そろそろ代打の出番がくる・・・といった感じです。

この「血液検査室」っていうのが、これまた独特な空間でして・・・。
血液を抜かれている、まさにその「最中」の人々の顔がもろに見えるのです。
ひぇ〜〜、痛そう・・・

と思いがちですが、あからさまに痛そうな表情をしている人は少ない。
みなさん、無口です。
「津軽海峡冬景色」でいえば、「北へ帰る人の群れは誰も無口で」ならぬ、「血液をとられている人の群れは、誰も無口で」といった感じです。
まぁ、ずっとヘラヘラしてる人がいたら、別室に連れて行かれた方がいいのかもしれませんけど。

いただいた番号は220番。
あと5人ほどで出番です。
そうか、私の前に220人もの血液が抜かれたんだな・・・。

座って待っていると、他のおじいちゃんの血液を採取している注射器の本体と目があいました。
ぎょえ〜〜〜!
赤い!!

血液だから赤いのは当たり前なのですが、改めて血液を見ると「手のひらをたいように」の歌詞の一部分「手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮」を思い出します。
 
余談だけど、やなせたかし先生は、漫画家として売れない頃に、この曲を作詞。
「手のひらを太陽に すかしてみれば」というフレーズは、仕事がなくて途方にくれていた時、電気スタンドに手をかざすと真っ赤な血が流れていることを再認識して、この詞を思いついたのだとか。
 
私にも大きな目標はありますが、それよりもまずは「目の前で繰り広げられている血液検査をがんばるぞ!」と言いたいところです。

「次は217番の方」
私の心には、まだ余裕があります。
だって、まだ3人もいるんですもの。

と、少し気を抜いた瞬間のことでした。
「ピンポーン、220番の方」

おお!!
なんというフェイントなのか!

こうなったら、煮て食おうが、焼いて食おうが好きにしてくれという感じです。

さて、いよいよ腕をさし出します。
この腕のどこかに、針で穴をあけられます。(この表現、自分で書いててもイヤだな)

看護士さんが「ど〜こ〜に〜刺〜そ〜か〜な〜、天の神様のいうとぉ〜り」
と言わんばかりに、手で触って血管のありかを確かめます。

すると、腕を上下左右に回遊させていた看護士さんの手が止まりました。
ロックオン。

看護士さんにある針が、私の腕に近づいてきます。
「今日は3本とりますね〜」
3本もとるのか!!
といっても針が刺さる回数は変わらないのだから、1本でも3本でもいくらでもとりやがれ。

「ちょっとチクっとしますよ〜」
(3・2・1・ブスッ!)
(ぎょえ!!)

血液がスーーーっと抜かれていくのを感じます。
思わず目を閉じる私。

さて、ここで思うのですが、ヒトというのは、血液を抜かれている間、何を思うのでしょう?
以前「考えない練習」(小池龍之介著)という本がありましたけど、私は必死で何も考えないようにします。
何も考えないようにしようと考えるのです。
いや、何も考えないようにしようとしてる時点で、「何も考えないようにしよう」ということを考えちゃってますね。
さらにいうと、何も考えないようにしようと考えるということについて考えちゃってますね。

と考えている間に、針が抜かれました。

そう、私はもう自由なのです!
正式には、予防接種の時みたいに、ワタみたいなのを5分くらい押さえておかないといけないので、5分後に自由です。
考えない生活とは程遠そうです。

それにしても、私の前の218番、219番はどこへ行った?

「昭和の音楽番組・歌謡曲手描きタイトル集 中森明菜編 」

【連載連動コラム】

昭和の歌番組のタイトルは、手描きが多かった。
同じ曲のタイトルでも、番組によって書体が違っていて、非常に味があった・・・というわけで、手描きで再現してみました・・・

の第2弾・・を公開しました。(ワラパッパ)
中森明菜1 (1)
今回は13連発描きました。
毎度おなじみ、私の「愛ペン」である「プロッキー」(三菱鉛筆)が大活躍。
よかったら、ぜひコチラからご覧下さい。


ところで、私が苦手なもの1000個のうちの1つに、相手の名前を「さん付け」でなく、「ちゃん付け」で呼ぶタイミングが分からないというのがあります。
最近だったら能年玲奈さん。
ファンの人は「能年ちゃん」という呼び方をしていますが、私は何と読んだらいいのか分かりません。
本人にお会いするわけでもないのに。

「能年ちゃん」だと、本人の前ではないといっても、慣れ慣れしすぎる感じがしてしまいます。
かといって
「能年さん」だと、よそよそしい感じがします。
本人にお会いするわけでもないのに。(パート2)

このことは中森明菜さんにも言えます。
中森明菜さんがアイドル街道を突っ走っていた頃、私は幼稚園〜小学生。
松田聖子さんは「聖子ちゃん」と読んでいた気がしますが、なぜか中森明菜さんは「中森明菜さん」もしくは「中森明菜」とフルネームで呼んでいた気がします。
あ、呼び捨てなのは、子どもだったことに免じて許してください。

中森明菜さんは松田聖子さんに比べて、影があって怖かったイメージがあって、それが原因だった気がします。
「私、少女A」とか
「飾りじゃないのよ涙は ハッハァ〜」
って真顔で歌ってた感じが、ブラウン管の前にいた私にとっては「ガクガクプルプル」だったんだと・・・思います。

それか、怖かった一番上の兄が、中森明菜に ドはまりしていたからかもしれません。

万が一、中森明菜さんがハヤった頃、私が大人だったらどうだったでしょう?
さすがに「明菜ちゃん」と言ってた気がします。

もしも中森明菜さんと同級生だったら・・・
少しずつ仲良くなっていって、1学期では「明菜さん」、2学期ではよそよそしさから脱皮して「明菜ちゃん」、3学期ではさらに関係が一歩すすんで「明菜」になってたかもしれません。

すみません、ここ数行は、読むだけ時間の無駄だったことをお詫びします。

いずれにしても、たとえまわりの友達(仮に名前が能年玲奈・中森明菜とする)をとっても
「能年さん」→「能年ちゃん」に切り替わるタイミングって難しい。

「能年ちゃん」と言おうとしたのに、言う直前になって躊躇して「能年ちゃ・・・さん」になったり。
「明菜ちゃん」と言おうとしたのに、言う直前になって躊躇して「明菜ちゃ・・・さん」になったり。

あ〜ぁ、
「中森明夫だったら、絶対に、明夫ちゃんではなく、中森さんと呼ぶのにな」と思ったり。

いや、思いません。

「頭の中が『ブス』の事で一杯の女  中泉京子さん」

【連載のお知らせコラム】 
やきそばかおるの『会いに行ける偉人』(水道橋博士のメルマ旬報)

頭の中が「ブス」の事で一杯の女  中泉京子さん

数年前にハヤった「脳内メーカー」って覚えてますか?
名前を入れると、頭の中で考えていることを図にしてくれるアレです。

「やきそばかおる」と入れたところ、脳内全部が「友」と表示されました。

絶対、ウソです。

当たってたら「高身長」「動物」「焼きそば」「昭和歌謡曲」って出てくるハズです。

そんな中、頭の中が「ブス」だらけで出てくるんじゃないかと思う人がいます。名前は中泉京子。
1日中、ブスのことについて考えている女性です。
先日、「水道橋博士のメルマ旬報」の連載「やきそばかおるの『会いに行ける偉人』」にてお会いして取材させていただきました。

なぜ気になったのかというと、中泉さんは平日の昼間であろうが、深夜であろうが、日曜日の朝であろうが、ずっとブスに関するツイートをし続けていたのです。
誰かのRTで存在を知ったのですが、フォローして以来、ずっとブスに関する考察をツイートしてらっしゃる。

だいたい、よく考えてみてください。
日曜の朝7時、起きてすぐに
「さあ、ブスのことを考えなさい」
って言われても考えられませんよ。
中泉さんの頭の中には、ブスに関するさまざまな思いが常に沸々と湧き出ているのでした。

「私なんかの取材でいいんですか?」
 
銀座のど真ん中の喫茶店に現れた中泉さん。
なんだか、謙遜されていましたが
「もう、大ファンです!ぜひ、色々とブス論にまつわるお話をお聞かせ願いたくて」
と満面の笑みをすると
 
「よかった(笑)」
 
この一言を発端に、ブスにまつわる考察が出てくるわ、出てくるわ・・・
気づいたら90分以上、少ししかぜんまいをまいてないのに、どこまでも走るチョロQのように語ってくれました。

ブス論に関するツイートは現在は休止中ですが、またタイミングをみて復活させるそうです。

で、

皆さんの興味の対象は
「その中泉さん自体、綺麗なの?ブスなの?どっちなの?早く言えよ!」
ということかもしれませんが、ご想像に任せます。

ちなみに、中泉さんは、美人でブスの気持ちが分かってないのに、上から目線でブス論を唱える女が嫌いで嫌いでしょうがないそうです。

まぁ、まぁ、興奮せずに、気持ちをおさえておさえて。


水道橋博士の連載、堀江貴文さんの『ゼロ』、「やきそばかおるの『会いに行ける偉人』」など、37連載全て読めます。(月2回配信:500円)


ちなみに、「脳内メーカー」に本名を入れて診断してみたところ、結果は半分は「友」、半分は「食」。
「高身長」「動物」「焼きそば」「昭和歌謡曲」のいずれも出てないけど、よくよく考えたら高身長の友達のことは考えてるし、焼きそばを食べることは考えてるし、あってることにしましょうか。

「現在3万枚! デパートの屋上遊園地を撮り続ける写真家  木藤富士夫さん」


いやぁ〜、好きで好きでしょうがないっていうのは大事ですよ。
好きすぎるからこそやってしまう、凡人にはできない行動ってあると思います。 
私はそれを個人的に「好きで好きでしょうがない力」と呼んでおります。

空き時間ができると、デパートの屋上遊園地に行きたくてしょうがないという男が、屋上遊園地を撮り続ける写真家 の木藤富士夫さん
元々、ツイッターで存在を知って、140文字から伝ってくる「屋上遊園地愛」が気になっていたところ、写真展を開催するというではないですか。

早速、会場のある四谷三丁目に行きましたよ。
第一印象で感じたのは、ちょっとシャイな方。

だったのですが・・・

後日、上野の松坂屋の屋上遊園地でお話をお聞きしていた時のこと。
寒かったこともあって、ややローテーション気味の木藤さん。
 
ところが・・・ある質問がきっかけで風向きが変わります。

「やきそばさんって、あの動物園で写真を撮ってるやきそばさん?」
「そうです」
「え〜〜〜!?そうなの!?僕も動物園ファンなんです。写真、見てますよ!」
「ワオ!ワオ!」

急にハイテンションになった木藤さん。(←それでも、私の方がハイテンションである) 
取材のお礼は、全国94箇所の中から私が選んだ、おすすめの動物園トークなのでした。


※木藤さんを取材した時の連載「土下座してでも会いたい」の記事はコチラ
写真が本当に綺麗です。

プロフィール
やきそば かおる
ライター・編集・構成作家・動物園写真家
エキサイトニュース コネタ
テレビブロス・テレビガイド
水道橋博士のメルマ旬報(連載)
しらべぇ(連載)
ヴィレッジヴァンガード・東急ハンズほか関わってます

●毎日広告デザイン賞
●高身長女性研究家
●TOKYOに住んでますが、街から浮いてます。(独身)

●昭和歌謡番組手書きタイトル研究家
●メールはare※enjoy.ne.jp
※部分を@に変えて送ってください。

☆【連載】
『水道橋博士のメルマ旬報』
・やきそばかおるの「会いに行ける偉人」

☆【連載】
『しらべぇ』
(ニュースコラムサイト)
「ねこ拝見」ほか、いろいろと


☆【執筆】
・「エキサイトニュースコネタ」

ほか「テレビブロス」「テレビガイド」など特集執筆。

☆「大人のための私服の教科書」(飛鳥新社)
2013年11月25日発売
※企画構成

☆発売中:書店員が本当に売りたかった本」(飛鳥新社)
※ライターとして執筆


☆公開中
キャノン
「ナツカメ」サイト
写真の撮り方解説


☆ポッドキャスト
TOKYO FM
「サントリー
サタデー ウェイティングバー
アヴァンティー 5・14付」


☆発売中
書籍「アニメ サザエさん公式大図鑑
サザエでございま〜す!」
(扶桑社)

書籍「アニメ ちびまるこちゃん公式大図鑑」
(扶桑社)

●DVD
「動物チラリズム -カメラ目線動物DVD-」
発売中
(JVC エンタテインメント)

●単行本
「動物チラリズム
~趣味は人間観察ですけど・・・?」
ソニーマガジンズより発売中
ギャラリー
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