s-20170704メディア望月記者


金平キャスター
「再調査に至るまでの会見で記者がちゃんと訊いてましたよね。
これまではのんべんだらりとして惰性的であったが、とてもよかった」

「きちんとした回答をいただけてないので繰り返し訊いている」
と食い下がっていた東京新聞望月記者。ほんとよかったよ、…。 っと!

脅されても、
殺害予告がきても、

望月衣塑子‏ 記者のツイ
   ▼
8月に菅長官側から「後何人、後何問まで」と会見の打ち切りを内閣記者会に打診、
そして耳を疑ったが、その打診に内閣記者会が応じてしまったようだ。
以降、質問は打ち切られるように。メディアの自殺行為ではないか
=以上=

と、
闘う姿勢を崩していない。
本当に、意志の強い人だ!!!



■資料
■2017.09.12 江川紹子の「事件ウオッチ」第86回 文=江川紹子/ジャーナリスト
【記者会見の質問で安倍官邸が東京新聞に抗議】マスコミは的外れな言いがかりになぜ反論しないのか
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20543.html


記者会見で答える菅義偉官房長官(画像は「首相官邸HP」より)

 首相官邸報道室が、菅義偉官房長官の記者会見での東京新聞記者の質問について、同社に抗議する文書を送ってから、すでに10日を過ぎた。インターネット上では、その文書のコピーとみられるものが出回り、賛否双方のコメントが飛び交ったが、この原稿を書いている時点で、当の東京新聞からはなんの反応もないのが気になっている。

■首相官邸報道室による“言いがかり”の狙い

 この文書は、総理大臣官邸報道室長・上村秀紀名義で9月1日付で、東京新聞政治部次長(官邸キャップ)に送られた。問題にしているのは、8月25日午前の官房長記者会見の際、同社社会部望月衣塑子記者が加計学園の獣医学部棟のバイオセキュリティや建設費について問いただすなかで、認可の是非を審査する大学設置・学校法人審議会の答申について、「認可の保留という決定が出ました」と言及したこと。

 これについて、文書は「正式決定・発表前の時点のものであり」、「官房長官記者会見において、未確定な事実や単なる推測に基づく質疑応答がなされ、国民に誤解を生じさせるような事態は、当室としては断じて許容出来ません」と抗議、「再発防止の徹底を強く要請」している。

 しかし、「認可の保留」は「未確定な事実や単なる推測」ではなかった。獣医学部新設について審査している大学設置・学校法人審議会は8月9日に開かれ、NHKはその日のうちに「実習計画などが不十分で課題があるとして、判断を保留する方針が決まり、今月末に予定されていた大臣への答申は延期される見通しとなりました」と報じている。新聞各紙も、翌朝には一斉に「設置審、加計獣医学部の判断保留 文科相答申延期へ」(産経新聞1面)などと報じた。すでに公知の事実といえるだろう。

 公式に発表されたのは、望月記者が菅官房長官に質問した日の午後だが、事前に報道されていた通り、「認可の保留」が改めて知らされた。そのうえで、10月末に改めて結論を出すことが明らかにされた。

 今回の官邸報道室の文書は、単なる言いがかりにすぎない。その本当の趣旨は、最近しばしば記者会見に現れて、しつこく質問を重ねる社会部記者をなんとかしろと、彼女が所属する新聞社に圧力をかけたものだろう。

■見て見ぬふりをするマスメディア

 官邸報道室の彼女に対する苛立ちと不快感は、7月18日付産経新聞電子版の「官房長官の記者会見が荒れている! 東京新聞社会部の記者が繰り出す野党議員のような質問で」という長いタイトルの見出しの記事からもよく伝わってくる。

「菅義偉官房長官の記者会見が東京新聞の社会部記者の参戦によって雰囲気が一変した。この記者が臆測による質問や延々と質問を続けるためだ」

「質問は簡潔にまとめて最小限に抑えることが、各社の長官番の間では、大前提となっている。ところが、望月記者の特徴は、まず一つの質問が長い。さらに、質問に引用元が定かでない内容や私見が多く含まれ、結局、同じことを繰り返し聞いている」

 会見の映像を見ていても、菅官房長官は望月記者を指名する際、すでに顔をそむけており、嫌悪感を隠そうともしない。政治部記者たちの質問が出尽くし、それでも彼女が手を挙げているので、嫌々質問を許している、といった感がありありとしている。答え方も、至極素っ気なく、不親切を絵に描いたようだ。

 もっとも、こうした反応が、一方ではかえって望月記者の評価を高めることにもなっている。政治部記者たちによる、通り一遍の質問で済ませる従来の記者会見に飽き足らない人たちからは、嫌われても負けじと食い下がる彼女にエールを送る人は少なくない。私見を展開しながらの“主張的質問”についても、政府に批判的な人たちは、自分たちの声を代弁して政権の中枢にいる官房長官に直接ぶつけてくれていると感じているようで、望月記者を「権力に切り込む記者の鑑」と絶賛する声も聞こえてくる。

 逆の立場の人たちからは、批判を通り越し、もはや憎悪の対象となっている。「薄っぺらい女」(作家の百田尚樹氏)、「欺瞞と傲慢」「自己陶酔」(評論家の石平太郎氏)など、ほとんど罵倒に近いツイートに支持が集まる。これほど好き嫌いが分かれる新聞記者というのも、珍しいかもしれない。

 その取材スタイルについて、人々がさまざまな論評を交わすのは自由だし、記者会見での質問はどうあるべきかについて論争が行われるのもいいと思う。

 ただ、首相官邸という権力機関が的外れな言いがかりをつけて、新聞社に圧力をかけることは、それとは次元が異なる問題だ。

 政権がメディアに圧力をかけることで、嫌いな記者の活動を制約するようなことを許しているならば、仮に政権が変わった時にどうなるか。逆の立場で同じことが繰り返されるだろう。そんなことにならないよう、報道の自由は、立場や好き嫌いの感情を超えて、守らなければならない。

 解せないのは、日頃、与党や政権による報道機関への圧力や介入を紙面で批判的に報じている東京新聞が、なんの反応も示していないことだ。本来なら、いち早くこの文書を公開し、「未確定な事実や単なる推測に基づく」質問などではなかったと、反論すべきところだろう。それが、気味が悪いほど沈黙している。一読者として問い合わせてみたが、「担当部署の判断」というだけで、なんの理由も教えてもらえなかった。

 今回の出来事が明らかになったのは、産経新聞が9月2日付紙面で「官邸報道室、東京新聞を注意『不適切質問で国民に誤解』」という見出しで、これを報じたためだ。同紙の記事は、報道室の文書の内容のみを伝える一方的なものだったが、その後、民進党の衆院議員が入手した文書をネットで公開。この話題はネットで一挙に広まった。

 しかしマスメディアでは、9月9日付朝日新聞が、前日の官房長官記者会見でネットメディアの記者がこの話題を出したことについて、ベタ記事で取り上げただけで、ほとんど無視されている。

■ライバル局・CNNを擁護しトランプ氏を批判したFOXニュース

 私は、特定メディアが権力の標的になった時、他メディアのそっけない態度が、前から気になってしかたがない。当該メディアも、自社のことがニュースのネタになるのは恥だと思うのか、積極的に事実を明らかにして、他メディアや人々の支援を取り付けるべく働き掛けたりしない。

 たとえば、2013年の参議院選挙直前に、自民党がTBSを取材拒否した時。ニュース番組で、いくつかの重要法案を残して国会が閉幕したことへの批判的な意見が紹介されていたことで、自民党は「廃案の責任が全て与党側にあると視聴者が誤解する」と抗議した。実際には、与党批判以上の時間をかけて安倍首相など与党関係者の発言が紹介され、キャスターも首相問責決議案を出した野党に批判的なコメントもしていた。

 ところが、自民党の対応を批判的に報じたメディアは、私が見る限り、新聞一紙だけだった。多くのメディアは、自分たちに火の粉がかからないよう、首をすくめて様子を眺めているだけのように見えた。当のTBSも、選挙取材ができなくなると困るという焦りからか、自民党の主張に強く反論することもなく、結局詫び状めいた書面を届け、取材拒否が解かれて手打ちとなった。自民党はTBSの対応を謝罪と受け止める一方で、TBS側は、「番組内容については訂正・謝罪はしていない」と説明するなど、実に釈然としない、不透明な結果となった。

 この点で、アメリカのメディア状況は、いささかまぶしく見える。トランプ現政権は、安倍政権とは比べものにならないほど、メディアに対して強硬な態度をとっているが、不当な対応については、声を大にして抗議し、さらにターゲットにならなかったメディアも批判の声を挙げている。

 今年2月、批判的メディアを敵視している米トランプ政権で、ホワイトハウスの報道官が、定例記者会見を中止し、政権側が指名した報道機関だけが参加できる記者懇談に切り替えて、CNNやニューヨーク・タイムズなどを排除したことがあった。この時には、出席を許されたメディアのいくつかが、抗議のために出席を拒否。さらに記者会としても抗議をしている。

 トランプ大統領が就任直前に開いた記者会見で、自身に批判的なCNNなどのメディアについて、「嘘ニュース」などと激しく非難し、同社記者の質問には一切応えなかった際にも、CNNのライバル局であり保守的なFOXニュースのキャスターが番組内でCNNを擁護し、「どんなジャーナリストも、米国の次期大統領による誹謗中傷に屈してはなりません」と言い切った。

 政権による不当な圧力には、きちんと声を挙げて抗議をする。ターゲットになったのが、自分とは政治的立場や論調が違うメディアやジャーナリストであっても、それを応援する。日本でも、とりわけ報道機関にはそうあってほしい。
(文=江川紹子/ジャーナリスト)



    当  ブ  ロ  グ  へ  の
    皆 様 の ご 支 援 に 感 謝 致 し ま す! あ り が と う ご ざ い ま す!







  言っていいこと、悪いこと
  世の中には、あると思います。

  菅官房長官追及の東京新聞女性記者に「殺害予告」
  「政府の言うことに従わないと殺す」
  これはもう、断じて許してはいけません!
  警察は逃がしてはならないと思います。
  罪を償わせないといけない案件だと!
  

  【卑劣】東京新聞・望月衣塑子記者に殺害予告!
  「なぜ政府の言うことに従わないのか!殺してやる!」
  中年男が電話でまくし立てる!
  安倍親衛隊のネトウヨ・ネトサポも、今やナチス親衛隊のような犯罪集団同然の
  言論弾圧組織と化している…
  恐ろしい事だから、今から潰しておかなければ ならない。

  菅官房長官に鋭い質問をする東京新聞社会部望月衣塑子記者に
  「殺害予告」があった。
  東京新聞の代表電話にかかってきたという。
  長官は望月記者の質問を嫌がり、注意喚起文書を出したり、
  産経新聞が望月氏について批判的な記事を掲載。
  なぜ官邸は真摯に答えないのか。これは「官邸」誘発の言論テロだ。

  安倍政権の5年間で、この国は本当に嫌なムードに包まれてしまっている。
  官邸が誘発 菅長官追及の東京新聞女性記者に「殺害予告」   

  安倍官邸の東京新聞潰しを国民は断じて許すな。
  加計事件の闇は深くなるばかりだ。
  記者の使命に燃える望月記者が菅らの嫌う質問をするのは、
  国民サイドに立つ記者としては当然のことだ。
  他のメディアも団結して抗議すべきだ。
  安倍や菅に脅されたことでひるむな。
  官邸べったり紙には不買運動を起こせ。

  いいねこれ。
  心からのメッセージを添えて応援のハガキを出すことなら私にもできる、
  明日、望月記者へはげましのはがきを出します。
  もし千枚、三千枚、五千枚、一万枚と届いたら、安倍政権の脅しにビビっている
  東京新聞の上層部にもそれなりの影響を与えることができるでしょう。   

  望月衣塑子記者を応援しましょう。
  数多くの応援の声を!
  応援はがき送り先
  100-8505 東京都千代田区内幸町2-1-4
  東京新聞 社会部 望月衣塑子さま宛
  =以上=
  
  一番理解不能なのは、
  東京新聞事態が音なしの構えでいることなんだよね!
  やっぱりね、
  この新聞社には、
  長谷川幸洋を擁護した中日新聞の…、かの人が話題になった。
  上層部に、ネトウヨ体質を持ってる人物がいるってことなんだね。
  決して、左側だけではないってことです。  

  まぁねぇ、
  私にできることは、
  これくらいだけど書かないよりは書かないといけないと思うんだわ。
  望月衣塑子記者の励ましと共に、
  
  東京新聞・中日新聞にいるであろうネトウヨ体質を持った幹部へ、
  「アナタには屈しない」と言う意思表示にもなると思うから!

  




長官追及の東京新聞女性記者に「殺害予告」

■資料
■日刊ゲンダイ  2017年9月13日
官邸が誘発 菅長官追及の東京新聞女性記者に「殺害予告」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213369


菅官房長官と安倍首相(C)日刊ゲンダイ

 卑劣な行為である。官房長官の定例会見に社会部記者ながら出席、加計学園問題で菅長官を追い詰めた東京新聞の望月衣塑子記者に対し、なんと「殺害予告」があったという。

 関係者によると、物騒なその電話は、今月4日の午後9時ごろ、東京新聞の代表電話にかかってきた。電話の主は中年男性。

 夜間のため、警備員が対応したが、会見での菅官房長官と望月記者とのやりとりを理由に、「ネットニュースに出ている記者は、なぜ政府の言うことに従わないのか」「殺してやる」という趣旨を一方的にまくしたてたという。

 望月記者の会見での質問については、産経新聞が今月1日、〈東京新聞記者、官房長官に迷質問「北要求に応じて調整しているか」〉と題した記事を掲載。「米韓合同訓練を批判し、北朝鮮を擁護するような質問が飛び出した」と報じた。

 さらに産経は翌2日、首相官邸報道室が加計問題をめぐる望月記者の質問に不適切な点があったとして、「書面で東京新聞に注意を喚起した」という記事を掲載。殺害予告電話の主はこれらの記事が転載されたネットニュースを見て、行動に移した可能性がある。

■個別の質問ではあり得ない過剰な“抗議”

「会見での特定の記者からの個別の質問に対し、官邸が注意喚起の文書を出すのは異例のことです。問題になったのは、8月25日の『加計学園の獣医学部設置について認可保留の決定が出た』ことへの質問で、官邸側の言い分としては、『結果が未公表の段階での質問は国民に誤解を招く』ということらしい。ただ、認可保留の見通しは質問した時点で既に多くのメディアが報じており、質問すること自体に問題があるとは思えません」(会見に出席する他社の記者)

 こうしてみると、今回の殺害予告は官邸の望月記者への過剰な反応が、結果的に呼び込んだものと言っても過言ではないのではないか。それにしても「政府の言うことに従わないと殺す」だなんて、許し難い言論弾圧である。

 望月記者に問い合わせると、「詳細は会社に聞いて下さい」とのこと。東京新聞編集局に今後の対応と見解を聞くと、こうコメントした。

「一般論として、報道機関への脅迫は断じてあってはならないと考えております。捜査機関への被害届の提出や、官邸の対応との関連性についての質問は、回答を差し控えます」
 安倍政権の5年間で、この国は本当に嫌なムードに包まれてしまっている。


  望月
  それでも食い下がると、菅官房長官はキレ気味に
  「あなたは北の肩を持つんですか!」みたいな言い方をした。
  あれには驚きましたね。
  私は北朝鮮を支持するなんてことは、ひと言も言っていない。
  彼は私を北朝鮮寄りの記者だと印象づけたいのか、と疑ったほどでした。

  んでもって、
  官邸は実力行使に出た。

  「公務がある時は会見を短くしてほしい」と記者クラブに要請。
  ガースは、公務を理由に、一部記者のしつこい質問から逃れる算段。
  
  うん!
  「東京新聞記者に触発されて、最近は他の記者も簡単に引き下がらなくなり、
  菅長官は困っていた。今月末の臨時国会を前に手を打ったのでしょう」

  何だそうだよ!
  記者クラブにも、
  望月記者を一人にしない、
  骨のあるジャーナリストが記者クラブの中にもいて欲しいね!






■資料
■2017/9/13(水)6:00 週プレNEWS
古賀茂明×望月衣塑子──安倍政権と闘い続ける“異端児”が忖度ナシで語り合う!
http://wpb.shueisha.co.jp/2017/09/13/91551/

今週は、9月2日に「週プレ酒場」(新宿・歌舞伎町)で開催された、古賀茂明氏と望月衣塑子(いそこ)氏(東京新聞社会部記者)によるトークイベントの様子をお伝えする。片や改革を訴え続ける元官僚として。片や鋭く政権の不正に切り込む記者として。安倍政権と闘い続ける、空気を“読まない”ふたりが、ぶっちゃけまくった!
  * * *
―9月1日に首相官邸が東京新聞に注意のFAXを送りつけたニュースが話題になっていますね。

望月 8月25日午前の会見で加計(かけ)学園問題について質問したんです。その際の私の発言が「不正確で国民に誤解を与えかねない」と官邸広報室から私が所属する東京新聞に抗議が入っちゃって。

古賀 安倍政権のイヤがる質問をしまくる望月さんならではのニュースだ(笑)。

望月「文科省の大学設置審が(加計学園による)新獣医学部設置の認可留保を決めた」(*1)って言っちゃった。認可留保の公表は8月25日午後だったんですが、設置審が開かれた8月9日にNHKなどのメディアが認可保留の方針を報道していたから、それを受けて「留保を決めた」と菅義偉(すが・よしひで)官房長官に質問を投げたんです。「認可留保」は公然の事実でしたが、私が質問した25日午前の時点では政府発表はまだなかった。その意味では不正確でしたね。

(*1)岡山市の学校法人「加計学園」が獣医学部を愛媛県今治市に新設することを国が認めた件で、この手続きをめぐり、加計学園理事長の友人である安倍首相もしくは首相側近による、不当な便宜があったのではと疑われている。大学や学部の設置を審査する文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)は8月25日に同獣医学部新設の判断を留保。教育体制が不十分であり見直しが必要とした

古賀 でもなあ、その程度で注意だなんて、官邸は東京新聞にキツイ注意をすることで、望月さんの質問封じをしようとしているんですよね?

望月 そうかも。ただ、先ほどの抗議文ですが、官邸が私を不快と感じたのは8月25日の質問ではなく、本当は8月31日、9月1日の両日にした質問のせいかなと思っています。
普段、首相は富ヶ谷(東京)の私邸に帰り、公邸には宿泊しない。でも、8月は25日と28日だけ公邸に泊まった。そして実は、どちらもその翌日に北朝鮮がミサイルを発射したんです。特に29日は早朝にJアラートが鳴り、国中が大騒ぎになった。それで「前夜に知っていたのか? もしそうなら、なぜ前もって国民に知らせなかったのか?」と、菅官房長官に聞きました。

―彼はどんな反応をしました?

望月 もともと、菅官房長官は私を指名するときは顔を背けたりするんですが、この日はいつにも増してイヤそうでした(苦笑)。私の質問には、いつものように「国民の安心、安全のために全力を尽くしている」と繰り返すだけ。
それでも食い下がると、菅官房長官はキレ気味に「あなたは北の肩を持つんですか!」みたいな言い方をした。あれには驚きましたね。私は「北朝鮮を支持する」なんてことは、ひと言も言っていない。彼は私を北朝鮮寄りの記者だと印象づけたいのか、と疑ったほどでした。

古賀 安倍政権はマズイことは、すぐ隠そうとしたり、ごまかそうとするよね。

望月 そう思います。しかも、表でだけじゃなく、裏でも本当に“いろいろなこと”をやる。私がある筋から聞いた話では、週刊誌が加計学園の教授と安倍政権の不適切な関係をすっぱ抜いたときも、官邸から教授に連絡があって、「1ヵ月ほど海外に隠れていて」と要請があったそうです。

古賀 ああ、それはわかる。僕も官邸から“出国”を勧められたことがあるから。
テレ朝の『報道ステーション』で「アイ・アム・ノット・アベ」(*2)と発言した15年初春のこと。官邸の長谷川英一広報官から「メシを食おう」というメールや電話が何度も入ってね。相手は経産省時代の先輩。最初は誘いをかわしていたんだけど、根負けして都内の和食店で会ったんです。
その席で彼が切り出したのが、なんとトルコ行き! 「君は海外で活躍すべき。とりあえずイスタンブールの大学に行って、将来はアメリカで活躍してみないか」としつこく勧められた。おそらく、政権批判する僕を海外に追っ払おうとしたんでしょう。でもトルコじゃ暗殺されかねない(笑)。

(*2)2015年1月23日、テレビ朝日系『報道ステーション』にコメンテーターとして主演した古賀氏は、「IS」(イスラム国)による2邦人殺害を受け、安倍政権の外交安保政策を批判。殺害された後藤健二氏にちなむ反テロ運動支援メッセージ「I am Kenji」をもじって、「今こそ、日本人は『アイ・アム・ノット・アベ』と世界に向けて発言すべき」とコメントした。この放送により、テレビ朝日は官邸から猛抗議を受けた

★『週刊プレイボーイ』39・40合併号(9月11日発売)では、 「森友&加計」えこひいきの現場、そして日本の防衛費が膨れ上がる本当の理由について、ふたりが忖度ナシで語り合う!
(撮影/高橋定敬)


●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して11年に退官。著書に『官僚の責任』(PHP新書)、『日本中枢の狂謀』(講談社)など。ウェブサイト『Synapse』にて動画「古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ」を配信中

●望月衣塑子(もちづき・いそこ)
1975年生まれ、東京都出身。東京新聞社会部記者。千葉、横浜、埼玉の各県警、東京地検特捜部などを担当。2児を出産後は日本の兵器ビジネスや軍学共同について取材。著書に『武器輸出と日本企業』(角川新書)。森友・加計問題をめぐる菅官房長官への追及で一躍有名に



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