報道特集「北朝鮮の五輪参加〜裏で何が?・中国の“痛痛病”を追う」




「便所のような国」という言葉に人々が麻痺してしまうことが心配だ!報道特集巻頭言金平キャスター20180113houdoutokusyu




中国の”痛痛病”を追う20180113houdoutokusyu




北朝鮮の五輪参加〜裏で何が?20180113houdoutokusyu



■【報道特集】 「北朝鮮の五輪参加〜裏で何が?・中国の“痛痛病"を追う」 【2018.01.13】
【北朝鮮の五輪参加〜裏で何が?】
南北閣僚級会談で北朝鮮の平昌五輪参加が合意された。
韓国側の実務担当者が明かす舞台裏とは?
北朝鮮ペースの南北融和を警戒する脱北者団体は?多角的に検証。
【中国の“痛痛病”を追う】
激しい痛みを伴う“痛痛(トントン)病”と呼ばれる病が発生した中国の村。
近くの鉱山からは重金属が・・。
公害病なのか?イタイイタイ病と向き合ってきた富山の記者が現地に飛んだ。
【キャスター】金平茂紀・日下部正樹(TBSテレビ報道局)、膳場貴子(TBS専属契約アナウンサー)
【スポーツキャスター】日比麻音子(TBSテレビアナウンサー)
【ナレーター:一般ニュース】向井政生(TBSテレビアナウンサー)
【ナレーター:注目・特集・NEXTコーナー】屋良有作、小山茉美 ほか
【出演】 神田優 , 平井久志 , キム・ギョンソン , チェ・ジョンフン , 畑明郎 , コウ・フキョウ
 安倍太郎 , コウ・セライ , 北川正信 , 青島恵子
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■【報道特集】「北朝鮮の五輪参加〜裏で何が?・中国の“痛痛病"を追う」【2018.01.13】
(ニュース)
「便所のような国」発言”世界”が非難
無差別撤廃に命を捧げたキング牧師を讃え、その日の誕生日を祝日にすることをサインしたトランプ大統領であったが、その中で記者の一部から前日発言したとされる、移民制度について協議した際、アフリカ諸国やハイチからの移民についての「便所のような国」に対して厳しく問い詰めた。アフリカ大連合は発言の撤回と謝罪を求め、ハイチ政府は「大きなショックを受け憤慨している」等と話した。トランプ大統領は12日、この発言に対して「私が使った言葉は厳しかったがこれが私が使った言葉ではない」等と否定している。

(オープニング)
オープニング映像が流れ、冒頭のニュースに対して「トランプ大統領において、一番困るのは問題発言を何度も繰り返されると、またか、と人々の感覚が麻痺することである」等と金平茂紀は述べた。

(ニュース)
明日朝まで大雪に警戒を 日本列島 この冬一番の寒さ
金沢では7年ぶりに積雪が50センチを超えるという大雪になった。この大雪の影響で、91歳の女性が自宅前の溝側で倒れ死亡した事件や新潟県高速隊のパトカーが軽乗用車と衝突するなどの事件が発生した。パトカーと衝突した軽乗用車運転の30代男性は手首に痛みがあるとのことで、パトカーは別の事故現場に到着直前プレーキかけたところスリップしたとされる。

”センター試験”始まる 雪の影響で受験生”パトカー移動”も
大学入試センター試験が今日から2日間の日程で始まった。午前7時頃、8年ぶりの大雪に見舞われた新潟市では大渋滞で車がほとんど動かなかった。交通機関のダイヤが大きく乱れたため、試験開始のジカンを1時間遅らせた。新潟大学は個別の受験生への対応では最大2時間15分繰り下げたケースもあった。また北海道白老町では今日午前8ジ頃、JR室蘭線の踏切で特急列車と乗用車が衝突し、一部区間で運転見合わせとなった。東京大学で受験生は「緊張しているけどその緊張をどうにか楽しさに変えて全力でやってきます」と語っていた。東京・多摩大学では、受験生からの電話での問い合わせに入試センター側が誤った回答をしたため、3時間繰り下げて試験を行うというトラブルもあったという。

大相撲 セクハラ立行司に処分決定
午前3時頃、両国国技館で八角理事長が謝罪をし「式守伊之助に対して出場停止3場所の懲戒処分といたしました」と発表した。立行司の式守伊之助は去年12月の沖縄巡業後に泥酔し、10代の若手行司にセクハラ行為を行ったとして危機管理委員会が調査していた。相撲協会は会見で、式守伊之助から辞職願を預かっていて、5月の夏場所後に受理することも明らかにした。

また地方議員の不祥事 福岡・中間市議”恐喝”で逮捕
恐喝の疑いで逮捕されたのは、福岡県中間市 市議会議員の米満一彦容疑者ら2人。容疑者らはおととし、太陽光発電所の工事をめぐり、金の支払いに応じなければ工事を妨害するなどといって業社から現金数百万円を脅し取った疑いが持たれている。福岡県警は関係先を捜索し、米満容疑者から詳しく事情を聞く方針。

酒気帯びで逮捕 身代わり依頼も
千葉県勝浦市では、勝浦市議会議員の高梨弘人容疑者が酒気帯び運転の疑いで逮捕され。高梨容疑者はきのう午後10時頃、軽乗用車を運転中に物損事故を起こし車を放置して現場を立ち去っていた。しばらくして知り合いの男性と一緒に現場に戻り、当初は男性が私が運転しましたと話したが、その後身代わりを頼まれたと嘘を認めたという。

北朝鮮へ制裁決議履行へ 海上自衛隊 黄海などで警戒監視
北朝鮮の国連安保理の制裁決議に反し、海上で外国船から積荷を移し替える制裁逃れが指摘がある。政府関係者によると、去年12月から海自の艦艇が朝鮮半島西側の黄海や日本海の公海上で警戒監視に当たっていることがわかった。海上自衛隊は撮影した写真などの情報をアメリカ側や海上保安庁に提供しているという。自衛隊が北朝鮮への制裁の実効性を高める目的で活動するのはこれが初めて。

トランプ氏 制裁再開見送り イラン核合意”見直し”強く要求
トランプ大統領は声明で、2015年のイランとの核合意に基づき解除した制裁の再開を見送ると発表した。一方でトランプ大統領は核合意には重大な欠陥があると非難。イラン国内全てを査察できるようにするなどの法改正を議会に求め、ヨーロッパ諸国にも核合意の見直しを要求した。その上で、合意が修正されない場合、合意から即離脱すると警告している。さらにトランプ政権は、人権侵害やミサイル開発などに関わったとして14の個人や団体を新たな制裁対象に加えるなど強硬姿勢を鮮明にしている。

外来種駆除へ池の水抜き 井の頭公園で”かいぼり”
東京の井の頭公園のお茶の水池では、先月下旬から水を抜く作業が行われていて、きょうと明日はボランティアらが魚の捕獲作業を手伝うイベントが行われている。「かいぼり」は外来種の繁殖によって崩れた生態系を回復し、水質を改善することが目的で、捕獲された魚や亀など2000匹のうち300匹あまりが外来種だったという。

酒に酔い線路に侵入か 男性 電車にひかれ足首切断
きょう午前0時10分すぎ、神奈川・横須賀市の線路上にいが会社員の男性(28)が電車にひかれ、右足首を切断する重傷を負った。男性は酔っ払っていてなぜ線路の上を歩いていたか覚えていないと話しているという。

路上で女性に抱きつき 警視庁の警部 現行犯逮捕
都の迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、警視庁高井戸署 刑事組織犯罪対策課長代理の男性警部(42)で、今月6日未明、立川市内の路上で女性に抱きついた疑いが持たれている。

(特集)
北朝鮮が五輪参加へ 南北会談の舞台裏で

9日に行われた南北閣僚級会談を特集。水面下で交渉を続けてきた人物が期待を寄せる一方で、北朝鮮の言動に疑念を抱く人も。会談に揺れる韓国の人々を取材した。北朝鮮の祖国平和統一委員会 李善権委員長は「全ての同胞に新年最初のプレゼント、良い結果を差し上げたらどうかと考えて出席した」と述べた。北朝鮮の平昌オリンピック参加の表明で韓国では融和ムードが高まっている。一方で、批判的な見方も。対話のテーブルについた北朝鮮の思惑は。

南北会談当日の朝、軍事境界線の手前にある統一大橋を金平茂紀が取材。開城工業団地の韓国企業経営者が集結しており、会談で開城工業団地の再開の話も出ることを望んでいた。。開城工業団地は南北の合弁事業だったが、2016に朴槿恵政権が操業の停止を決めた。板門店に現れた北朝鮮の代表団が韓国側へ足を踏み入れた。北朝鮮の祖国 平和統一委員会の李善権委員長を、韓国の趙明均統一相が出迎えた。李委員長は、韓国側では青筋と呼ばれているが、この日は時々笑みも浮かべていた。会談は11時間に及んだ。韓国側によるとこの日合意した共同文書には、北朝鮮は平昌オリンピックに選手団・応援団やテコンドーの演技団などを派遣、緊張緩和に向け軍の当局者会談を開催、などが盛り込まれた。核・ミサイル問題について李善権委員長は、「原爆・水爆・大陸間弾道ロケットなど全ての最先端戦略兵器は徹頭徹尾 アメリカを狙ったもので、我が同胞を狙ったものではない」と南北とは関係ないと反発し実質的な議論にはならなかった。それでも韓国の文在寅大統領は、ソウルで行われた翌日の会見で会談の成果を強調した。共同通信の平井久志氏は、北朝鮮が平昌オリンピックに参加する狙いについて「軍事的な圧迫、経済制裁を加えることが同じ民族として良いんですか?と国民のレベルで意思伝達をするというか、悪く言えば世論工作」「韓国の世論を反北朝鮮から親北朝鮮に変える」などと分析した。

南北会談が行われたその日、韓国政府は「慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決」を確認した日韓合意について新方針を発表した。韓国の康京和外相は、「日本政府に対し再交渉の要求はしません」としながら、日本の自発的な謝罪を期待するという内容を述べた。この日、ソウルの日本大使館前では、慰安婦問題の水曜集会が開かれ日韓合意は無効だとする訴えが起きた。菅義偉官房長官は、安倍首相が平昌オリンピック開会式出席を見送る方針との報道があったことについて、今後の国会で検討する、などと答えた。

南北会談の当日9日、金平茂紀が韓国・平昌を訪れた。オリンピック会場の近くで地元の人の話を聞いた。「北朝鮮の選手は外には自由に出られないかもしれないけど選手村の中では韓国の選手たちと交流を深められると思う」「北朝鮮の参加で南北関係の友好的なメンを見せられるチャンス」などの意見があった。一方、「彼らの胸の内はわからないし信用できない」と言った冷めた意見もあった。北朝鮮がオリンピック参加を決める直前まで水面下で北朝鮮を交渉を進めていた人物に話を聞いた。南北体育交流協会のキム・ギョンソン理事長はサッカーなどのスポーツを通じて北朝鮮側との交流を続けてきた。先月、中国・昆明で行われた少年サッカー大会で韓国代表団が北朝鮮代表団と非公式に接触し、オリンピック参加を要請したという。キム・ギョンソン理事長は「北朝鮮のサッカーチームの団長をはじめとする関係者は、自分たちが決定できることではないが、内容をしっかり伝え叶うようにする、と答えた」とハナシた。その後、1月に平壌で実務者協議を行いたいと申し入れたところ、「1月ならオリンピックへの参加が発表されていると思うがそれでもいいか」と言われたといい、「私はそれを聞いてそんなに話が進んでいるのか」と感想を話した。江原道の崔文洵知事は、北朝鮮選手団の移動手段について、江陵から元山にクルーズを送り、選手団たちは江陵に来て停泊すれば宿泊と警護の問題が一気に解決できると提案したが、まだ決まっていないという。

南北の融和ムードに警告を発する団体もある。ソウル市にある自由北朝鮮放送は、脱北者の団体が運営しているラジオ放送で、毎晩9時から1時間、北朝鮮の住民向けの情報を発信している。アナウンサーの女性も脱北者。チェ・ジョンフン局長は、かつて朝鮮人民軍の将校で、ハッキングなどを行う部隊に所属していたが退役後の2006年に脱北した。チェ・ジョンフン局長は「最近、金正恩への忠誠心が低下している」「脱北する前は家族同士の会話でも、金日成・金正日を揶揄するなど考えられなかった、しかし今はカゾクでも他人同士で金正恩について揶揄しているという」と語る。今回の南北会談について「北朝鮮は平昌五輪というカードを1枚切っただけなのに得るものが多い、開城工業団地が再開すればそこから得るドルが金正恩のポケットに入る」「韓国の大統領、5000万人の国民が金正恩の罠にはまった」と指摘した。さらに「北朝鮮のオリンピック参加で平和が訪れますか?」「北朝鮮が核を放棄した時に平和が訪れる」とコメントした。

オリンピックが主要な議題となった今回の会談は、核問題解決の糸口になるのだろうか。ワシントンDCでトランプ大統領は「(文大統領は)最初の南北会談が大変うまくいったとの感触を得ている、今後数週間、あるいは数ヶ月、どうなるのか見てみよう」と話した。南北会談の翌日の米韓首脳による電話会談でトランプ大統領は「南北の対話中はいかなる軍事的な行動もしない」という考えを示した。共同通信の平井久志氏は「裏側の言い方をすれば、南北対話が切れたら軍事行動を取る、という風にも取れる」などと述べた。

南北会談で変化は?
2年ぶりとなる南北閣僚級会談が開かれたことについて、平井久志氏は「軍事当局者間のホットラインが回復したことも大きな成果」と話していた。現地を取材した日下部正樹キャスターによると現地メディアの関心度の高さに驚いたという。同会談をめぐっては中国、ロシア、アメリカのトランプ大統領も評価し、平昌五輪の開会式にペンス副大統領の派遣を発表。フランスからははマクロン大統領が出席する。日下部キャスターは2020年に五輪を控えるなか、隣国の日本が誰を派遣するのか動向が注目されると述べた。

(特集)
中国の”痛痛病”を追う

富山県の神通川流域で「イタイイタイ病」が公害病として認定されてから今年で50年となる。汚染された水や土はようやく元に戻ったが、いまも健康被害に苦しむ人たちがいる。84歳の女性は疼くような痛みに苛まれ、薬の服用は欠かせないという。脊椎が押し潰されて身長が縮んだ人、体のあちこちが骨折し、患者が「痛い、痛い」と泣き叫んだことから、その名がついた「イタイイタイ病」の原因がカドミウム。神通川上流にあった三井金属工業神岡工業所が、亜鉛の精錬過程から出るカドミウムを川に排出していたためで、当時の厚生省が全国で初めて公害病と認定した。患者らが損害賠償を求めた裁判では、カドミウムと健康被害の因果関係が認められ、1972年に原告側が全面勝訴となった。土壌復元工事は33年間に渡って続き、事業費約407億円が投じられた。そして、隣国・中国のチワン族自治地区で「痛痛病」という病気がある。

ベトナム国境に近い、中国・三合村を訪れたところ、原因不明の痛みを訴える村人がいるという。同村出身の黄付強さん(61)は手足が変形し、骨の変形は隆起が足の甲や指先にもあらわれていた。全身のあちこちで痛みが起こるといい、実兄も同じ症状で寝たきりになり、5年前に死去した。妻と娘に症状は出ていないが、村を出て生活している。医学に多少の心得がある地区会長は黄さんのレントゲン写真を見たところ、「すべての指の関節から骨が生えている」と話す。村では同じような患者が他にもいて、「痛痛病」と呼ばれている。

三合村の集落から2kmほど離れた大新 鉛・亜鉛鉱山では1954年に国有企業によって採掘が開始された。排水溝は麓の集落まで伸び、排水は生活用水に使う村の貯水池にまで流れ込んだという。患者の黄さんは自分の田んぼに流れ込んだ排水が病の原因と見ていて、別の患者の男性は排水が混ざった水で炊いた米を食べていたという。1999年に村人200人は、国有企業に損害賠償を求め、提訴した。企業側は「重大な汚染はない」と主張したが、住民側が勝訴。企業側に日本円で約550万円の賠償命令が出された。村の農業用水が重金属に汚染され、農地と農作物に被害が出たとして、被告に全責任があると断じた。

裁判所による鑑定では高濃度のカドミウムや鉛、水銀、クロム、亜鉛など重金属類が検出されたことが判明した。殊にカドミウムに関しては、水から基準値の1000倍近いカドミウムが検出された地点もあった。当該地点で育った米のカドミウム濃度は基準値の11.3倍にのぼっている。判決では企業側に8年間分の土壌改良費100万円余を支払うよう命じているが、年間にすると約13万円。村は農作物の重金属吸収を軽減するため、石灰を散布したというが、日本環境学会の畑明郎氏によると弥縫策にすぎず、土の入れ替えが必要だという。2014年に地元政府が村人に健康検査を行ったが、患者らによると検査だけで処方薬と呼べるものは貰えなかったという。目下、地元政府は汚染水処理場施設、別地域への移住を呼びかけるなどしている。

「痛痛病」を患う患者から入手したレントゲン写真、外見上あらわれている写真について、「イタイイタイ病」を病理学的に解明した北川正信医師は「イタイイタイ病の場合、骨自体がやられる」と話し、骨密度の低下で骨粗相症を伴う骨軟化症が見て取れるという。「痛痛病」については情報が少なく、正確な診断を下すことはできない。青島恵子院長も「(原因は)カドミウムとは断言できない」と述べた。

中国南部の村”痛痛村”を追う
中国・三合村で「痛痛病」と呼ばれる病気の患者を取材した安倍太郎記者は中国でも重金属汚染が広がり、「イタイイタイ病」に代表される公害病の悪夢が繰り返されているのではと考え、取材を開始した。高濃度の汚染土壌を取り除くには土の入れ替えが必要で、多額な費用が求められるが、地元政府に捻出できるだけの資金力はないという。それでも、安倍記者は「イタイイタイ病」の調査で培った研究手法、ノウハウを共有すれば、原因究明に至るのではと考えている。

(スポーツニュース)
ピョンチャン五輪まで27日 高梨沙羅 今季初Vは!?
ピョンチャン五輪でメダルが期待されるスキーの高梨沙羅は、W杯ジャンプ女子個人第5戦に挑んだ。優勝とはならなかったものの3位入賞を果たした。スノーボードW杯の女子スロープスタイルで岩渕麗楽が2位入賞、男子では國武大晃も2位入賞となった。

ラグビー サントリーが連覇
ラグビー日本選手権兼トップリーグ決勝、サントリーvsパナソニックでは、前回覇者のサントリーが先制点をあげ、前半をリードして折り返す。しかし後半パナソニックに4点差にされると、パナソニックの猛攻に耐え続けるサントリー。最後まで猛攻を耐えしのぎサントリーが優勝した。

池江 2018初戦で日本新×2
東京都新春水泳競技大会で、池江璃花子が200m自由形、50mバタフライで日本新記録を更新し優勝した。短水路・長水路・リレーを含めると自身17個目の日本記録となった。

(エンディング)
次回予告
報道特集の次回予告。「トランプ政権1年 勢いづく白人至上主義」



    当  ブ  ロ  グ  へ  の
    皆 様 の ご 支 援 に 感 謝 致 し ま す! あ り が と う ご ざ い ま す!







  マエハラの馬鹿に経済政策を教えたなんとかという学者(マジでド忘れした)。
  バカはバカを呼ぶ通り、
  庶民にとってこんなに景気が悪い時に、消費税増税を言っちゃって、
  アホかって思ったモンな。
  
  キチンと政治改革をやる!
  特別会計を廃止する!
  そこから先ずやれよっと!
  
  そのことをしないで、
  増税、増税、ってアホかって思う。

  なんていうかな、
  サンデー毎日の経済論ってあんまり好きじゃないw

  第一、
  アベノミクス続けば5年以内に財政破綻  
  こんなこと誰でも言うよね、…。



■サンデー毎日 2018年1月9日
倉重篤郎のサンデー時評
アベノミクス続けば5年以内に財政破綻 経済学の巨匠・伊東光晴が本気の直言!

https://mainichi.jp/sunday/articles/20180108/org/00m/070/001000d


倉重篤郎・本紙専門編集委員

「国民の未来」を奪う政治は終わらせよ

 景気と株価の上昇はアベノミクスのおかげだと喧伝されているが、私たちは実感が持てないでいる。それどころか、経済学の巨匠・伊東光晴京大名誉教授は、このままアベノミクスが続けば5年以内に財政破綻すると明言する。ではどのような別の選択があり得るのか。倉重篤郎が迫る。

 2018年はどんな年になるのか。年の初めに何人かの識者に聞く。

 まずは、経済がどうなるのか。伊東光晴京大名誉教授(90)に論じていただく。氏は国民経済の立場から市民の目で日本経済をウオッチしてきた反骨の経済学者。医療、環境への関心も高く、原発には放射性廃棄物の処理ができないことからその非経済性を告発してきた。

 日本経済は年初、日経平均株価が高値を更新、年内には2万円台後半が予想されるなど、半ばお祭りモードだが、その浮ついたご時世の陰で何が進行しているのか。我々はこの一時の虚飾の繁栄の後、何に備えなければならないのか。伊東氏には、アベノミクスの本質をえぐってもらいたい。

 というのも、伊東氏は「アベノミクス批判―四本の矢を折る」(岩波書店)を14年に発刊して以来、この政策に対し根源的批判を展開してきた人物だからだ。

 早速お聞きする。18年の日本経済、どうなります?

「結論から言うと、今の状態がだらだらと続く」

 だらだら続く?

「例えて言いましょう。もし、日本がユーロ圏、つまりEUの一員だったらどうなっているか。現行のままでいるわけにはいかない。なぜならば、日本の財政赤字がひどすぎる。EU加入基準である単年度ベース(対GDP3%以内)、累積赤字ベース(対GDP60%以内)をいずれも超えている。特に、累積ベースは、240%(IMFの世界経済見通しの政府一般ベース18年予測)というとんでもない数値、世界一だ」

「EUはこういう国に厳しい緊縮財政を求めている。日本もEU加盟国だとすれば、緊縮財政に転じなければならない。公務員給与削減、年金給付削減、医療費負担大幅増……等々。緊縮財政の結果は、不況、失業率の大幅上昇、国民生活の困難を引き起こす。ところが、日本の保守政権は、欧米保守政権であれば必ず取るような緊縮政策を取らない。そのために日本は国民がある意味でのんびりした生活を続けてこられた。同じような状態が続くというのはそういう観点からだ」

 財政赤字対応が日本の政治と欧米では異なる、という説明だが、なぜ日本では緊縮化せずにすんでいる?

「中曽根康弘政権がその典型だったように、過去の財産を食い潰してきた。国鉄、電電を民営化してその株を売却するなど、明治以来の財産を食い潰し、取りあえず今の生活を維持する、ということをしてきた」

 先人の築き上げてきたストック(資産)だ。

「そして、次第に食い潰すストックがなくなってきた。そこで、安倍晋三政権は、未来を食い潰し始めた。未来に国債と借金を押し付けて、現在は取りあえずの生活をしようとしてきた。その結果、国の累積債務はGDPの2倍、1100兆を超えた」

「原子力発電と同じだ。原発は放射性廃棄物という処理不能のゴミを出しているが、何とかなるだろうと言って発電を続けている。この取りあえず主義は、日本の庶民の心に深く根差しており、それに対抗する明治以来の西欧合理主義と、さまざまなところでぶつかり合うが、ほとんどが取りあえず主義の勝ちとなっている。国債発行、原発……。皆、根っこは同じだ」

やったのは「異次元緩和」だけ

 それにしてもなぜここまで赤字が積み上がった?

「1980年代まで、歳出と歳入は同じようにパラレルに上昇してきた。それが90年代になると歳出は増加し、税収は減った。80年代に比べると、法人税が10兆、所得税が10兆減っている。こうして、日本は国債依存の体質になっていった」

 歳出増は高齢化による社会保障費の自然増が主要因だ。一方、税収減は、バブル崩壊後のGDPの伸び悩みが原因と言われる。

「それ以上のものとして税制の変更があった。80年代の後半の中曽根政権の時だ。加藤寛(ひろし)政府税調会長が行った一連の税制改革で、米国の税制をまねた」

 レーガン大統領時代の税制改革だ。

「レーガンは所得税最高税率70%を81年に50%に、86年には28%に下げた」

 金持ち優遇と言われた。

「米国が高い累進税率を実現したのは、ルーズベルト民主党政権のニューディール時代だ。第一段階で63%、第二段階で79%。これが所得再配分効果により世の中を変えた。この政策は戦後共和党政権にも継承され、税率は一時91%にまで上がった。つまり、ニューディールの影響は70年代まで続いていた。米国の歴史には、そういう大きな流れがあった。それを決定的に変えたのが80年代、レーガンがフラットな税制にした。そして、この税を見習うと言ったのが加藤税調だった。法人税も下げた。ここに日本が財政破たんに向かう大本の原因がある」

 新自由主義政策と呼ばれた。今の安倍政権にまで引き継がれている。

「さて、そこで安倍政権だ。異次元金融緩和の効果はどうか。安倍政権は異次元緩和以外は何もやっていない。ちょうどうまい具合に、景気循環の上昇局面に差し掛かっただけだ」

 アベノミクスのおかげで上昇局面入りした、と安倍氏は胸を張っている。

「異次元緩和がある一定の影響を日本経済に与えたのは事実だ。1ドル=80円まで行った為替相場を110〜115円とした。円をばらまき、円安になった。これが輸出産業を好調にさせ、景気をけん引した」

「しかし、輸出産業主導型は、全面的な景気上昇をもたらさない。輸出に依存する限り、低コスト、つまり、賃金抑制という圧力がかかるからだ。賃上げがないと消費が拡大しない。セミ景気、半景気だ。英国経済が輸出景気の時もそうだった。今の景気が景気上昇感を伴わない理由だ」

 株価も上がった。

「これは日銀が投信を買うことで上昇局面を維持している。作られた値段だ」

 今後賃金がどうなるか、がポイントだ。

「生産年齢人口の減少もあって、雇用が堅調になる。問題はそれが新たな技術革新をもたらすかだ」

 人手不足が企業に賃上げを強い、賃上げは企業に省力化のための設備投資を強い、結果的に技術革新、生産性上昇による成長が実現する、という論がある。

「私は懐疑的だ。アレンというオックスフォード大教授が、英国で産業革命が起きた背景として、ロンドンの労働者の賃金が高くなり、それで機械化という誘因が働いた、という見解を出している(2009年)。賃金が上がると、機械多用な方にいくし、賃金が安いと機械をあまり使わない、という近代経済学の技術選択理論の応用だが、こういう普遍理論で具体的歴史を解くというのはたいていうまくいかない。経済というのは、多様な要因がミックスされた結果だ。賃上げはそのうちの一つにすぎない」

「そもそも、日本で労働力不足が起きているのは、製造業ではない。サービス業、特に金融業がそうだ。欧州を見ればいい。銀行業は装置産業になった。人手がいらない。だが、日本だけがたくさんの従業員を抱えている。ここに新技術が入ってくる必然性がある。製造業で技術革新が行われる余地はない。設備投資するくらいなら海外にアウトソーシングする」

景気に影響しない「増税」を

 まさに、3メガバンクが大リストラ計画を発表した。大規模なICT(情報通信技術)投資が背景だ

「私は、日本の銀行業は欧米に20年遅れていると指摘してきた。高給で安定した良い職場がなくなる。その代表が銀行業で技術革新に狙い撃ちされる。日本経済に与える影響は大きい」

 肝心の製造業は、技術革新が起きない。むしろ、金融業の大リストラが景気の足を引っ張る、との論だ。

「そこで、取るべき政策は何か、だ。取りあえず主義からの脱却にはどうするか。それを真剣に考えるなら、増税しかない。増税は景気に影響がないものからやる。二つある。一つは、法人税だ。大企業が円安の影響もあり内部留保を380兆円ため込んでいる。そこから20兆円なり25兆円を引き出すしかない」

「もう一つは、所得税の累進課税強化だ。これも景気に影響はほとんどない。それゆえにニューディールの時にあれだけ強い累進課税をかけた」

 日本経済に必要なのは、実は所得、法人増税だ。欧米の政権政党であれば、当然のことながらそちらの方に舵(かじ)を切っているだろう、との見立てだ。ただ、取りあえず主義の日本は異次元緩和で日銀がほぼ無制限に国債を購入することで、増税策を回避し続けてきた。その出口はどうなる?

「安倍政権は出口を考えない。いつまでたっても日銀が買い続ける」

 でも永遠に買い続けるわけにはいかない。

「と思うのが正常な考えの持ち主だが……。そうじゃない人たちがやっている」

 どうなってしまう?

「外からのインパクト以外にこの体質は直らない。つまり、世界の金利が上がり、その影響が日本にまで波及し、金利が上がると、負債が重課されてくる。金利が1%上がっただけで10兆円の重みになり、予算編成できなくなる。そこまでこないとわからない」

 世界の金利動向に変化が生じている。米FRBは出口戦略で着実に利上げしているし、欧州中央銀行(ECB)も同方向だ。日本だけが異次元緩和継続だ。

「なぜ、ゼロ金利にしたかを考えればいい。リーマンショックで不良資産を買ってダメになったのはリーマン1社だけではない。連鎖反応を起こさせないために、欧米の中央銀行はゼロ金利にした。不良資産を10年かけて償却しなさいということだ。連鎖反応防止という必然性なしにゼロ金利をやったのは日本だけだ。必要ないことをやった。財政赤字をごまかすために」

 そのリーマン・ショックからちょうど10年だ。

「それが終われば金利も正常化されていく。当たり前のこと。米欧は今後利上げしていく。それが日本に影響を与える。それ以外に日本を変えるものはない」

「そんなに急に上がるものではない。5年かかるだろう。ただ、ケインズが言うように将来は不確実だ」

 5年という具体的な数字が出てきた。金利が上がり予算が組めなくなる時期だ。財政破綻である。同時に、国債暴落で銀行が不良資産を抱えることになる。

「だから、それを少なくしてやっている。日銀が銀行から国債を買い取って」

「国債」を持っていては危ない

 日銀の資産はどうなる? 債務超過にならないか。

「国家も日銀も一緒なんだから。(日銀という組織ではなくて)国家が損する。中世と同じ事実上の徳政令だ。日銀や銀行は国債で損するから国がそれを負う」

「三菱東京UFJ銀行がいち早く逃げ出したでしょう(16年7月、日本国債の入札に参加する特別資格「プライマリーディーラー」を返上すると発表)。日本を代表する銀行だ。国債を持っていたら危ない、5年後は。銀行は逃げますよ。銀行は逃げるか、機械化で従業員の首を切るか、いまやるべき仕事はいっぱいある」

 結局、アベノミクスとは何だったのか?

「金融緩和だけだ」

 それが未来を食い尽くす?

「そうだ。過去が食えなくなったので、未来を食い尽くすということだ」

 世界経済はどうなる?

「EUは、失業率が高く、格差が広がり、これがおさまる気配はない。米国はトランプの出現で、グローバリズムも自由貿易も皆誤りだとされている。中国は一帯一路を過剰生産のはけぐちに、世界の製造工場を独り占めする勢いだ。世界は混乱の時代に入った」

 昨年9月に90歳になった老学徒は2時間、資料を見ながら朗々と、日本と世界を語ってくれた。

「もうよぼよぼです。学生時代はノートを取る必要なかった。全部暗記していた。トランプの神経衰弱でも負けたことなかったが、今は孫に負けるんだからどうしようもない」

 としながらも、世界経済動向について現在大冊を著作中。欧州、米国、中国の順に書き続ける、という。

「問題は中国、日本なんです。欧米は合理主義で政治が動いているからはっきりしている。利子率が上がれば家賃が変わって住めなくなる。ただ、日本は利子率が上がっても家賃が変わらない。経済合理主義では動かない。この国の問題は西洋学問だけでは解けない。中国もそうなんです」
 ×  ×  ×
 アベノミクスは、日本の死に至る病だ、と私は書いたことがあった。成長至上主義という病と、次世代に対する過剰な依存症により、経済メルトダウンに至るような、とんでもないツケを将来世代に負わせているのではないか、という見立てである。伊東氏は「日本政治の取りあえず主義」が「未来を食い潰す」と表現された。同じことを言っている、と思っている。

いとう・みつはる
 1927年生まれ。経済学者。京都大学名誉教授。著書に『原子力発電の政治経済学』『アベノミクス批判』『ガルブレイス』(すべて岩波書店)ほか多数

くらしげ・あつろう
 1953年、東京都生まれ。78年東京大教育学部卒、毎日新聞入社、水戸、青森支局、整理、政治、経済部。2004年政治部長、11年論説委員長、13年専門編集委員
(サンデー毎日1月21日号から)



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