財務省報告書
  「決裁文書についての調査の結果」PDF(11.3 MB)全82ページ






#0312官邸前抗議 Live






【アベマTV同時放送】森友文書 "書き換え疑惑" !野党合同ヒアリングでさらなる追及





財務省「森友文書」ねつ造疑惑野党合同ヒアリング2018年3月12日





文書書き換え疑惑で野党6党が財務省から合同ヒアリング(2018年3月12日)





【ライブ動画】財務省「森友文書」書き換え疑惑 野党合同ヒアリング



■【ライブ動画】財務省「森友文書」書き換え疑惑 野党合同ヒアリング
【ライブ動画】財務省「森友文書」書き換え疑惑 野党合同ヒアリング=高橋雄大、瀬戸口翼撮影
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 学校法人・森友学園(大阪市)との国有地取引に関する決裁文書の書き換え疑惑で、財務省が12日、与党幹部に対し、書き換えがあったことを認める報告をした。この問題が国会で取り上げられた昨年2月以降に書き換えが行われ、森友学園側が安倍晋三首相の妻昭恵氏に言及した部分などが削除されていたという。財務省は同日午後にかけて、国会でも同じ内容を報告。午後2時半からは野党各党の合同ヒアリングで説明している。


buu@buu34 さん
みずほさん
「安倍昭恵さんの調査を、谷さんの調査を、安倍総理の調査を、なぜやらないんですか」

森ゆうこさん
「安倍昭恵さんが名誉校長になった経緯が欠落しているところが全くおかしい、
全部出して、ホントに無いんですか、あるはずですよ、
もうこれ以上後から出てきたら、また犠牲者出ますよ、やめて下さい、そういうことは」

「二つが異なることに気づいて、会計検査院から照会したのか」
「財務省の方に確認した」
「去年の段階で、財務省は、2つの決裁文書があると分かっていたってことですか?」
「どういう照会の仕方を?」
「手元に2種類あり、国土交通省に確認したかどうかは、今のところ、、、」
「財務省は何と?」

「それが最終版だと」(バージョン!)
「決裁文書で日付が同じものが2通あったらおかしいですよね」
会計検査院「決裁文書そのものなら、確かに」
みずほ「決裁文書の写しが2種類あったことは確かですね」
検査院「手元に2種類あった」

小西「国土交通省の決裁文書にはドットマークがない」

会計検査院の検査を(改竄書類で)妨害した、これで内閣総辞職しなかったら、
立法府の存在意義がない、、という声が

森姐:大坂音大の時は評価調書を作った(森友は作らなかった)、
ゴミ処分撤去費用、森友は大阪音大の評価の10倍

逢坂「書き換え後の文書を見て、会計検査を行った部分があるとうことでよろしいか」

検査院「出された書類を検査」

逢坂「結果的に、書き換え後のものを見て検査したものもある」

検査院「それはおっしゃる通り」

白「改ざんされたデータを出された場合のペナルティは?」

検査院「会計検査院法26条により当然真正なものを出すべき。
懲戒処分を要求できる規定が31条に。任命権者に対し、処分を要求できる」

川内「書き換えは大量、他にもあると想定、(富山次長到着)これだけじゃないですよね、
もう一度検査をすべきと思いますが。検査院の方針は?」

検査院「今回の事態を踏まえ、事実確認を始めており、必要であれば、当然行っていく」

会計検査院に出した書類
国交省が出したものと、財務省が出したものに、異なる部分がある
「事案の経緯」の部分

国交相は報道を受け3月5日に気づいて財務省に確認したとかって話
会計検査院は、偽計業務妨害罪で告訴すべきでは?という意見

財務省への質問が始まった
逢坂「書き換えではない、隠ぺい、改竄、認識がおかしい」

富山次長「現在は書き換えと使わせて頂いているが、調査の結果によっては、、、」

みずほ「メディアも、改竄、隠ぺいとして」

富山「どういう形で書き換えたかを確認しなければ」

え、ご遺族が、遺書を見られないの?
遺書のあるなしから答えない
なんかもう、脳が聞くことを拒否しちゃってるし
なんか怖くてうっかり実況できない

富山「(佐川が言ってた)2週間で自動消去は、メールの関係」あぁ?

「削減されたのがメールだけなら、全部、データ、残ってるじゃないですか」

辰巳「昭恵さんの関与を本省が知ったのはいつ?」

富山「お答えが出来る状況にない」

辰巳「近畿財務局から本省への特例承認の申請、H27年2月4日(決済日)、
この時点で認識したことになりますね。谷さんの相談文書で初めて田村氏が
知ったというのは虚偽答弁」

HPから名誉校長と認識、とか答弁してたよね
辰巳「本省は2月の段階で知ってた」だよね

検査院が「不適切」と言う結果を出して、
あー、少しはマトモなところもあった、と思ったけど、
事案が無茶苦茶すぎて、あっちゃこっちゃ目をつぶった挙句の、
物凄くマイルドな「不適切」だったのか

質問する方も、答える方も、混乱してる
夫人の、まだあるかもしれない関与って、きっと寄附方面だよね

櫻井
・財務省には動機がない
・政治家の指示は無いと言うが、政治家以外は?(夫人や夫人付きは政治家じゃない)

富山:それまでの国会答弁が誤解を受けるものだったからではないか

誤解を受けるなら、答弁修正すればいいじゃないの
あ、辰巳さんが同じこと言った、
公文書書き換えなくても、答弁を修正すればいいって

今となっては、あの、森姐が追及してた加計の三省合意文書だって、
絶対ねつ造だよね〜〜

野党、知恵寄せ合って、しっかり作戦練ってから突き崩してくれ
もう相手ボロボロで、突っ込みどころありすぎで
あっちもこっちも追及しきれない状況

そろそろ富山さんにカツどん食わせて

みずほさん
「安倍昭恵さんの調査を、谷さんの調査を、安倍総理の調査を、なぜやらないんですか」

森姐「安倍昭恵さんが名誉校長になった経緯が欠落しているところが全くおかしい、
全部出して、ホントに無いんですか、あるはずですよ、
もうこれ以上後から出てきたら、また犠牲者出ますよ、やめて下さい、そういうことは」

最後、小西さんが沢山の書面回答を要求したら、
「そういうことは野党合同ヒアリングではなく国会の場で」
と拒否の態勢に入りやがった、
ふざけんなー、デスワ

いまどき、イタリアなんて、直ぐじゃん
なんで、絶対手の届かないところにいる、的扱いにされてんの、谷さん

「なぜこんなことになったのか」
って、何を寝言を

規模が大きすぎて、改竄もねつ造の隠ぺいも杜撰だから、
いくらでもボロが出てくるぞ、これ
でも、トップに、その自覚がない

なんかさー、この家柄のいいお坊ちゃんたちは、
大臣や総理が、こういうことをするのは当たり前で、
表面化してしまうとは、
最近は官僚の質も落ちたもんだ、とか思ってんじゃないの?



    当  ブ  ロ  グ  へ  の
    皆 様 の ご 支 援 に 感 謝 致 し ま す! あ り が と う ご ざ い ま す!
















  野党合同ヒアリング。共産宮本(岳)がとんでもない事実を炙り出す。
  「国交省は公表前から公文書偽造が起きている事を文書の欠落から把握していた」
  大騒ぎに。


  うおお。野党合同ヒアリング。
  共産辰己の追及で以前から、
  会計検査院は「財務省から提出された書類は基本的に書き換え後のものだった」
  「2種類の文書が存在することには検査中から気付いていた」と白状してしまう。
  一瞬、空白。そして全員で驚きの声。
  =会計検査院、おまえもか!崩落!=


  野党合同ヒアリング。
  桜井「どうして私人の安倍昭恵さんの名前が公文書に?」
  財務「決済に関わる特殊事情として報告した」
  桜井「何言ってるんですか。通常、こうした公文書に私人の氏名なんか出ない。
  特別な人物だから載せたわけでしょう?」
  昭恵=特殊事情って自白してるやん😎


  改ざん前の文書には、「森友」の理事長が「日本会議」に関与していること、
  安倍総理が「日本会議国会議員懇談会」の副会長に就任していること、
  総理夫人の昭恵氏が学園で講演・視察したことが明記されているが、
  それが全面削除されている。
  総理夫妻と学園との関係を抹消してしまおうというものだ。


  安倍昭恵の証人喚問、待ったなしだろう。
  決裁文書って、メモ書きと違うからな。
  なんで実質タダで国有財産を売らなければならないのか、その理由を書いた文書だ。
  そこに、昭恵が森友学園に行って講演しただの、教育方針に感涙しただの、
  良い土地なので進めて欲しいと言っただの、出てくるんだ。


  財務省「今回、偽造に関わった職員は任命権者から会計検査院法違反として
  懲戒処分を受ける可能性があるとは考えている」
  📢シッポたちよ、覚醒しろ。全てブチまけろ。


  安倍首相による執拗な朝日叩きは、
  朝日の調査を知っていて繰り返していたのかも追及されるべき。
  自らのスキャンダルを隠蔽するために国家の首相によって報道への圧力が
  繰り返された疑いがあるのだから、
  民主主義を毀損しかねない問題として真剣に取り扱われるべき。


  首相の妻が政治的圧力をかけて国有地を友人に不当に安い価格で払い下げた上に、
  スキャンダル化すると国会の証言と辻褄を合わせるために公文書を改ざんしたとか、
  腐りまくっているだろ。首相夫婦は訴追されるべき。


  タス通信の報道ぶり「安倍首相と妻の安倍昭恵氏と関係のある民間企業に国有地が
  大幅に値引きして売却されていたことについての省内文書が改ざんされていた
  スキャンダルの関連で、麻生副総理兼財務相は辞任を拒否した」


  『ガーディアン』は簡潔に文書問題を報道しています。  
  https://www.theguardian.com/world/2018/mar/12/japan-shinzo-abes-political-future-in-doubt-as-wife-linked-to-cronyism-scandal 
  「安倍晋三は彼か彼の妻が右翼学校経営者への国有地価格大幅値下げに
  関与していたことが明らかになったら辞職すると言明していた」
  ので政権の今後を英国も注視しているようです。現に関与してたんですからね。


  財務省の決済文書の改ざんは、戦後営々と築いてきた(と思っていた)民主主義の基盤が
  足元で崩れていく感じがする。
  たかだか(と敢えて言うが)安倍政権が退陣するかどうかの問題というより、
  この70年はなんだったのか、というくらいの衝撃を覚えている。

  朝日◆会計検査院、改ざん前の文書を保管 国交省から受領
   https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-00000077-asahi-pol …
  「森友学園との土地取引の調査の際、財務省からは改ざんされた貸し付け決議書の
  提出を受け、一方で国土交通省からは改ざん前の同決議書を受け取っていた」
  ※公文書改ざんを黙認した理由は?
  =以上=



■2018.3.12 13:55週刊朝日
自殺した近畿財務局職員の遺族「汚いことをさせられた」昭恵夫人の名前が削除されたワケ
https://dot.asahi.com/wa/2018031200037.html?page=1


安倍晋三首相と昭恵氏 (c)朝日新聞社
安倍昭恵さんのFacebookより(※一部画像を加工しています)


 森友学園への国有地売却問題で財務省は12日、国会報告を行い、14の決裁文書を書き換えていたことを認め、80ページに及ぶ、調査報告書を発表した。

 さらに決裁文書には、安倍昭恵夫人の名前も記載されていたものの、昨年に削除されたという。
 平沼元経済産業相や鴻池元防災担当相、故、鳩山邦夫元法務相ら4人の政治家の名前も記載されていた。

 文書の書き換えは、森友問題が表面化した2017年2月末〜4月頃に行われ、森友側との交渉の経緯や、「本件の特殊性」「価格提示を行う」などの表現が国会議員に開示された文書ではなくなっていた。

 財務省は12日、与党関係者への説明で、「文書の書き換えは、財務省全体ではなく、9日に辞任し、当時の理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官らの判断で行われたもので、麻生(太郎)財務相、福田(淳一)財務省事務次官らからの指示はなかった」などと説明したという。

 だが、霞が関の局長級の官僚はこう首を傾げる。

「少数の判断でやれるものではない。おそらく野党議員に開示するとき、内容を全部見せたらまずいとなり、佐川理財局長らと本省幹部と相談の上、削除したのではないか。こうした場合、直属の財務相を飛び越え、菅(義偉)官房長官、杉田(和博)官房副長官ら官邸が直接、指示するとは考えにくい。省内のあうんの呼吸で実行されたとみるのが自然。安倍昭恵夫人を“忖度”した結果、危ない橋を渡らされたのでは?」

 7日に自殺した近畿財務局の男性職員Aさんの親族が本誌の取材に応じ、「近畿財務局、本省からの連絡などはない。頭が混乱している」と答えた。さらに絞り出すようにこう続けた。

「Aはハキハキした性格で、実直で世話好き。親に金銭的な負担や迷惑をかけないで、仕事をしながら夜間の大学に通っていました。国鉄の仕事をして、大蔵省に入った。いつも明るくて、声が大きくて。自分が大変なんだということは一切、人に見せるほうではなかった。逆に言えば、それで追い詰められていたんでしょう」

■古賀茂明2018.3.12 07:00dot.
古賀茂明「森友文書“改ざん”で白旗 霞が関崩壊を止めるには安倍総理退陣しかない」
https://dot.asahi.com/dot/2018031100015.html

著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。最新刊『日本中枢の狂謀』(講談社)、『国家の共謀』(角川新書)。「シナプス 古賀茂明サロン」主催

 【資料写真】写真左と写真中は、昨年2月に国会議員に配布された決裁文書。写真左は、数字部分などの確認後に入れたと思われる「・」(黒ポツ)のチェック印があるが、朝日が「書き換えた」と報じた写真中の「調書」の記述部分には、チェックを入れた形跡がない。一方、5日に近畿財務局が提示した決裁文書(写真右)の「調書」部分には、「/」(スラッシュ)印でチェックが入っている(赤字のマルは財務省職員が付けたチェック印と思われる部分で、編集部による追記)

 財務省はついに近畿財務局の森友学園問題の決裁文書“改ざん”を12日に認めるという。朝日新聞が書き換えた疑いがあるとスクープを報じたのは3月2日。それから1週間後の9日、近畿財務局の森友問題担当部局の職員が自殺したことが報じられた。亡くなったのは報道の2日前だったという。

 本件で、関係者が最も恐れていたことが現実のものとなった。

 同じ9日、佐川宣寿国税庁長官が辞任した。森友問題に関連した国会対応に丁寧さを欠き審議の混乱を招いたこと、行政文書の管理状況について様々な指摘を受けていること、今回取りざたされている文書の提出時の担当局長だったことの3つの責任を感じて辞職を申し出たという。

 辞職自体は遅すぎた感もあるが、佐川氏は前から辞職を申し出ていたという報道もある。おそらく、辞めたくても辞められなかったのだと思う。

 安倍総理も麻生財務相も口をそろえて、森友学園への土地売却には問題がないと強弁し続け、佐川氏の国税庁長官昇格人事を「適材適所」だと繰り返し答えている。最高権力者と自分の組織のトップが国会でそう言うのだから、佐川氏には辞める理由が見つからない。理由を職務以外で探せば、健康上の理由くらいだが、それでは、仕事ができないほど体が悪いということになり、しばらくは天下りができなくなる。

 それでも、当初は、そのうち世間も静かになるのではという微かな期待も持っていただろう。しかし、事態はどんどん悪化していく。これだけ長期にわたり世間の注目を浴び、「極悪人」であるかのような扱いを受ければ、家族に申し訳ないという気持ちにもなるだろう。さすがに「もういい加減、辞めさせてくれ」という気持ちになっていたのではないか。

 それに、これ以上居座ると心配なことが出てくる。過去の答弁が虚偽だったという動かぬ証拠が出てくれば、退職できても、退職金をもらえなかったり減額されたりするかもしれない(もちろん、退職後でもそういうリスクはあるが、その程度は事実上小さくなる)。

 もちろん、本人に聞かない限りわからないが、普通の人ならそういう心理状態になるだろうという推測である。

 そんな苦境の中で近畿財務局職員自殺の一報が入った。佐川氏もさすがに、心理的に相当なダメージを受けたことだろう。これ以上職にとどまるのは無理だ。そう思って自ら辞職を申し出たのか、あるいは、安倍総理と麻生財務相が、改ざん問題で追い詰められて、このままだと佐川長官を国会に出さない訳にはいかなくなると懸念して、このタイミングで辞職させたのか。おそらく、後者の要素が強いのではないだろうか。

 辞職すれば、その時から民間人だ。国会に参考人として呼ばれても、拒否することができる。忙しいとか体調が悪いと言えば、何の問題もない。証人喚問されれば拒否はできないが、民間人を呼ぶにはハードルが高い。

 佐川氏は、司法当局に居所を登録しておけば、どこかに雲隠れしても問題にはならない。安倍総理も、これで佐川氏への追及をかわすことができたと安どしているかもしれない。

■“自殺”を誘発する権力者

 実は、森友問題を追っているマスコミ関係者の間では、佐川氏、あるいは、改ざん問題や国有地値下げの核心を知る職員が“自殺“するのではないかという懸念の声があった。不謹慎なようだが、飲み会などでは、よくその話が出るのだ。現に、過去の疑獄事件でもそうしたことはよくあった。心配されるのは、重要な人物の証言が得られなくなって、事件の真相が闇に葬られることだ。最悪のケースでは、自殺の連鎖が起きることもある。

 “自殺”というのは、文字通り自ら死を選ぶという場合と自殺に見せかけた他殺の場合がある。自ら死を選ぶ場合でも、権力者によって、そうするしかない状態に追い込まれてそれを選ぶという場合も多いだろう。

 いずれも権力者の犯す罪である。

 政治権力を握る者は、その権力を守るためには異常なまでに残酷なことをすることがある。それは歴史が証明している。もちろん、誰もがそういうことをするわけではない。「権力」に固執し、その「権力」を行使することに無上の喜びを感じるタイプの政治家がそういう罪を犯すのだ。

 今回の佐川氏の辞任と近畿財務局職員の自殺は、官僚による、同じ森友学園問題への対応である。一人は生きながら逃げる道を選び、もう一人は死の世界に逃避する道を選んだ。対照的ではあるが、共通することがある。

 それは、時の権力者を守るための犠牲になったということだ。

 一昨年くらいから、官僚が安倍政権を守るために、あるいは安倍総理の意向を忖度して不正を行うケースが頻発するようになった。大きな事件だけでも、南スーダンの日報隠ぺい問題、森友学園に続き加計学園問題、ペジー社のスパコン詐欺事件、厚労省の裁量労働データ捏造など、まるで官僚機構は悪の巣窟であるかのような印象さえ与える。この他にも表に出ない不適切な行政は数えきれないくらいあるのだろう。

 それくらい、今、日本の行政は腐敗しきっている。もはや「崩壊」という言葉を使いたいくらいだ。

 その原因は何か。

 安倍総理自身がどう考えているかにかかわらず、今、霞が関では、安倍首相に逆らうことは役人としての“死”を意味するかのように受け取られている。逆らえば、昇進がなくなり、左遷は当たり前、さらには、辞職してからも個人攻撃で社会的に葬られる恐れもある。逆に、安倍首相に気に入られれば、人事で破格の厚遇を受ける。

 霞が関の官僚のほとんどが違憲だと考えていた集団的自衛権を合憲だと考える官僚を法制局長官に置き換えた人事は、象徴的だった。あんな禁じ手を使われたら、官僚は、安倍首相に媚びようと必死になる。

 文科省で、退職後ではあるが、安倍政権の政策に異を唱えた前川喜平前文科次官の個人情報がリークされて御用新聞の読売がそれを記事にしたことも官僚たちを震え上がらせた。安倍首相が如何に容赦なく自分の敵を叩き潰すかを目の当たりにしたからだ。

 もちろん、これらは氷山の一角だ。

 こうした言動を日々見せつけられる官僚の目には、安倍総理は、尋常ならざる権力者と映る。

 一方、安倍総理が関心のない事項については、官僚は何でも好き勝手にやりたい放題が許されている。だから、触らぬ神に祟りなしで、安倍政権の悪政には一切異を唱えず、安倍総理の関心事には、条件反射的に最大限忠誠を尽くす。そして、トラブルを起こさず何事もなければ、官僚利権の天下り拡大などにせっせと励んで、事務次官の覚えをめでたくしようと考える役人が非常に増えてしまった。

 かくして、霞が関は、「崩壊の危機」に瀕しているのだ。

■「忖度の連鎖」で改ざんする官僚の性弱説

 今回の文書改ざん疑惑が事実であったとしたら、それは、近畿財務局が、一連の忖度行為の一環として自発的に行った結果だと考えても不自然ではない。

 一方、これだけの重大な不正を働くのはリスクが大きすぎると考えて本省の指示を仰いだ可能性も十分あるし、その前に本省の方から指示がなされたことも考えられる。さらには、官邸からの指示だった可能性も否定はできない。

 今後は、文書改ざんについて、誰の責任かという点が大きな議論になるだろう。しかし、改ざんについて本省の指示ないし承認があったかどうかは問題の本質ではない。ましてや、本省の関与が証明されなければ、現場の不祥事で終わりという考え方は採ってはいけない。

 なぜなら、この問題は、森友側へ破格の安値で土地売却を行ったことから始まったからだ。その時点では、安倍昭恵総理夫人の力が働いたのは明白だ(財務省の官僚は他省庁の役人より格上。ノンキャリはキャリアよりもはるか下の存在。年次も1年違えば虫けら同然と言われるほどの序列社会。その中で、経産省のノンキャリの課長補佐クラスの当時の昭恵夫人秘書・谷査恵子氏からの問い合わせに、財務省のキャリアの管理職が丁寧に文書で回答するのは異例中の異例。昭恵夫人案件だったからそれが可能になったことは霞が関の官僚100人に聞けばほぼ全員がそうだというはずだ)。

 そして、その後は、「忖度の連鎖」で、最後はこの改ざんという不正に行きついた。そう考えれば、改ざん行為はそれだけを独立の不祥事として扱うのではなく、森友疑惑の一環として位置付けるべきである。

 いずれにしても、ここまで書いたことでおわかりいただけると思うが、官僚は、自分たちの立場が危なくなると、意外と愚かな行動をとってしまうということだ。
これは当たり前のことかもしれないが、官僚というのは、「聖人君子」でも「悪人」でもない。「普通の人」である。そして、「普通の人」について当てはまるのは、「性善説」でも「性悪説」でもなく、「性弱説」だと私は考えている。

 つまり、官僚も弱い人間だ。自分の地位や所属する組織の存立を脅かすような事件を前にすると、普段はまともな思考をする人でも、尋常ではない不正をする誘惑に勝てなくなる。その時は、良心も、賢明な判断力も、正義を貫く勇気も全て消え失せてしまうのだ。

 したがって、官僚の「弱さ」を利用すれば、権力者が、霞が関全体を「不正遂行マシン」として使うことも可能になる。逆に言えば、最高権力者は、そうしたことを生じさせないように自らを律し、逆に官僚の良いところを際立たせるような指揮をとらなければならない。

 そうしたことを念頭に置いたうえで、仮に、今回の事件がこのままうやむやにされて、安倍政権が続くとどうなるか考えていただきたい。

 官僚たちは、安倍政権の強大さをあらためて思い知るだろう。その結果、安倍総理の歓心を買うためにその意向を忖度して不正まで行う。さらに不正を正そうとすることは身を滅ぼすことになると考えて、見て見ぬふりをする。そして、総理が関心をもたない大部分の行政分野で、せっせと自分たちの利権拡大に励む。

 この国の行政は停滞ではなく後退し、腐敗はその極に達するであろう。

 それを避けるためにはどうすればよいのか。もはや、微修正で済む段階ではない。

 安倍総理が退陣して、正義と公正を実現する気概を持った新たなリーダーを選び直すこと。日本の行政機構を救うには、それしか選択肢がないのではないだろうか。



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