強力な西部方面女性サポーター陣が設定してくれたお話し会in百沢、布施。開始30分前に公民館に到着すると早速熱々の栗入りおこわ、およごし、煮物、漬物で腹ごしらえ。「花里さん忙しいから、夕飯まだだと思って。」、「いやー、今日は時間遅くなると思って慌てて腹いっぱい食べて来ちゃったんですよね。」と言いつつ、結局、もう一度腹いっぱいになるまでおこわをいただきました。手作りの混ぜおこわはいつ頂いても最高です。
お話会には、原則、飲み物も食べ物も出さないのですが、こちら方面で会合があるときは、お話&お茶と漬物や煮物は地元社会の強い慣習で、「要りません」なんて言ったらとんでもない事になってしまいます。ここにきたときだけはご好意に甘えるようになってもう3年。会合の仕方にも地域の特色があって面白いですね。余ったのを家族に貰って帰るのも習慣です。

さて、部屋一杯に2重になって座って頂いた皆さんからのご意見です。

・過疎債の使い方に、不満があります。過疎債は望月特有の過疎対策に使うべきものなのに、実際にどの程度の金額が使われているのか解り難いし、他の地域で通常予算でやっているような事業に過疎債を使っている様に見えます。もっと有効な過疎債利用をして欲しい。
・小学校を統合したり、その前の市町村統合もそうだが、統合後の使われなくなった施設の後利用をしっかり考えて計画作りをすべきだと思う。ただ新しいものを造って、古くもなく使われなくなってしまった建物が沢山ある。酷いのは跡地利用を区長会にまかせっきりで、いざ問題が生じたときに市が責任をとろうとしない。これはおかしい。
・(望月、浅科、東御の)御牧原地域には、この10年で60戸ほどの新規移住があった。これは地域経済に大きな貢献だと思います。移住時に受託建設等で数千万円の初期投資、これは地元業者さん。そして継続的な税金の納付や、地元平均より多い日常消費。夫婦2人で来る人が多いので、車に乗れなくなったら都会に戻る人が多いけれど、それでも地域振興には有効だと思います。
・消防団のなり手がいない中、消防団についてどんな工夫ができますか?
・百沢南の交差点から渋滞が酷い。岩村田方面と浅科方面の交通量をしっかり把握して改善すれば、渋滞の改善は難しくないはずなのだけれど何でできないんでしょうか。
・温泉の質もよく水量も潤沢な春日や布施の温泉を手入れ活用しないで、荒れ放題にして、平尾にろくに水も出ない温浴施設を造るなんで考えられない。山間部の切捨てだ。民間の温泉業者にまで影響が出るかもしれない。行政の一番やってはいけないこと。
・子育て支援も大事。でも子供に直接届く支援をお願いしたい。
・望月が育んだ教育へのアプローチを大事にして欲しい。

ひとつ聞いてみました。
「あなたが御牧原に移住したのは何故ですか?」
「都会に住み、移住を考えたとき、実際に日本中を廻ってみました。そしてここに来た時、日本で一番素晴らしいところだと思い、移住を決めました。それから15年経ちましたが、今もそう思っています。」

”ここは日本で一番素晴らしいところ”。 なんて素晴らしい言葉でしょう!
この言葉には、会場の人たち(ここで産まれここで育った人、ここに嫁いだ人)がちょっと動揺です。
私はこの村出身ではありませんが、皆と一緒に、”嬉しく”なんだか”晴れがましく”、ちょっと”誇らしい”気分になりました。

この言葉こそが今ここに住む私たちが一番大事にしなければいけない言葉、そして気持ち。自分達が楽しく嬉しく誇らしいところでなければ他から人なんか来てくれません。現実に60家族もの移住が実現しているこの地の良さを、素晴らしさをここに住む我々がもう一度しっかりと見直す必要がありますね。

お話会の後、お茶会2次会。
「ホットステイ」という活動があるそうです。立科町で活発に行われているようですが、布施地区でも定着しているそうです。都会から来た子供達を1軒5人単位で5軒ほどが集まり、朝9時から午後3時まで受け入れる。そして農業体験やお料理体験、魚とりなどを子供達と楽しむ。子供一人当たり1500円の経費が支給され、その中でいろいろな活動や材料費をまかなう。帰る頃には「帰りたくない」子供達や「帰したくない」受け入れ家族ができるようです。時間的にも経済的にも負担が少なく、かつ周りに少なくなった子供達とのふれあいの時間が楽しめるこの活動は、地域の高齢者の皆さんに”はりあい”を提供しているようです。
この活動を布施温泉、春日温泉を活用して、子供達の宿泊や乗馬教室なんかも絡めてもっと多様化するのは面白いでしょうね。

市役所はどこが担当になりますかね?