とうとう女子会デビューを果たした”お話し会”。3時間半にもわたる議論の中心は”文化ホール”。

女子会のメンバーは芸術・文化を大事にする人が過半で、22年に実施された住民投票による「文化ホール建設の中止」という結果に大きな不満を持っていました。
・とにかく、中止に導こうというあからさまな首長の行動はアンフェアだったと思うわ。
・住民投票の選択肢が不明瞭で建設自体に賛成の人も反対意見に集約されるということも起こったって聞きました。
・赤ん坊から老人まで一人1500円の維持管理費負担が末代まで続くといわれ、相当なネガティブイメージを植え付けたわよね。そのあと創った不要な施設の維持管理費とか考えるととんでもない嘘つき、脅かしだったと思うの。
・20億円の建設基金の利子のばらまきも酷いもの。本来の芸術・文化活動支援に全然なってないわよ。
・いろいろ決めるのも行政のお気に入りの委員を選んで、行政が決めたいように決めるだけでアリバイ作りにしか見えないものが多いと思います。
・鳥越俊太郎さんがTVで佐久のことを言ってたけれど「文化・芸術の象徴たる文化ホールを”住民投票”で決めるなんておかしい。」って。その通りだと思うわ。社会への投資なんだから。だったら、野球場だってサッカー場だって、創錬センターだって、県営武道館の誘致だって全部住民投票ですればいいじゃない。全部否決だわ。選挙の道具に使って頭にくるったらないわ。
・是非、もう一度文化ホールの建設に向けて検討してほしいです。

私の意見は、まずはHPのFAQ(よくある質問)にある通り:
公共事業を進める際にはその事業の「便益」を数値化し費用対効果をしっかり分析する必要があると考えています。近隣の上田市で、上田市交流文化芸術センター「サントミューゼ」がオープンしてある程度の時間が経ったので数値化は困難ではありません。
インフラ整備に湯水のように予算を投入できた時代は過去のお話。近隣市町村との調整、県・国との連携の上で「少子化対策」「子育て支援」「文化振興」「教育」「交流」等を勘案し、費用対効果を明解に分析・判断し、検討を進めるべき事業であると思っています。」

一方で、”ビジョン”を持たない佐久市の開発がだらだらと場当たり的に進行する中、市民が追い求める理想の佐久市を具体化していく必要性はますます高まっていると感じています。まず、市民中心の「教育・文化のまちづくり(仮称)協議会」を発足させ、佐久市の現状分析、あるべき未来(ビジョンの策定)、未来へ向かっての施策を市民目線で策定することが重要だと思っています。その中で図書館の再構築をどうするか、新たな専門学校誘致の可能性は?佐久の玄関である佐久平駅から佐久大学へつながる地域を”文教地区”として位置づけられるか。佐久大学での国際地域医療大学院の開設は可能か、それを市がサポートできるか?その南に控える医療センターまでのつながりをどうとらえるか?医療産業のクラスター化の可能性は?医療産業インキュベーターの役割は?行政の役割は?地域開発としては非常にポテンシャルがあり、さらに市民に夢や希望や安らぎを提供する市の中心地区の役割として、市民自らが考え議論し、結論を導いていくべき問題だと思います。
それを考えると、今現在、唐突に進められている樋橋地区でのCCRCの建設や住宅地開発は、市民の自由な発想や真摯な議論を阻害するものであり、更なる慎重な議論が不可欠だと信じます。

そのような議論の中で、現有施設の廃止や統合、それらを集約した形での新たな施設が必要と判断され、市の財政的に運営できるものであれば、その建設を再考すればよいというのが私のスタンスです。
いったん住民投票という手段で民意を確認し中止した事業を、その自治体の首長が代わったからと言って即座に覆すわけにはいきません。まず、市民の総意を確認するプロセス、事実に基づいた議論を重ねて、過去の結果のレビューを行い、それをもとに将来の佐久を導き出すのが我々の進むべき道だと思います。