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ちょっとシャビイな「オフィス花里」の玄関前で、ポーズしてくれたのは、ベトナム国立交響楽団(VNSO)の総指揮&監督の本名徹次さんとコンサートマスター(バイオリン)のマイ・アインさん。東京からは早稲田大学教授の坪井先生と奥様の直子さんがジョインしてくれました。

本名さん(ベトナムではテッチイと呼ばれていますが)は名古屋フィルハーモニーオーケストラで指揮をしていたころ訪れたベトナムの演奏家たちの可能性に魅了され、その後の人生をベトナムの音楽・芸術の発展にささげている方です。

WIN_20160408_07_39_48_Pro私は音楽は全くの素人で、本名さんのような芸術家とお話しする素養も知識もないのですが、2年来の飲み友達としてお付き合いしていただいています。その縁あって、妻もハノイでオーケストラデビューをさせていただきました。今は私以上に妻がオーケストラの仲間として、ベトナムの演奏家の皆さんと楽しく親しくお付き合いさせていただいています。

ボストンでの福島の若者たちとの演奏を終えて、東京に前日に戻ったばかりの本名さんとマイ・アインさんは、時差ボケでかなりお疲れのようでしたが、今話題の「真田丸」の上田城跡へ桜を見に足を延ばしました。ちょうWIN_20160406_15_38_23_Proど千本さくらまつりの初日でソメイヨシノは満開、大きな枝垂れさくらは散り始めの絶好の花見日和となりました。東京から同行してくださった坪井先生ご夫妻も、都会のさくらとはまた一味違う田舎のさくらを十分に楽しんでいただけたようです。

今回は、東京から福井への道中での途中下車。軽井沢に泊まり、観光は上田と軽井沢です。佐久の良いところを見てもらいたかったのですが、牧場のさくらは未だですし、山菜もまだまだ、やはり佐久は”観光”ではなくて住むところなんだ、と再確認することになりました。泊まるところ、食べるところ、遊ぶところ、芸術鑑賞、夫々に多様なニーズに対応するのは、まだまだ周辺の街にはとてもかなわないですね。

でも、佐久のケーキは本当においしいとグルメの皆さんからも太鼓判をいただきましたよ。”神戸”、”自由が丘”、”佐久”が日本3大ケーキの街だそうですよ?という私の説明には皆ちょっと戸惑った感じではありましたが。

本名さんの仕事関連で軽井沢の大賀ホールを訪ねました。街の豊かさを感じさせてくれるホールでした。行政が作らなければ、こんな素敵なホールもできるんだ、というのが一目見た感想です。

いつか、本名さん率いるベトナム国立交響楽団の皆さんに佐久市に演奏旅行に来てもらいたいと、思っています。単なる芸術鑑賞ではなくて、言葉の通じない人たちとの、言葉を超えた交流や理解を可能にする音楽や芸術。私がハノイで味わった”知識を必要としない圧倒的な感動”を佐久の皆さんにも味わってほしいな、と思います。