6時45分になっても、だれ一人来ない。
イベント開始15分前の状況としては、途上国の会議なんかでは当たり前ですが、佐久ではほぼ”0”を予測しなければいけない雰囲気です。
まあ、今日はたくさん歩いて疲れたし、休めということかな?と思っていると、玄関で「こんばんわ!」と、うれしい声がしました。続いて、続いて、結局にぎやかなお話し会の開始にこぎつけました。

みなさんのお話は”公的なサービス”&”市民の参加”がメインになりました。

・あの、野沢会館にある市民活動サポートセンターってのは、何やってるだい?コピーやすくとってくれるらしいけど。
・コピーは民間圧迫するからという理由で、印刷は安いらしいよ。でもなんだか、本来の市民活動をサポートするっていうのが、あまりできてない感じはするよね。
・市内で活動する団体のリスト作りなら”社協”がやってるし、何だかいろいろと役割の重複がありそうだねえ。
・あそこにあるシルバー人材センターはどうなの?天下りの団体じゃあないの?
・あそこは法人の人件費を市が出しているらしくて、作業料金には8%の管理費が乗るだけですよ。だから働く人にとっては良い場所みたいです。その分、利用者にとっては割高かもしれませんが。
・草刈りで時間1000円、植木の刈込だと時間1500円くらいだって聞いたよ。結構よい収入になるんで、それで海外旅行に行っている人もいるくらいらしい。
・年寄りのうちじゃあ、庭の植木の手入れが大変だわ。それに10万も20万もかかったら年金生活者はお手上げ。シルバーは助かるね。
・でも、そんなんだったら、庭の木なんか切っちゃったらどうだい?その分、里山の保全や活用にお金を使った方が将来のためだと思う。
・でも社協はいろんな事やって、夫婦げんかの仲裁までやらされたり、ゴミ屋敷の交渉までやるけど、時給280円だよ。えらい違いだね。
・介護サービスだって、仕事の8割は誰にでもできる買い物補助とか洗い物、片付けだっていうじゃないの。そうなら、介護専門職さんがやるべき仕事と、近所のボランティアさんがやる仕事を分けて、買い物とか料理の手伝いとかをボランティアベースで安くやったら、介護費用はすごく下がるだろうし、介護保険だって安くなるかも。
・8万人足りなくなるといわれている介護士さんだって、そういうふうに働いてもらえばまだまだ専門職として相応のお給料で働けるようになるんじゃないかしら。
・地域での介護ってのを真剣に考えていかないといけないわよね。
・ある地区では、独居老人が「昼間は良いけど、夜はさみしいし不安なので、夜だけででもみんなが集まれて、地区の介護士さんや看護師さんがサポートしてくれるようなグループホーム的なものがほしい」と言っていました。佐久は地域包括ケアでみんなでサポートするっていうけど、こういう具体策を現実に動かしてみないと、本当の地域でのケアってのはなかなか進んでいかないと思うわ。
・「医療を核とした街づくり」を目指すなら、そういう取り組みを市民目線ベースでやっていかなきゃね。

誰かの思いを拾い上げて、それを試してみる、小さな形でも実践してみる勇気が、今の我々には必要なのでしょう。こういうお話し会が発端となって、小さな活動が始まるのって素敵ですよね。
活動に直接つながらなくても、意識の変化、何らかの気づきにつながれば。。。。