前回、記念すべき本当のゼロを記録した38回を欠番にして自分をいさめようと思いましたが、裏を返すと目標の100回のうちの1回分をごまかしたことになります。

ごまかしは絶対にいかん!ということで、ゴールデンウィーク中の強化練習上がりのテニス女子の皆さんにオフィス花里まで来ていただいて「お話し会38回」を開催しました。


冒頭は、テニスがらみの話からです。
・佐久にはテニス人口が多いはずなのに、テニスコートの整備とか環境整備とかが全然進まないのよね。昔からずーーーーっとお願いしてきてるんだけど。
・そうよね、明日の大会だって男女合わせて450組以上だから、選手だけで900人以上の学生が参加するのよ。これはテニスする人のほんの一部。軟式、硬式合わせたらすごい人数よ。こんなに大勢が参加しているスポーツは他にはないと思う。でも、行政からのサポートないのよね。
・400人からの女の子が集まって試合するのに、ちゃんとしたトイレが2つや3つじゃあ、長蛇の列で試合に集中できない子たちも出てしまうわ。トイレの問題は佐久市のテニスコートすべてに当てはまる深刻な問題だと思うわ。
・平尾山に1000万円かけてトイレ作ったんなら、テニスコートや町中の公園のトイレを使えるようにしてほしい。
・本当は、新しいコートだって整備してほしいのよ。でも、今はトイレが深刻。でも、トイレ整備しちゃったら新しいコートは作ってもらえなくなっちゃうかもね。
・とにかく、市民が何を求めているかちゃんと聞いてお金を使ってほしい。総合運動公園なんか、ほんの少数の競技人口のために何であんなにお金使って、中途半端なもの作って?野球場だってみんな怒っているし、なんであそこにマレット競技場が必要なの?どこにでもできるじゃない???

テニスの話のあと、ポツンと話し出した女子1名。
・佐久市からね、「耐震工事はしましたか?しませんか?補助金もありますよ?」っていう電話が何度も来るのよ。うちの旦那はね、気が小さいから、そう言われたら「耐震工事しよう!しないと危ないから。早くしなきゃ。」とうるさいのよ。でもね、うちだって年寄り2人で子供たちは独立して同居の予定なんかありゃあしない。確かに家を建てた当時はちゃんとした材料もなくて、地震が来たら危ないかもしれないわ。でもね、今この年で少しばかりの補助金貰っても大きな工事になったらそのあとどうして生きていくの?不安で仕方がないの。
・それって、詐欺とかじゃあない?市役所がそんなに親切に何回も電話してくるなんておかしいわよ。確かに補助金が出るのは知っているけど、市役所が古い家に耐震工事を薦めるなんて聞いたことない。大体お金の問題とか、補助金だけで済む話じゃないじゃない。
・そうよ、そうよ、なんか変よ、ちょっと、電話で聞いてみましょう!
ということで、市役所の担当課に電話してみました。建物が違うということで代表電話と違う電話にかけなおし(これはワンストップにしてほしいですね)。
担当の方は明るく丁寧でした。

・「市役所としては個別に耐震工事をお勧めすることはありません。ただし、一つだけ国の事業がありまして、以前無料で耐震診断を行ったことがあります。これは、その後のフォローをして国に報告する義務がありますので、その対象者の皆さんには定期的に電話で状況確認をさせていただいています。」

わかりやすい説明でした。感じの良い職員さんでとても良い印象を持ちました。
これを聞いた女子:
・そうね。一度だけ無料耐震診断を受けたことがあるの。だからそれね!良かったわ、詐欺じゃあなくて。でも、本当に市役所からの電話は迷惑なの。旦那が不安がるばっかりで、何も良いことがないんだもの。そりゃあ工事したほうが良いのは分かっているけど、お金がないし、蓄えを使い果たしたらどうしたら良いか。。娘に相談したら、古い家はあきらめて、娘の家の近所に越して来いって言われてるけど旦那はそんな気はさらさらなし。耐震強度だって、熊本の地震で、2度目の大きなのが来たら全然あてにならないって言ってたし、ねえ。
・じゃあ、もう今日は5時過ぎちゃったから連休明けに電話して、「大変ありがたいけれど、何の解決にもならないので電話は遠慮したい。」っていえば、電話は止めてくれるんじゃあないの?
・わかったわ。そうする。

市役所のやっていることはおそらくマニュアル通り。これによって耐震工事をして安心を手に入れている人たちもいるでしょう。一応の役割を果たしていると思います。しかし、そういう脆弱な住宅に住んでいる人の多くは、お年寄りの年金生活者です。補助金が出るといってもそれですべて賄えるわけではないし、将来に対する十分な蓄えがあるわけでもない。かといって自分でお金をためて建てた愛着のある家を捨てたくもない。場合によったら老人ホーム入居や入院で家を離れなければならない。そんな人たちが多いんです。
願わくば、その人たちの立場と気持ちになって、何が行政としてできるのか?どうしたら不安を少しでも取り除いてあげられるのか?そんなふうに考え行動する行政って、望んではいけないのでしょうか?