HCMA後半 021

これは3年前の8月に日本を訪れた、ベトナム政府幹部の皆さん。日越議連に所属する日本の国会議員の皆さんとの意見交換会の時の写真です。




さて、彼らは私のプロジェクトの第1期生だったのですが、この後も継続的に日本への招へいを重ねて、計6回にわたり合計で113名のベトナム政府幹部が日本で学び議論する場を提供してきました。

その彼らは、今のベトナム新政権の中で非常に重要な役割を担っています。
特に写真の第一期生はその半数以上が省(日本の都道府県)のトップに就任し、中央政府でも副大臣をはじめとする多くの指導的役職に就いています。7月に開催される国会では、大臣に任命される人もいると仄聞しています。

彼らとの人間関係(ネットワーク)は、これからの日本とベトナムの2国間の絆を太く、長く、強くするために、築き上げてきたものです。
3年間のプロジェクトでは、ベトナムの社会経済が直面する重要な政策課題について、日本の経験と知識を共有し、理解を深め、解決策を模索してもらいました。6回の研修は、それぞれ、水資源管理、産業政策、交通インフラ、租税政策、環境政策、国営企業改革の6つの主要課題に加えて、共通テーマとして国や行政運営の基盤となる公務員制度を取り上げて、ベトナムにおいて改革すべき点を抽出してもらいました。そして、日本では具体的な事例を基に自分たちの政策を再検証する機会も得ました。
その彼らが、今、ベトナム政府の中枢で、日本との協働で得た経験や知識を基に国家の運営にあたっているのです。

日本人的考えなのですが、プロジェクトの途中から「是非このネットワークを継続的に活用できるように、同窓会を創っていこう!」と思うようになりました。そして、北部を中心として3期生までを対象とした”お試し同窓会”を開催したのは一昨年。力強い絆への手応えを得ました。
いよいよ今年は全6回の卒業生113名を招いての本格的同窓会1回目の開催です。日本からは人事院の人事官や元事務総長が参加され、現地では当然ながら日本国大使が参加します。
現地で活躍する日本商工会の皆さんやJETROなど、日越経済関係においても重要な役者がそろい、2国間のつながりの強さを確認し、新たな関係を創出する機会と期待されています。

明日ベトナムに向かい、この同窓会に参加してきます。
各期ごとの会で司会(MC)を務めてきた経緯があり、今回も司会を依頼されました。
もともと、偉いポストに就いていた人達ですが、日本の経験を活かした政治活動が評価され、今は、さらに高位のポストに就き重い責任を背負っています。久しぶりにみんなに会って、飲んで、馬鹿話もしながら、ベトナムと日本の将来について語り合って来ようと思っています。

来年からの佐久との具体的な戦略的互恵都市の話もする予定です。ただ、素晴らしい候補地が多すぎて困ってしまいます。具体的な話を進めるのは、市民の皆さんの声をお聞きしてからですね。もちろん、今、先方と話を詰めてしまったら、フライングだと怒られるでしょうし。ねえ?

でも、積極的に佐久を売り込んできますよ!