8月22日講演会













ブログ本「人のこと、政治のこと、ベトナムで佐久を想う。」を出版したのが昨年の8月8日。
22日に開催した出版記念講演会に来ていただいた皆さんのお気持ちを受けて、9月からお話し会を始めました。昨日8月3日開催した根々井でのお話し会は記念すべき50回目。目標とした100回の半分に到達しました。
歩いて歩いて歩き回った1年でした。照りつく残暑のなかチラシ配りをはじめ、実りの秋、凍てつく冬、爽やかな春、じめつく梅雨を乗り越え、今また梅雨明けの暑さと闘いながら歩いています。顔も首も腕も、外に出ているところは真っ黒です。

さて、昨日は大雨警報が出ていて、お話し会を開催するか否か、会場で考えていました。公民館というのは大体が避難場所に指定されていて、洪水災害等からは比較的安全とされていること。そして、何よりも、不安定なお天気の中集まってくださった皆さんのお気持ちをお聞きするだけでもと、状況を都度判断することでお話し会を始めることにしました。
・国保税の値上げが一番生活に響いています。あまりの値上げの大きさに市役所に再確認してもらいましたが、間違いはないという答えでした。もしも、去年の5億6千万円という赤字がまた「値上げ」という形で市民に転嫁されたら、私たち年金生活者の多くが、税金を払えなくなります。国保をやめることも知人に相談しましたが、それでは不安だということで、税金を払っていますが、どうしたら良いんでしょう?
・医療費がすごく増えたって言っても、その分析なんか全然してないんでしょ?原因がわからないのに、ただ値上げって言われて、それを安くする手段とか行動も明確に教えてもらえないなんて、不安と不満でやりきれないです。
・佐久って、健康長寿って言ってたけど、もうそれは嘘なんですよね。「長寿」はそのまま残ったけれど、「健康」は残らなかった。健康のままなら医療費がこんなに上がって国保会計を圧迫することなんてありえないでしょう?去年の平均医療費だって、全国平均よりたった1000円安かっただけ。8年前は全国で9番目に安かったって聞きました。どうしてこんなになっちゃったのか、誰か教えてほしいです。
・食事改善運動だとか、現場の人たちは一生懸命やってるのよ。でも、その上の人たちが、皆の努力や行動をしっかりと吸い上げていない気がするわ。佐久市には臼田のように住民が自分たちの健康や保健システムに誇りをもって、生ごみだってきちんと再生して肥料として使っている素晴らしいところもあるのよね。みんながやる気になる、納得できる行動を導くのがリーダーの役目なのにねえ。最近の佐久市は”健康”の凋落と一緒で、なんだかずーっと落ち目な感じがしてならないの。
・もう、冬寒くて、夏暑い、人工的な公園はいらないから、木が生い茂り、子供たちが自然の中で遊べる公園が欲しいわ。今のところって、維持管理だって大変でしょ?本当にボランティアでやっている人とお金をもらってやっている一部の団体との間で不公平感もあるみたいだし。
・湯川も汚くなった。昔はもっとずっときれいだったのに。子供たちと一緒に遊ぶのが楽しみだったけれど、今は誰も川でなんか遊ばないねえ。時代の変化かねえ?
・そういえば、内山で産業廃棄物の計画が進んでいるんだって?志賀も瀬戸も地下水汚染が心配されてるらしいじゃない?
・なんか、計画がずさんみたいですね。住民の反対もあるようだし、環境アセスメントもかけるようだから、間違った方向へは行かないでしょう?

失くしてしまったもの、は取り戻すのは難しい。
今あるものを大切に。未来へ引き継ぐのが我々の責任。
佐久の里山、そこで培われてきた地域保健・農村医療の経験や知識、そこに立脚する地域社会。
これを軽んじて、失うような馬鹿な真似だけは止めよう。

雨の様子を見ながら、いつもより早めの8時半に終了しました。皆さんがお帰りになったあと、車の中で書類の整理をしていたら、「バチバチバチ」っと大きな雨が落ちてきました。一瞬で目の前が見えなくなる大粒の雨です。
皆さん無事に家路につかれた後で、一安心。