”郷土(風土)に関連した人的資源や、そこに内包されている様々な「知」を発掘、交流し、学び、楽しむ場”
を目指して開催されている交流サロンに呼ばれて、お話と意見交換をしてきました。
今回が83回目というサロンは、佐久市やその近郊から「知的交流の場」を求めて集まった有志が7年間続けてきた会だそうです。

さて、いただいたお題は、「国際協力:人と人とのつながり」。
私の海外での経験や国際(交流、協力、ビジネス)の話、佐久地方における国際交流や国際協力の現状、そして、国際協力の意義。
佐久市が国際協力を市民の文化として、また、ビジネスとして雇用や経済の駆動力としていくにはどのような切り口が必要か?また、その可能性は?と、私の考えを披露させていただきました。

意見交換では:
・国際交流や協力を、地元の資源として捉えていくにはどのようなアプローチがあるか?
・外から見た目で佐久の魅力を掘り出す必要性があるのでは?
・実際にお医者さんが月に一回、看護師さんが週に一回、親を診に来てくれる佐久の訪問看護・医療。基礎的な保健や訪問指導が充実している(南佐久)。ここでなら、在宅での看取りも十分に可能。高度な医療は売るほどのものではないし、佐久特有の保健・健康に着目すべきだと思う。
・アジアを対象とするのは良いと思う。飛行機代だけでコスト高になる国よりも、経済的に行き来ができる国を選択すべき。安全保障上の問題もある。そういう観点から、ベトナムやフィリピンの人の対日感情は如何?
・公民館活動などのソフト分野を佐久の売りにして海外に出すのはどうだろう?コミュニティ開発のひとつのツールとして紹介しているようだが?

等々、実体験や、勉強してきた内容などをそれぞれの観点から発表し、議論します。

会の終了後は、地元野菜たっぷりのおもてなしでお酒を楽しみながら、さらなる意見交換。ここで、ようやく本音が少し。
「ODAって、無駄が多いよね。お金貸すだけ貸して、その国がつぶれたらどうなるの?」
「汚職とかあるんでしょう?税金を汚職に使われたらたまんないね!」
「ODAってどんな風に役に立っているの?わかりにくいよね。」
「中国にODAやってるの?」
私なりの説明をしましたが、かなりの勉強家の皆さんがこういう疑問を持っているという事実。現役の関係者の皆さんに、わかりやすい広報をお願いしたいですね。ODAはまだまだ闇の中、というのが実感です。

SICA佐久の話に戻ってSICA(Saku International Cooperation Agency)佐久国際協力事業団のポンチ絵。
インドネシアの研修員の皆さんから提案のあったもの。今回ちょっと説明したらやたらに好評でした。