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輸出入ビジネスの打ち合わせで訪れたK社。本業はソーラーパネルの開発・生産ということで、工場見学をさせていただきました。40年の実績を持つという望月の高台に建つK社は、パネルの大量生産は中国で行い、特殊なパネルを佐久市で手作りするというビジネスモデルを取っています。

首相官邸の屋上に設置されたパネル、皇居の図書館の屋上に設置されたパネルもK社の製品で佐久で作られたものだそうです。
現在開発中の、”太陽光発電と太陽熱利用給湯”を同時に行えるようにしたハイブリッドパネルの説明もうけました。

一番気になっていたのは、パネルの寿命とその後の処理の難しさです。
「わが社製の30年前のパネルは、今でも稼働しています。でもそれは経験値でしかないので、対外的には20年の寿命と説明しています。5年経過後も劣化はほとんどありません。これから、実績値を積み上げて、公表寿命も延びるでしょう。その後の処理に関してはほとんどリサイクルできますので環境被害等は心配ないと言えます。それ以上に、東南アジア諸国をはじめとする諸外国で日本製の中古パネルの需要が高まっていて、日本で使用後は輸出するケースが増えてくると思います。」

実際に手作業ではんだ付けしているパネルの制作現場を見ると、先進ハイテク機器が地元の若者の手で産み出されているという一種の感動も覚えます。望月高校の生徒さんも職場体験で参加していました。

全体に若い人が多く、清潔で良く管理された工場。

こういう企業を大切に、地元の資産として育てていく。その中で経済も回るし雇用も増える。まず、大事なのは地元にあるお宝を認識して、一緒に考え行動する。その中で真に必要な補助金やサポートを選別していくのが行政の役目だと、再認識しました。

特定企業へのソーラー設置補助金や住宅地近隣でのソーラーの乱開発で、ソーラー発電へのイメージをだいぶ悪くしてしまった佐久市ですが、きちんとした企業の製品をきちんと活用すれば、佐久市の経済の発展や雇用増にしっかりと貢献できるのではないでしょうか?