浅間山 1212














大皿一杯に盛られたあんころ餅とおろし餅。
「花里さんに食べてもらおうと思って、たくさん作っておいたからねえ!」とお炬燵にあたりながらみんなでお茶会です。皆さん自慢の自家製の漬物も何種類も。ゴーヤの粕漬、野沢菜の醤油浅漬け、蕗、山クラゲ。
・私たち、なにも素晴らしい施設とかすごく幸福な未来とかは望んでいないのよ。ただ、安心して老後を過ごせるお友達や住処、病気になっても困らない生活くらいは保障して欲しいの。
・そうなのよ。一生懸命働いて年金生活になって、税金は年金から天引きされるから優先的に払うんだけど、去年の国保税の値上げだって酷かったし、これでまた来年国保税が11%も上げられたら、生活できるか不安になっちゃうわよね。
・車がないから、巡回バスを使うんだけれど、とっても不便。この前お買い物に行くのに寒い中待ってたら風邪ひいちゃって1週間寝込んじゃったわ。タクシー乗るほど年金もらってないからねえ。もう少し生活のための足を確保してくれないかしらねえ。
・そう、巡回バス不便よねえ。
・独居の年寄がみんなで集まって住めるようなグループホームなんか計画できないかしらねえ?市内には白山団地くらいしか単身の入居が認められている公営住宅がないんじゃない?
・一人一人が別々に住んでいるより、熱効率もいいだろうし、夜なんか安心だしね。
・なんか、平尾に素敵な温泉ができるらしいじゃない?800円じゃあ、私たちはあんまりいけないかもね。交通手段もないし。
・あら、春日や布施の温泉をもっともっと大事にすればよいのに。ないものねだりで20億円も使って。
・でも、本当に無駄なハコモノばっかりだわね。温泉もそうだけれど、今度工事が始まったっていう野球場もいるのかしらねえ?22億円もかかるらしいじゃない?
・もうちょっと、広く人のためになるお金の使い方してほしいわよね。
・花里さんに期待してるわよ!

小さくちぎったおろし餅を15個くらいいただき満腹でお別れです。皆さんと握手させていただいたのですが、「あら、花里さんの手って小さいのね❕」、「本当だわ、ちょっと比べて!」と手のひらを合わせてみると同じ大きさ。実は私の手は身長184センチのわりに小さくて、バスケットボールをやっていた時もボールが片手でつかめない程。意外な場面で久しぶりに自分の手の小ささを再認識。まあ、確かに男の手っぽくない自分の手でした。