●全体:佐久にある自然と資源を大切に活用します。中山間地を含む里山地区は居住区・農林業地区として再整備が必要です。佐久の面積の62%を占める森林は木材としてバイオマスの原料として活用を促進し、農業は自給圏の確立と輸出の振興を目指し構造の転換を進めます。耕作放棄地や空き家対策を積極的に進め害鳥獣を減らします。その中で農林業を主として若い人の雇用を生み出します。

●佐久平周辺地区は「東信地区」における「経済、教育、文化、芸術、健康」の中心地・文教地区としてデザインしなおします。市民が総力を挙げて作ったビジョンに基づき、観光や産業、文化や芸術、スポーツ振興に必要不可欠な施設や組織を再整理します。景観条例も制定し、佐久を美しさを誇れる街に。佐久に新たに作られる商業施設や文化施設は地元資本を最優先し、他県の大型資本による地元商店・資本の衰退を止める。東信自給圏の確立を目指し、食料とエネルギーの地消地産をすすめ、人的資源も地元で育成できるように教育機関の誘致や拡大を行います。信州大学を始めとする研究機関との連携も強化。

佐久に住む10万人、広域の20万人、東信地域の42万人の暮らしをまず考え、地元優先を徹底する。

魅力のあるまちづくりが行われれば、必然的にそこに住みたい、そこを更に良くする可能性と能力を持った人たちが集まることになります。中央主導の人口ビジョンに踊らされて、移住政策に大きなお金をかけるよりも、自らが住む街を良くすることが、結果的に人口減少へ歯止めへの適策となるものと考えます。

 

  1. 施設の計画・活用:この8年間、佐久に溢れた多くのハコモノ。サッカー場、陸上競技場、温浴施設、ひろば、などなど。今も建設が進む、練習が主要目的の22億円の野球場もその一つ。これらハコモノは運用計画がずさんだったり、そもそもの必要性に疑問が呈されているものもあり「無駄」というレッテルが貼られています。これらは、再度民間感覚での経営方針を打ち立て利用方法の見直しや運営コストの低減等の経営改善をする必要があります。利用計画がしっかりすれば無駄なハコモノではなくなります。パラダ、見晴らしの湯、病院はセットで東南アジアからの健康ツアーの受け入れを考えたいと思います。他にも野球場の戦略的マネージメントなどやりたい方は沢山いるはずです。

  2. 佐久平駅周辺の開発:そもそも今の佐久市が持つ「ビジョン」と言うものが見当たりません。将来的にどんな街にしたいのか?長期の計画に基づいた文化施設の計画を維持管理費等を理由に潰し、その後行き当たりばったりの広場の建設や高額の維持管理費がかかる施設を続々と建設してきた政策の継続性のなさ。私は、佐久平駅周辺は其の交通の便や地政学的立地条件を踏まえ、佐久市だけではなく佐久広域さらに東信地域の中心地としての再開発を図るべきと考えます。樋橋地区の開発には賛成です。そして、その開発の中心となるべきは佐久地方に本社・営業所がある会社や商店、個人、法人を含む資本であり、市外からの大型資本の参入は歓迎しません。佐久に住む人を中心にとらえ、一方で経営的観点から、広く市外や海外に開かれたまちづくりが必要だと考えます。

  3. 既存商店街の活性化:まず、既存商店街の存続を図るには、これ以上の市外資本の大型店舗の佐久市内への進出を止めること。その上で購買層や観光客、新規ビジネス参入者など、多様な条件やニーズを分析の上、商店街の位置づけ・意義付けを再整理。特に旧商店街は近くに住む住民の生活にとけこんでおり、独居高齢者の生活支援や子育て世代によるステーション的活動をどう図るかなどで、新たな商機を得る可能性があると考えます。